東京都の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

東京都 入試データ

東京都 都立高校入試日程 (2024年度/令和6年度)

推薦選抜

出願受付日 2024年1月12日(金)〜1月18日(木)※
検査日 2024年1月26日(金)・1月27日(土)
合格発表日 2024年2月2日(金)
備考 ※2023年12月20日(水)から2024年1月18日(木)午後5時までインターネットで出願(入力)可能
書類提出期間は1/12~18
・国際高校の国際バカロレアコースは1/22・23に学校へ願書を持参。

一般選抜

出願受付日 2024年1月31日(水)〜2月6日(火)※
志願変更日 2024年2月13日(火)〜2月14日(水)
検査日 2024年2月21日(水)
追検査日 2024年3月9日(土)
合格発表日 2024年3月1日(金)
備考 ※2023年12月20日(水)から2024年2月6日(火)午後5時までインターネットで出願(入力)可能
書類提出期間は1/31~2/6
・追検査の受付日:3/6、追検査の合格発表日:3/14

東京都 都立高校 調査書(内申書) (2024年度/令和6年度)

調査書の評定(内申点)は中三の成績のみが対象になります。一般選抜(学力検査に基づく選抜)の場合、調査書の評定(内申点)の算出方法は「5教科×5段階評定」と「実技4教科×5段階評定×2倍」の合計65点満点です。芸術および体育に関する学科の調査書の評定(内申点)は、算出方法が異なり、「国・数・英の3教科×5段階評定」と「それ以外の6教科×5段階評定×2倍」の合計75点満点です。
推薦選抜では、ほとんどの高校が評定を点数化して調査書の評定(内申点)とします。「観点別学習状況の評価」(9教科の全27観点の3段階評価を点数化)を調査書の評定(内申点)とする高校もあります。

東京都一般選抜 調査書の評定(内申点)の算出方法(65点満点)
中一中二中三
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×2倍

東京都 都立高校入試 推薦選抜(推薦に基づく選抜) (2024年度/令和6年度)

推薦選抜(推薦に基づく選抜)は、一般推薦と文化・スポーツ等特別推薦、理数等特別推薦があり、中学校長の推薦が必要です。いずれも学力検査は行いません。
一般推薦は、推薦書、調査書(内申書)、個人面接(全員。高校により集団討論を含む)と、高校によって行われる検査(小論文または作文・実技検査・その他の検査から1つ以上)をすべて点数化し、総合成績により合否を判定します。調査書の評定(内申点)や面接、作文などの満点は、高校・学科・コースによって異なり、事前に発表されます。出願時に提出する「自己PRカード」は、各高校の「本校の期待する生徒の姿」などを参考にし、各高校の特色を理解して志願者本人が記入します。自己PRカードは点数化しませんが、面接の資料などとして活用されます。
文化・スポーツ等特別推薦では、実施する高校ごとに推薦基準があり、同じ高校・学科に限り一般推薦との併願が可能です。

※2022年度(令和4年度)入試から理数等特別推薦が新たに追加されました。中学校長の推薦が必要で、他の推薦選抜には出願はできません。科学分野等の研究に関するレポートについて口頭試問と個人面接、小論文の検査が行われます。
※東京都はこれまで男女別定員制による選抜を行ってきましたが、一般推薦では2024年度(令和6年度)入試から男女合同選抜に移行します。文化・スポーツ等特別推薦を実施する高校のうち、各高校が定める一部の種目等においては男女別に募集人員を定め、選抜を行います。
※コロナ禍で中止していた集団討論は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことを踏まえ、2024年度(令和6年度)入試から各高校の判断で実施します。

東京都 都立高校入試 一般選抜(学力検査に基づく選抜) (2024年度/令和6年度)

