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【東京都】2024年度都立高校 一般選抜 倍率速報(志願変更前)

東京都教育委員会は、2024年度 (令和6年度)都立高等学校入学者選抜応募状況 (学力検査入学願書受付)を発表しました。今後の日程としては、入学願書取下げは2月13日(火)、入学願書再提出は2月14日(水)となります。 (在京外国人対象 (国際高校)を除く。)
※全日制高校の情報となります。

【東京都】2024年度都立高校 一般選抜 倍率速報(志願変更前)

全日制の応募倍率は1.38倍、普通科は1.46倍と厳しい入試が続く

2024年春の卒業予定者 (中学校3年生)は416人増加していますが、募集人員は482人減少となりました。またこれに対して応募人員は221人の減少にとどまっていることから、全日制の応募倍率は前年度の1.37倍から1.38倍に、中でも普通科合計の応募倍率は2023年度の1.44倍から1.46倍に上昇しています。
私立高校の授業料実質無償化により私立高校推薦等に切り替える生徒も以前より増えてきましたが、それでも都立高校の入試は決して易しいものではないといえるでしょう。

2024年度 応募状況(全日制)

令和6年度令和5年度前年との差
卒業予定者数78,10877,692416
募集人員(全日制)30,34330,825-482
応募人員(全日制)42,01742,238-221
応募倍率(全日制)1.381.370.01
応募倍率
(全日制のうち普通科合計)
1.461.440.02

進学指導重点校は日比谷高校126人減、西高校43人減

進学指導重点校では、2倍を超える高倍率で推移していた日比谷高校が126人減、また西高校が43人の減となっています。ただし、重点校は併願の私立高校でしっかり押さえて挑戦する層も多いため、挑戦層の応募者が減少しても合格する学力層が大きく変動することはないと思われます。自校作成問題に加えて、理科・社会も含めて十分な対策が必要です。
立川高校は創造理数科を第一志望、普通科を第二志望とする受験者のうち、創造理数科で合格とならなかった生徒が普通科の選抜に加わります。そのため、現在の倍率(1.43倍)よりも高倍率 (1.6~1.7倍程度)になる可能性が高いので注意が必要です。

進学指導重点校の応募状況

高校名学科名令和6年度令和5年度
募集
人員
応募
人員
前年差応募倍率募集
人員
応募
人員
応募倍率
立川創造理数科3492-352.71351273.63
青山普通科221466202.112224462.01
戸山普通科25250281.992534941.95
日比谷普通科253465-1261.842545912.33
西普通科252431-431.712534741.87
国立普通科252406331.612533731.47
立川普通科22031411.432223131.41
八王子東普通科252330291.312533011.19

普通科では新宿高校2.56倍 (76人増)、豊島高校2.42倍 (84人増)に

今年度は新宿高校 (単位制)が2.56倍 (76人増)となりました。前年度も2.29倍と高倍率ですが、進学指導重点校をめざしていた受験生の一部が応募してきた可能性もあります。応募人員が700人以上と多いため同じくらいの学力の受験生も多く、また自校作成問題は記述など1問の配点が大きいため、1問1問ていねいに確実に解いていく必要があります。
豊島高校は前年度2.09倍でしたが、さらに84人応募者が増えて2.42倍となりました。校舎が新しくなったことも影響しているものと思われます。他にも府中高校、城東高校、日野高校、神代高校など、新しい校舎ができた (またはこれから新しい校舎ができる予定の)高校においては、受験生が集まる傾向にあります。校舎・施設等についても説明会・見学会等でチェックしておく必要があります。
都立高校の中には、前年度の応募倍率がやや低めだったことで多くの受験生が集まる高校もあります。本所高校は前年度が1.32倍とやや低めだったことで今年度は101人増加して2.09倍となりました。前年度1.36倍だった向丘高校も104人の増で2.04倍となっています。本所高校、向丘高校はいずれも定員が減っていることも高倍率の要因となっています。このほか、三田高校、井草高校の応募人員は前年度とほとんど変わりませんが、定員減によって倍率が高くなっています。
コース制は募集人員が少ないので、高倍率になりやすいのが特徴ですが、今年度は、深川高校 (外国語コース)2.02倍、小平高校 (外国語コース)1.98倍などが高倍率となりました。普通科で幅広い科目を学習しつつ、外国語などの専門的な学習も充実しているのが特色です。

