勉強法

受験ノートの作り方

ノートは中学生のふだんの勉強に欠かせない文具の代表だよね?
できる友達はいったいどんなノートを作っているのかな?
合格した先輩はどんな勉強法を取り入れていたのかな? 自分にできることってあるかな?
なかなか人のノートを見る機会はないからこそ、今回は、受験生にぜひ使ってほしいノートの作り方を伝えるよ!

受験ノートの作り方

受験ノートを作るメリット!

なぜ、ふだんの学校のノートとは別に受験ノートが必要なのか?
それは学校の授業の進度と受験で対策したい内容は別だから!
学校のノートとは別に管理することで、今は「受験ノート」を使う受験勉強の時間!
と気持ちを切り替えることもできるよ。受験勉強のためのノート術、さっそく見ていこう。

2つのノートで受験対策!

今回、みんなには2つのノートを作る方法を紹介するね。
志望校合格のための成績アップの助けになる「問題用ノート」「まとめ用ノート」の2種類だよ。
みんなの学力アップに役立つ方法だよ。

受験ノートの具体的な活用方法をシーンごとに解説!

具体的にはどんなふうに受験ノートを使うのか?
それぞれのノートについて具体的に書き方を解説するよ。

「問題用ノート」

「問題用ノート」とは、書いて覚えていくためのノート。
英単語や漢字を暗記するために何回も練習したり、問題集を解いたりするために使うもので、一度書いたら見直さないもの、と考えよう。
問題集ごとにノートを分けなくてもいいよ。とにかく書きなぐるノートとして使おう。
自分さえ、答え合わせのときに迷わなければいいから、きれいに書く必要はないよ!
手元にあまっているノートがなかったら、チラシの裏やプリントの裏を使ってもいいよ。

「まとめ用ノート」

「まとめ用ノート」とは、苦手な問題やどうしても覚えられないものをまとめていくもの。
「問題用ノート」を使って、分からなかった問題や間違えてしまったもののポイントを整理したり、関連事項を書いたりしよう。
これは何度も見直す用だから、きれいに整理することが大事だよ。
ただ、整理することに丁寧になりすぎて時間をとられないように注意しよう。
整理することより「何度も見直す」ことに時間を使おうね。
「まとめ用ノート」はルーズリーフを使うのが便利だよ。
項目を整理してまとめることができるし、見直して確認できたものは後ろの方に、順番を入れ替えることができるからね。
自分の理解のレベルに合わせて順番を入れ替えて自分専用にしていこう。

【教科別】「問題用ノート」「まとめ用ノート」の作り方

それでは、教科別に「問題用ノート」「まとめ用ノート」の作り方・使い方を見ていこう。
5教科×2種類で10冊のノートを用意しよう!
それぞれの教科の特徴に合わせて、少しずつアレンジをしていくよ。

英語

「問題用ノート」には英単語・熟語をとにかく練習していくのがいいね。
そして、文法問題や英作文問題、長文読解問題を解いていて間違えたところは、「まとめ用ノート」に自分の弱点を整理して書いておこう。
間違えた問題の解説を読んで、「現在完了の使い方」がわかっていなかったから間違えたんだな...と思ったら、「まとめ用」に現在完了の大事なポイントをまとめる、のようにね!

数学

数学の「問題用ノート」は計算問題・図形の証明問題などをどんどん解いていくよ。
そして、大事なのは、途中式や図を必ずかくこと。間違えていたときに、何が原因かを探るよね。
そのとき「(1) 2x」と答えだけを書いてあるノートと「(1) □+3x=5x □=2x」と途中式が書いてあるノート、どっちが間違いを探しやすいかな?
これは簡単な例だけれど、もっと複雑な計算問題や図形の証明問題などは特に途中式や図が大事だよ。
間違えた問題をマークして、確実に解き直しをしよう!
そして、公式や忘れていた解き方などを整理したいときに「まとめ用ノート」を使おうね。

国語

国語は英語と同じような使い方にしてみよう。
「問題用ノート」に解いた過程や、覚えていくために漢字を何回も書こう。
そして、間違えた問題は「まとめ用ノート」に整理するよ。
「まとめ用ノート」は【間違えた漢字一覧】【文法の整理】【古文の表現】のように項目を分けていくと見直しやすいよ!
それぞれの内容が増えていっても、ルーズリーフの用紙を足していけば大丈夫だよ。

理科

理科は「問題用ノート」で問題を解いていって、間違えたもの・わからなかったことを「まとめ用ノート」に書くようにしよう。
もし、用語を間違えてしまった場合は、その語単体ではなくて、問題や文章と一緒に「まとめ用ノート」に書こう。
(例)NG→「原子」
OK→「物質を構成する最小の粒は『原子』」
そのときに、対象の語(上の例だと「原子」)を赤ペンで書くようにすると、あとで見直すときに頭に入りやすくなるよ。

社会

社会も基本的には理科と同じようにノートを使うのがおすすめだよ。
「問題用ノート」で問題を解いていって、間違えたもの・わからなかったことを「まとめ用ノート」に書くようにしよう。
同じように用語を間違えた場合は、文章で書こう。
「奈良時代、3年間九州の警備にあたった兵士は『防人』」のようにね。
用語だけではなく文章で書くことで、記憶に残りやすくなるよ。
地理の内容では、地図やイラストなどもあるといいけれど、全部かくのは大変だから教科書のコピーを使うのもいいね!

「受験ノート」を作る際の注意点

学校のノートを作るときにも共通していえることだけど、ノート作りをゴールや目的にしてはだめだよ。
色にこだわりすぎたり、きれいに書くためことに時間を使いすぎたりしないようにしよう。
ノート作りはあくまでも手段のひとつ。自分が自信をもって問題を解けるようにするための補助として使おう。
受験ノートは誰かに見せるものではなく、自分専用のものだから、自分がわかるようになっていればOKだよ。

「まとめ用ノート」を応用しよう!

今までの内容を読んでいて、「これ、学校の勉強でもやったほうがいいんじゃない?」と思ったキミ、大正解!
学校のノートにも応用することができるポイントがたくさんあったよね。
特に、「まとめ用ノート」のまとめ方は、中1でも中2でも定期テスト対策としても使える。
予習用よりは復習用として使うのが効果的だよ。
間違えた問題の分析をして、それを自分に必要なものだけ「まとめ用ノート」にする。効率的なテスト勉強といえるね。

さいごに

大切なことをもう1回。ノート作りはあくまでも手段。
ノートができたから受験に合格するわけではない。ノートをうまく使える自分になることが重要なんだ。
その意識をもってこのノートを使っていこう。
受験前に自分専用の受験ノートを見返して、自分の努力の軌跡を感じたら、きっと自信をもって試験当日を迎えられるよ!
自分専用の受験ノート、作ってみない?

この記事を書いた人
進研ゼミ『中学講座』
中学生 学習指導担当
中学生 学習指導担当
これまで多くの中学生の学習相談・進路指導に携わり、「やる気が続かない」「何から始めればいいかわからない」といった悩みを解決。学習データと指導経験をもとに、無理なく続く勉強法・モチベーションの保ち方を提案。本記事では、実際に効果が確認されている方法を厳選して紹介。

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