特集
2023年度:「WWLコンソーシアム構築支援事業」の拠点校などが決定!
文部科学省では、将来イノベーティブな人材を育成するために、2019年度から「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」を開始し、2023年度の拠点校として3校を決定しました。

WWLとは?
2019年度より始まった文部科学省による高校生のための事業で、 Society5.0時代に向けて、イノベーティブなグローバル人材を育成するための事業です。
高校等と国内外の大学、企業や国際機関等が協働して、先進的カリキュラムの研究開発・実践、テーマと関連した高校生国際会議の開催等、高校生に高度な学びを提供する体制整備が進められています。
おもに英語に特化したSGH(スーパーグローバルハイスクール)事業もありますが、WWLでは、文系・理系を問わず各教科等をバランスよく学ぶ教育課程が編成され、拠点校を中心にグローバルな取り組みが行われています。

2023年度指定の WWL拠点校は、公立2校、私立1校の3校
2023年度 WWL拠点校
指定期間:3年間(2023年度~2025年度)
都道府県 | 設置区分 | 事業拠点校 | 体験談 |
---|---|---|---|
宮城県 | 私立 | 仙台城南高校 | ● |
福島県 | 公立 | ふたば未来学園高校 | ● |
山梨県 | 公立 | 甲府第一高校 | ● |
2022年度 WWL拠点校
指定期間:3年間(2022年度~2024年度)
都道府県 | 設置区分 | 事業拠点校 | 体験談 |
---|---|---|---|
愛知県 | 私立 | 名古屋国際高校 | ● |
滋賀県 | 公立 | 彦根東高校 | ● |
2021年度 WWL拠点校
指定期間:3年間(2021年度~2023年度)
都道府県 | 設置区分 | 事業拠点校 | 体験談 |
---|---|---|---|
北海道 | 私立 | 北海学園札幌高校 | ● |
新潟県 | 公立 | 三条高校 | ● |
愛知県 | 公立 | 千種高校 | ● |
愛知県 | 国立 | 名古屋大学教育学部附属高校 | ● |
京都府 | 私立 | 京都先端科学大学附属高校 | ● |
奈良県 | 公立 | 国際高校 | ● |
WWLコンソーシアム取り組み例

コロナ禍においてもオンラインを利用するなどして、拠点校が中心となり、継続した取り組みが行われています。
2022年度の「全国高校生フォーラム」は、2022年12月にオンラインで開催されました。今回が6回目の開催となり、高校生がグローバルな社会課題の解決策や提案を英語で話し合う、国内最大級のイベントとなります。WWL事業やSGHネットワークに参加する国内外の122校の生徒や関係者約500名が参加し、10の分科会に分かれ、プレゼンテーションや生徒交流会(ディスカッション)などが行われました。
2022年度全国高校生フォーラムのダイジェスト動画や、参加高校生が事前に作成して提出した、英語での資料と映像によるプレゼンテーション動画が公開されています。
「事業共同実施校」「事業連携校」も拠点校ごとに指定
「拠点校」を中心に他の高校、国内外の大学、企業や国際機関と協働して研究開発・実践の体制を整備する事業内容のため、拠点校とともに「共同実施校」「連携校」も指定されます。
詳しくは、ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業のWebサイトでご確認ください。