特集
実技教科の内申点を上げる方法
「運動が苦手」「絵を描くのが得意ではない」など、実技に苦手意識がある中学生は少なくありません。
「実技教科の内申点をどうやって上げればよいのかわからない」という声におこたえして、各教科の内申点を上げるために重要なポイントをご紹介します。
※この特集は、2024年4月20日にオンラインで配信した、進研ゼミ『中三受験講座』の「合格戦略セミナー(5月号)」から抜粋したものです。
※「実技教科」は音楽、美術、保健体育、技術・家庭を指します。
※ここでご紹介する評価方法は一例です。実際の学習評価は、中学校・先生によって異なります。
実技が苦手でも、自分にできることをしっかりやって内申点UPをねらう!
実技が苦手でも、他に頑張れることがたくさんある!
体育の実技や、音楽の歌や合奏、美術の作品作りなどの「実技」そのものが最も大きく影響する評価観点は、3観点のうちの1つ「知識・技能」、その中の「技能」です。それ以外の「知識」や「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」といった観点は、定期テストや授業態度など、実技以外の部分で高評価をねらえます。
各教科のポイントを見ていきましょう。
【音楽】定期テストの結果と授業に積極的に参加する姿勢が大切!
どの教科でも共通するのは、定期テストでしっかり高得点を取ることが内申点アップに不可欠という点です。
そのうえで音楽で重要なのは、週に1時間程度の授業や合唱コンクールなどの練習に積極的に参加し、頑張る姿勢を見せること。合唱カードやワークシートなどの提出課題がある場合も、丁寧に書くようにしましょう。
【美術】作品をよりよくするためによく考え、工夫することが評価に影響!
美術の授業で制作する作品は、もちろん評価の対象となります。たとえ出来がよくないとしても、作品をよりよくするためには、「どこが問題」で、「どう改善すればよいか」を、自ら考えたり、先生に聞いたりして一生懸命に取り組むことが、プラスの評価につながります。
また授業で使う道具の忘れ物をしないことや、授業の準備・片づけを積極的に手伝うといった姿勢も大切にするとよいでしょう。
【保健体育】健康管理に気をつけて、まずは授業に参加することが重要!
内申点をしっかり取るためには、まずは授業を休まずに、できるだけ参加することが大切です。
また体育の授業は、ルールを守ることや、危険な行為をしないといった「安全理解」ができているかどうかが非常に大きな評価ポイントとなります。
授業で使う道具の準備や片づけ、周囲への協力姿勢は、他の教科と同様に大切です。
【技術・家庭】宿題や提出物をしっかり! 定期テスト対策は専門用語を確実に!
授業やグループワークで、複数人で機械を使って作業などをすることがあります。その際、安全に配慮して実行できているかどうかといったところが評価されます。
また定期テストでは、専門用語などが問われることが多いので、ふだんの授業から少しずつ対策しておくことが、内申点アップに効果的です。
中三向け「合格戦略セミナー」で受験情報をタイムリーにキャッチ!
5月号のテーマは「内申点」!
「合格戦略セミナー【5月号】」のフルバージョンでは、今回ご紹介した実技教科の他、主要5教科の内申点アップの方法も詳しく解説しています。倍速再生もできますので、ぜひ気軽にご覧ください。
月号 | ライブ配信日時 | テーマ |
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6月号 | 5/25(土) 20:00-20:40 | 後悔しない志望校選びのポイント |
7月号 | 6/22(土) 20:00-20:40 | 夏までにやりきる! ニガテ解消法 |
8月号 | 7/20(土) 9:30-10:10/20:00-20:40 ※2回とも同じ内容です。 |
差がつく夏休みの学習スケジュール |
9月号 | 8/24(土) 20:00-20:40 | 9月からの受験対策の進め方 |
10月号 | 9月下旬 | 「3回おいしい」模試の徹底活用法 |
11月号 | 10月下旬 | 定期テスト受験勉強の両立 |
12月号 | 11月下旬 | 過去問を活用して入試得点力UP |
1月号 | 12月下旬 | 入試直前期の優先順位の考え方 |
2月号 | 1月下旬 | 入試本番までの心構え |
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