一般選抜(第一次募集・分割前期募集)は、ほとんどの高校で募集定員の70%以上が決まります。おもに5教科の学力検査(芸術および体育に関する学科は国・数・英の3教科)の得点と調査書の評定(内申点)と、高校によっては面接や作文または小論文、実技検査なども実施し、それらも点数化して換算されます。さらに2023年度(令和5年度)入試より東京都中学校英語スピーキングテストの点数(20点満点)を加えた、合計1020点満点が総合得点になります。学力検査点と調査書の評定(内申点)は計1000点満点(総合得点)に換算し、学力検査点:調査書の評定(内申点)の比率は全日制高校では原則として7:3(芸術および体育に関する学科は6:4)と、学力検査点を重視します。学力検査の一部の教科に比重をかける傾斜配点を実施する高校・学科・コースもあります。一部の高校では、国語、数学、英語の学力検査問題をそれぞれの高校(自校)が作成し出題します。2024年度(令和6年度)は10校が国語、数学、英語の3教科で、1校が英語で自校作成問題を実施します。
※東京都はこれまで男女別定員制による選抜を行ってきましたが、2024年度(令和6年度)入試から男女合同選抜に移行します。

2024年度(令和6年度) 自校作成問題実施校
高校名
進学指導重点校日比谷高校、戸山高校、青山高校、西高校、八王子東高校、立川高校、国立高校
進学重視型単位制高校新宿高校、墨田川高校、国分寺高校

※国語、数学、英語を自校作成問題で実施。理科、社会は共通問題です。
※国際高校は英語(リスニングを含む)を自校作成問題で実施します。

東京都 都立高校入試 出題傾向分析と対策 (2023年度/令和5年度)

英語
傾向1
長文読解が大問4問中3問も出る!
対策
小問の数が多く、長さも約730語の長文が出ますから、スピードを意識して解くことがとても大事です。東京都の長文読解は、出題形式が毎年ほぼ同じです。入試本番で速く、正確に解くテクニックを身につけていきましょう。
傾向2
メールの返事を3文書く英作文が出る!
対策
東京都では例年「メールなどの返事を書く問題」が出題され、配点も12点と高くなっています。英文を書くコツは、自分の知っている文法や単語を使うことです。文の構成や理由の書き方をおさえて、しっかり対策をしていきましょう。
数学
傾向1
大問1で、基本的な内容を問う問題が全体の約5割分※出る!
対策
ここでとりこぼさず得点できれば、平均点がねらえます。数と式・関数・図形・データの活用の4分野すべての基本的な知識を、きちんと身につけておくことが大切です。問題演習を通して、教科書レベルの問題は確実に得点できるよう、繰り返し練習していきましょう。
傾向2
大問4で記述式の「図形の証明問題」 が出る!
対策
注意したいのは大問4の「図形の証明問題」です。問題文からわかることを図にかく→見通しを立てるという流れを練習しておきましょう。記述の練習をして入試本番で得点できるようにしましょう。

※約5割分とは、配点に占める割合です。

国語
傾向1
3000字以上の説明的文章が出る!
対策
作文も含め20分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容や理由を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
2つ以上の文章を読んで答える「融合文の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「複数の文種からなる問題」対策でコツをおさえて解けるようになりましょう。
理科
傾向1
大問1・2で、各分野の基本的な知識で解ける小問集合が4割※も出る!
対策
問題文が長いのが特徴です。難しく見えますが、基礎知識で解ける小問集合をおさえるだけで例年の平均点の半分以上を取ることができます。基礎をおさえながら過去問演習で入試の形式に慣れましょう。
傾向2
「中和とイオン・電池」 が出やすい!
対策
特に、「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の実験」や「電池とイオン」の問題が出やすいです。 中和のしくみと反応後にできるもの、電池になる条件とそのしくみをおさえましょう。

※4割とは、配点に占める割合です。

社会
傾向1
統計資料や地図など複数の資料を読みとる問題が5割以上※出る!
対策
東京都は50点分以上が複数の資料を読みとる問題です。全体的に多くの資料を読みとる必要があるため、スピードが求められます。読みとりのコツを身につけて、速く解けるようにしていきましょう。
傾向2
歴史の並べ替え問題など、時期や順番を問う問題が出る!
対策
東京都では歴史の時期や順番を問う問題が例年出題されます。できごとをばらばらに覚えるのではなく、つながりをとらえることが重要です。できごとのつながりを大きな流れでおさえていきましょう。

※5割以上とは、配点に占める割合です。

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