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【奈良県】公立高校入試での内申点の計算の仕方
高校入試における内申点とはどのようなものなのでしょうか。調査書(内申書)と内申点は、高校入試の合否に大きく影響します。ここでは奈良県の内申点の計算方法や、高校入試で内申点がどのように扱われるかについて解説します。
※ここでは調査書などを、「内申書」と表現しています。
各教科の学習の記録が内申点のもとになる
受験生一人ひとりの中学校の成績や学校生活をまとめたものが、調査書(内申書)です。中学校の先生が作成して、志願する高校に提出します。この調査書(内申書)の、おもに各教科の学習の記録の欄に記載される成績(評定)を点数化したものが「内申点」になります。
学力検査が実施される「英語、数学、国語、理科、社会」の5教科だけでなく、「音楽、美術、保健体育、技術・家庭」の実技4教科も内申点の対象となり、高校入試の合否判定の資料になります。
奈良県では中一から3年間の成績が影響する
中一・中二は学習状況の評価に用いる観点のひとつ「主体的に学習に取り組む態度」の9教科3段階評価、中三は9教科5段階評定を2倍します。調査書(内申書)の「各教科の学習成績」の取扱いはパターン①~④に分かれています。パターン①は標準的な調査書の学習成績の取扱い(合計144点満点)、パターン②は中三の点数をさらに2倍(合計234点満点)、パターン③は中一・中二の点数を2倍(合計198点満点)、パターン④は中一・中二の点数は調査書成績に加えず中三の点数をさらに2倍(合計180点満点)となっています。教育委員会のWebサイトにおいて各高校の取扱いパターンを公表しているので確認してください。
高校・学科(コース)によっては高校が重視する教科に加重配点を行う場合があります。募集人員の一部について、調査書に記載された「学習活動の記録」、「特別活動の記録」、「行動の記録」および「スポーツ・文化活動等の記録」を点数化する「調査書の特別な取扱い」を実施する高校・学科(コース)もあります。
| 中一 | 中二 | 中三 | |
|---|---|---|---|
| パターン① | 学習状況の評価に用いる「主体的に学習に取り組む態度」の観点を3段階評価×9教科=27点満点 | 学習状況の評価に用いる「主体的に学習に取り組む態度」の観点を3段階評価×9教科=27点満点 | 5段階評定×9教科×2倍=90点満点 |
| パターン② | 27点満点 | 27点満点 | 90×2倍=180点満点 |
| パターン③ | 27×2倍=54点満点 | 27×2倍=54点満点 | 90点満点 |
| パターン④ | - | - | 90×2倍=180点満点 |
内申点を上げるにはどうすればいいか
内申点の評価には、定期テストの点数だけではなく、授業中の取り組みや提出物なども影響します。
定期テスト(中間テスト、期末テスト)の点数
定期テストで高得点を取ることは、もちろん大切です。1点でも多く取ることが、内申点アップにつながります。テスト前にしっかりテスト勉強の時間を確保し、遅くとも2週間前から勉強するなど計画的に進めるようにしましょう。
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課題の提出
各教科の宿題やレポート、作品などの課題は丁寧に仕上げ、提出期限までに出すようにしましょう。
授業態度・学習態度
先生の話をしっかり聞いて、積極的に授業に取り組んでいるかなど、授業態度も大切です。実技教科は、上手下手よりも、まじめに一生懸命取り組む姿が評価されます。
その他
定期テスト以外にも評価の対象となりえる学習活動は、
・ノート提出
・ワーク提出
・レポート提出
・作品の提出
・定期テストのやり直し
・実技のテスト(歌唱、運動など)
・授業中に使ったプリント
・授業中の小テスト
・発表・発言
・調べ学習
・グループ学習・発表
・自己評価(ふりかえり)カード
などです。
先生方は学習活動のすべてをご覧になっています。すべての教科において、テストだけではなくふだんの授業から、しっかりと対策していくことが重要です。



