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先輩に聞いた!合格チャンスが増える。気になる「推薦型入試」とは?

高校入試と聞くと、一般入試をイメージする人が多いかもしれません。でも実際には、推薦(すいせん)型の入試である特色選抜(せんばつ)や前期選抜・前期入試によって入学する人も少なくないのです。今回は、「推薦型入試」の基本知識と、このような方式の入試に成功した先輩たちからの合格アドバイスをお届けします。一般入試を考えている人も、合格の可能性を高める「推薦型入試」について知っておきましょう!

先輩に聞いた!合格チャンスが増える。気になる「推薦型入試」とは?

そもそも「推薦型入試」ってどんな入試?

「推薦型入試」とは、一般的には、中学の学校長の推薦によって出願できる入試を指します。都道府県によって、「推薦選抜」など名前は違います。合否がおもに内申書と面接で決定されるのが大きな特徴です! また、この数年は、学校長の推薦がいらない「自己推薦型入試」ができる自治体が増えています。
「推薦型入試」にはいくつか種類があります。代表的なものが「特色選抜」と「前期選抜・前期入試」です。

特色選抜

各高校の特色に応じて、受験生のさまざまな個性や能力を評価する選抜方法。受験者の個性や能力を判断するため、特色選抜では内申書のほかに面接や作文、実技検査などをもとに合否判定が行われることが多いようです。茨城県や奈良県などの公立高校入試で実施されており、愛知県では令和5年度の公立高校入試から導入が予定されています。

前期選抜・前期入試

学力検査がなく、内申書や面接で選抜が行われることが多い入試。選抜方法は都道府県によって異なります。中学校長の推薦を必要としない地域もあります。

「推薦入試」について、先輩たちに聞いてみた!

では、これらの入試にチャレンジした先輩たちは、どの時期に・何をきっかけに「推薦入試」を考え始めたのでしょうか? 先輩たちに聞いてみました!

中3になる前から「推薦入試」を意識していた人が多数! 気になっている高校がある中1・2の人は、志望校に一般入試以外の制度がないかどうか調べてみましょう。

1位は「内申点がよかったから」ですが、「合格チャンスを増やしたかったから」や「絶対行きたい高校があったから」という意見も多数。また、少数ですが「面接に強いタイプだったから」と答えた人もいました。

「推薦合格」のコツを先輩たちがアドバイス!

「推薦型入試」では、志望理由書や自己推薦書、面接などで「その高校に入学したい!」という熱い思いをアピールしたり、自分の長所をPRしたりすることが大切。合格を決めた先輩たちに、自己PRで工夫した点をはじめ、合格に向けてがんばったことを教えてもらいました!

自己PRというよりは、自分と志望校との相性をよく考えたうえで「なぜ入学したいのか」をしっかりアピールしました。そのためにも、入りたい高校の特色をWebや学校案内などでしっかりつかむことが大切!
(あちゃも先輩)

推薦入学者選抜の本番で作文が課されるので、本番までに7回作文を書きました。とにかく練習あるのみ!
(M先輩)

生徒会の副会長として活動していたので、そこでがんばった経験や学んだことを前面に出して、志望理由書を書きました。みんな何かしら自分ならではの活動をしているはずなので、しっかりアピールするといいですよ!
(栗活桃活先輩)

私は前記選抜で受験しました。面接では志望理由書をもとにした質問が多いので、自分で書いた志望理由書を読みこんで本番に備えました。
(さりい先輩)

「推薦型入試」を前向きに考えてみよう!

「推薦型入試」を受験するには、書類をそろえたり面接の練習をしたりとさまざまな準備が必要です。それでも、志望校にアタックできる機会が1回増えるので、合格チャンスも増えることに。行きたい高校がある人は、ぜひ前向きに考えてみてください!

推薦入試について調べよう!

「入試情報・入試データ」

※調べかた:右上の北海道をキミの都道府県に変える→日程の「推薦入学者選抜」、下の説明の「〇〇県 公立高校入試 推薦入学者選抜」を見る。

先輩の受験成功のアドバイスをチェック!

「時期別 先輩たちの成功・失敗談」

この記事を書いた人

高校入試情報担当

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進研ゼミ『中学講座』

高校入試に関する情報をわかりやすく解説します。志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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