特集
2024年度:「WWLコンソーシアム構築支援事業」の拠点校などが決定!
文部科学省では、将来イノベーティブな人材を育成するために、2019年度から「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」を開始し、2024年度の拠点校として3校を決定しました。
WWLとは?
2019年度より始まった文部科学省による高校生のための事業で、 Society5.0時代に向けて、イノベーティブなグローバル人材を育成するための事業です。
高校等と国内外の大学、企業や国際機関等が協働して、先進的カリキュラムの研究開発・実践、テーマと関連した高校生国際会議の開催等、高校生に高度な学びを提供する体制整備が進められています。
WWLでは、文系・理系を問わず各教科等をバランスよく学ぶ教育課程が編成され、拠点校を中心にグローバルな取り組みが行われています。
2024年度指定の WWL拠点校は公立3校
2024年度 WWL拠点校
指定期間:原則3年間(2024年度~2026年度)
都道府県 | 設置区分 | 事業拠点校 | 体験談 |
---|---|---|---|
茨城県 | 公立 | 勝田中等教育学校 | |
奈良県 | 公立 | 国際高校 | ● |
宮崎県 | 公立 | 宮崎大宮高校 | ● |
2023年度 WWL拠点校
指定期間:原則3年間(2023年度~2025年度)
都道府県 | 設置区分 | 事業拠点校 | 体験談 |
---|---|---|---|
宮城県 | 私立 | 仙台城南高校 | ● |
福島県 | 公立 | ふたば未来学園高校 | ● |
山梨県 | 公立 | 甲府第一高校 | ● |
2022年度 WWL拠点校
指定期間:原則3年間(2022年度~2024年度)
都道府県 | 設置区分 | 事業拠点校 | 体験談 |
---|---|---|---|
愛知県 | 私立 | 名古屋国際高校 | ● |
滋賀県 | 公立 | 彦根東高校 | ● |
WWLコンソーシアム取り組み例
拠点校が中心となり、さまざまな取り組みが行われています。
2023年度の「全国高校生フォーラム」は、2023年12月に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました。高校生がグローバルな社会課題の解決策や提案を英語で話し合う、国内最大級のイベントとなり、今回は4年ぶりに対面での開催となりました。WWL事業やSGHネットワークに参加する国内外の109校の生徒や関係者約450名が参加し、ポスターセッション(英語でのプレゼンテーション)や生徒交流会(ディスカッション)などが行われました。
2023年度全国高校生フォーラムのダイジェスト動画や、参加校が提出した、ポスターデータが公開されています。
「事業共同実施校」「事業連携校」も拠点校ごとに指定
「拠点校」を中心に他の高校、国内外の大学、企業や国際機関と協働して研究開発・実践の体制を整備する事業内容のため、拠点校とともに「共同実施校」「連携校」も指定されます。
詳しくは、ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業のWebサイトでご確認ください。