全日制普通科で応募倍率1.8倍以上の高校 (単位制・コース制を含む)

高校名令和6年度令和5年度
募集
人員
応募
人員
前年差応募倍率募集
人員
応募
人員
応募倍率
新宿(単位制)284726762.562846502.29
豊島253612842.422535282.09
広尾157344-262.191553702.39
芦花(単位制)220467312.122204361.98
青山221466202.112224462.01
本所1893951012.092222941.32
向丘2204481042.042533441.36
上野252508402.022534681.85
深川(外国語)5611372.02561061.89
戸山25250281.992534941.95
小平(外国語)56111321.9856791.41
府中220435-261.982224612.08
三田204403-41.982374071.72
目黒189374-541.981914282.24
城東284557871.962534701.86
駒場252484611.922534231.67
田園調布168322-221.921703442.02
日野253483901.912863931.37
神代252476-271.892535031.99
豊多摩252477-161.892534931.95
武蔵丘253478-571.892545352.11
井草22141131.862544081.61
日比谷253465-1261.842545912.33
北園253458-61.812544641.83

総合学科では晴海総合高校2.19倍 (53人増)、学科新設の科学技術高校 (創造理数科)2.18倍に

都立高校には立川高校に2022年、科学技術高校に2024年新設となる、創造理数科が設置されています。理数系分野の幅広い素養や情報活用能力などを学ぶ学科ですが、募集人員が少ないため2校とも2倍を超える高倍率となりました。ただ、併設されている普通科 (立川高校)、科学技術科 (科学技術高校)を併願することもできるので、説明会等で学習内容をチェックしておく必要があります。
国際高校は前年度2.99倍という高倍率だったので、今年度は46人減少していますが、それでも2.52倍です。都立高校では、新国際高校 (仮称)の開設が予定されていますが (年度は未定)、それまでは高倍率が続く可能性があります。
専門学科の中には、総合芸術高校 (美術)2.21倍、赤羽北桜高校 (調理)2.04倍、園芸高校 (動物)2.08倍、農業高校(都市園芸)2.81倍など、他校にはない (あるいは同様の高校・学科が少ない)特色のある学科がたくさんあります。1つの学科あたりの募集人員が少なく高倍率となりやすいことから、併願の私立高校や志願変更先となる他の都立高校など、少しでも興味・関心が持てそうな他の選択肢も検討しておく必要があると思われます。

全日制専門学科・総合学科で応募倍率1.8倍以上の高校・学科

高校名令和6年度令和5年度
募集
人員
応募
人員
前年差応募倍率募集
人員
応募
人員
応募倍率
農業(都市園芸)2159342.8123251.09
立川(創造理数)3492-352.71351273.63
国際(国際・一般生徒対象)98247-462.52982932.99
八王子桑志(システム情報分野)2559342.3625251.00
総合芸術(美術)5612442.21561202.14
晴海総合(総合)192421532.191923681.92
科学技術(創造理数)3474742.18---
工芸(グラフィックアーツ)255472.1625471.88
園芸(動物)2552-12.0825532.12
工芸(デザイン)2552-22.0825542.16
赤羽北桜(調理)255142.0425471.88
蔵前工科(建築)1936251.8918110.61

高校・学科ごとに、募集人員、応募人員、応募倍率などが一覧で発表されています。
詳しくは、東京都教育委員会のWebサイトでご確認ください。

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進研ゼミ 高校受験総合情報センター長 浅野剛

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