埼玉県の高校入試情報
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埼玉県 入試データ

埼玉県 公立高校入試日程 (2024年度/令和6年度)

入学者選抜

出願受付日 郵送:2024年2月7日(水)
窓口:2024年2月8日(木)、2月9日(金)
志願変更日 2024年2月14日(水)〜2月15日(木)
検査日 2024年2月21日(水)・2月22日(木)※
追検査日 2024年3月4日(月)
合格発表日 2024年3月1日(金)
備考 ※2/21は学力検査、2/22は実技検査(芸術系学科等)・面接(一部の高校)を実施
・追検査入学許可候補者発表:3/6

埼玉県 公立高校 調査書(内申書) (2024年度/令和6年度)

調査書(内申書)の「各教科の学習の記録」欄には中学3年間の成績すべてが記入され、各学年とも9教科×5段階評定で45点満点となります。調査書の得点(内申点)の学年間の比率は、高校・学科・コース等ごとに定め、中一:中二:中三の比率は「1:1:2」、「1:1:3」、「1:2:3」など、多くの高校が中三の比重を高くしています。
調査書(内申書)の「特別活動等の記録(学級活動・生徒会活動・学校行事など)」欄や、「その他(英語検定などの取得資格や特技など)」の欄、「出欠の記録」欄なども点数化し、これらの評価項目や評価基準(配点)も高校・学科・コース等によって異なります。

埼玉県「一般募集」調査書の得点(内申点)の内訳(例)
中一中二中三
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定
×2倍
=90点満点

※調査書の得点(内申点)の学年比は高校・学科・コース等によって異なり、上記は「1:1:2」の場合。

埼玉県 公立高校入試 入学者選抜 (2024年度/令和6年度)

公立高校の入学者選抜は1回で、すべての合格者を決定します。全員が5教科の学力検査を受け、高校・学科・コース等によって面接や実技検査を実施します。おもに学力検査の得点と調査書(内申書)の得点の合計で合否が決まり、面接や実技検査を実施する高校・学科・コース等では、その得点も加えた合計得点が高い人から合格となります。
選考は、高校・学科・コース等によって2段階または3段階に分けて行われます。第1次選抜では、募集人員の60~80%を、第2次選抜では募集人員を満たすために必要な人数の60~100%を、さらに残りの人数を第3次選抜で決めます。
各選抜資料の配点は高校・学科・コース等や選抜段階ごとに異なります。 例年、調査書(内申書)の得点よりも学力検査の得点を重視する高校のほうが多く、2024年度(令和6年度)は普通科の第1次選抜で約8割の高校が学力検査の得点の比率を高く設定しています。

埼玉県 公立高校入試 学力検査 (2024年度/令和6年度)

学力検査問題の配点は原則500点満点ですが、傾斜配点を実施する高校・学科・コースもあります。また、数学と英語において、取り組みやすい問題の比率が多い学力検査問題と一部に応用的な内容を含む「学校選択問題」があり、各高校がいずれかを選択します。2024年度(令和6年度)入試では22校が「学校選択問題」を実施します。

2024年度(令和6年度) 数学・英語で「学校選択問題」を実施する高校
浦和(県立)高校、浦和第一女子高校、浦和西高校、大宮高校、春日部高校、川口北高校、川越(県立)高校、川越女子高校、川越南高校、熊谷高校、熊谷女子高校、熊谷西高校、越ケ谷高校、越谷北高校、所沢高校、所沢北高校、不動岡高校、和光国際高校、蕨高校、浦和(市立)高校、大宮北高校、川口(市立)高校

埼玉県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2023年度/令和5年度)

英語
傾向1
長文読解の出題割合が高い!
対策
学力検査問題では5問中3問、学校選択問題では4問中2問と多くなっています。また、約210 ~780語と語数の多い長文も出題されますので、スピードを意識して解く必要があります。出題の可能性が高い問題形式の解き方を少しずつ対策して、本番で得点できる力をつけていきましょう。
傾向2
対話が成り立つように3語以上で書く英作文が出る!
対策
学力検査問題、学校選択問題ともに、「対話が成り立つように書く英作文」が出ており、次も出る可能性が高いです。英文の構成の仕方を身につけて対策しましょう。
数学
傾向1
大問1で 「計算問題」 などの基本的な問題が出題される!
対策
学力検査問題では、計算問題を含め、基本的な問題が出ています。一方、学校選択問題では,難度の高い問題も出題されています。どちらの問題であっても、計算問題をはじめとして、全分野の基本問題を対策し、得点源にしましょう。
傾向2
「図形の証明問題」 などの記述式の問題が出る!
対策
埼玉県では学力検査問題と学校選択問題の両方で、証明や解き方などをすべて記述させる問題も出ています。特に「図形の証明問題」は、書き方にコツがありますから、いろいろな図形の証明問題に取り組んで対策しましょう。
国語
傾向1
約3500字の小説が出る!
対策
10分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「心情をとらえる問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
195字程度の「表やグラフを読み取って書く作文」が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「中和とイオン・電池」 が出やすい!
対策
特に、「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の実験」や「電池とイオン」の問題が出やすいです。 中和のしくみと反応後にできるもの、電池になる条件とそのしくみをおさえましょう。
傾向2
「遺伝・細胞分裂」 が出やすい!
対策
特に、「メンデルの遺伝の法則」や「植物の根の成長を調べる実験」の問題が出やすいです。遺伝の規則性、実験操作の理由や根の成長のしくみ、細胞分裂の順序をおさえましょう。
社会
傾向1
文書資料やグラフなど、複数の資料を読みとり、文章で記述する問題が出る!
対策
複数の資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、明治時代以降の並べ替え問題が出る!
対策
明治時代以降はできごとが多く、順序がわかりにくいものです。ばらばらに覚えるのではなく、できごとのつながりをとらえることが重要です。できごとを整理し、関連づけておさえていきましょう。

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