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【高校選び】国際系・外国語系学科の特徴と魅力
グローバル化が加速するなか、国際教育に力を入れている高校・学科の人気が高まっています。「国際」「英語」「外国語」などの名がつく高校・学科では、何をめざしてどのような取り組みが行われているのでしょうか。その特徴や魅力をご紹介します。
国際教育に力を入れている高校・学科の特徴は?
国際・外国語教育に力を入れている高校・学科では、英語を重点的に学ぶだけでなく、国際的に活躍する人材の育成をめざして、社会的な課題に対する教養やコミュニケーション能力、問題解決能力などを身につけるためのさまざまな取り組みをしています。国際交流や討論会、海外研修などの体験を通して刺激を受け、成長することができます。
文部科学省「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」は2020年に事業終了となりましたが、指定校だった多くの高校が今も国際的な素養を高める取り組みを継続しています。さらに2019年度から開始した「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の拠点校や連携校では、グローバルな社会課題研究のテーマを設定して「全国高校生フォーラム」などを開催しています。
国際教育に力を入れている高校・学科では、どんなことが学べる?
国際感覚を養い、国際的に活躍する人材を育てるためのさまざまな取り組みの例をご紹介します。
英語を母語とする先生による少人数授業で、プレゼン力を鍛える!
英語を母語とする先生の授業、ゼミ形式の少人数ディスカッションやプレゼンテーションの練習、ALLイングリッシュの合宿など、英語力と国際感覚を高める取り組みが充実しています。
学年全員で海外研修に行くなど、海外での研修や留学の機会が充実!
長期休みに国際学科の1年生全員で海外研修に行き、ホームステイしながら生きた英語を身につける高校もあり、海外研修や留学のサポートがしっかりしていて、情報も豊富です。
国際交流会や親睦会など、さまざまな国の人と交流して異文化理解!
地域の国際系・外国語系の高校と連携して、各校の留学生たちと一緒にサマー合宿を行ったり、バーベキューパーティーをしたりなど、異文化理解を深めるイベントが数多く開催されます。
スピーチコンテストや資格試験など、語学スキルを着実に高めていける!
英語スピーチ、英作文、英語ディベートなどのコンテストに参加したり、資格試験に挑戦したりするなど、語学力を着実にUPさせる機会が充実しています。
国際教育に力を入れている高校・学科の卒業生の進路は?
多くの生徒は国際感覚や語学力を深めることを目的に、大学の外国語学部、国際系学部に進学します。社会、教育系の学部など幅広い分野の学部を選び、語学力を生かして、それぞれの分野でさらに研究や活動の場を広げていく生徒もいます。最近は、海外の大学に進学する人も増えています。
実際に通っている先輩のナマの声をご紹介!
実際に国際系・外国語系の高校・学科に通っている先輩たちが書いてくれた「高校大自慢」をご紹介します。国際系・外国語系高校・学科ならではの魅力をチェックしましょう。
とにかく英語の授業が充実しています。第二外国語ももちろんネイティブの先生から教わることが出来ます。クラスメイトも色んな言語を話せる人がいて、世界が広がります。駅から遠く正直通学は大変。課題も沢山出ますが、ここでしか体験できない授業があります!
国際系・外国語系の学科がある高校を検索してみよう!
<高校入試情報サイト>では、国際系・外国語系の学科がある高校情報と先輩体験談を検索することができます。興味のある高校の先輩体験談を読んで、志望校選びにご活用ください。
名前の通り国際色豊かな国際高校は、海外にルーツを持つ生徒が沢山いて、自分とは違う考え方に日々感化されます。個性を大事にし、自由にやりたいことに挑戦できる雰囲気がとっても素敵です。国際高校には部活も勉強も熱心な生徒が多いので、自分も一生懸命になれます。