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【埼玉県】2027年度から変わる公立高校入試制度の変更点と対策

埼玉県の公立高校入試制度が変更されます。2024年度中学1年生の皆さんが受験する2027年度(令和9年度)公立高校入試から対象になります。調査書には各教科の学習の記録(内申点)のみの記載が基本となり、全員に面接が実施されます。主な変更点を中心に新しい入試制度について解説します。

【埼玉県】2027年度から変わる公立高校入試制度の変更点と対策

調査書の記載は、基本9教科5段階の評定(内申点)のみに

現在得点化されている特別活動の記録や総合的な学習の時間の記録、出欠の記録、その他の項目等への記載がなくなり、2027年度入学者選抜からは基本各教科の学習の記録(9教科5段階の評定)のみの記載になります。

埼玉県 2027年度公立高校入試からの変更点-調査書の記載事項
現行(2026年度入試まで) 変更後(2027年度入試から)
各教科の学習の記録(9教科5段階の評定)、総合的な学習の時間の記録、特別活動等の記録、出欠の記録、その他の各項目等 各教科の学習の記録(9教科5段階の評定)を基本

自己評価資料の提出、面接を全員に実施

新しい入試制度では出願時に全員が自己評価資料を提出することになります。この自己評価資料に基づいて、面接が実施されます。 自己評価資料にはこれまでの自分の体験や自己PR、高校入学後に取り組みたいことなどの項目が予定されています。勉強や部活動、委員会活動、学校行事をはじめ、学校内外での活動や意欲を伝えます。自己評価資料は面接を行うときの補助的資料で、得点化されませんが、自分の考えを整理することにもつながりますので、しっかり準備しましょう。

埼玉県 2027年度公立高校入試からの変更点-面接
現行(2026年度入試まで) 変更後(2027年度入試から)
一部の高校・学科等で実施 すべての高校・学科等で、自己評価資料に基づき、すべての受験生を対象に実施

全校で行われる共通選抜に加え、一部特色選抜を実施

共通選抜は学力検査、調査書、面接を資料として選抜。一部で行われる特色検査では実技検査や小論文、傾斜配点なども実施することができるようになります。2つの選抜の入学許可候補者の割合は今後検討される予定です。

埼玉県 2027年度公立高校入試からの変更点-選抜方法
現行(2026年度入試まで) 変更後(2027年度入試から)
選抜資料
  • 学力検査
  • 調査書
  • 面接または実技検査(一部の学校のみ)
各高校の選抜基準に基づき資料等を点数化し、選抜段階ごとに学力検査・調査書等の資料の得点の比重を変えて選抜
【共通選抜】全校で実施
選抜資料
  • 学力検査
  • 調査書
  • 面接
【特色選抜】一部で実施
選抜資料
  • 学力検査
  • 調査書
  • 面接
  • 特色検査(実技検査・小論文等)
  • 傾斜配点
共通選抜と特色選抜の入学許可候補者の割合については今後検討

高校ごとに設定されていた選抜基準は、検討中

各高校が学科・コースごとに設定していた選抜基準、選抜の資料、調査書の扱い、各資料の配点、第2志望の有無などについては、今後検討予定です。決定次第発表されますので、埼玉県教育委員会のWebサイトで最新情報を確認するようにしてください。

内申点の確保と学力検査の得点力をつけることが大切

新しい入試制度では特別活動や検定などの加点がなくなり、調査書は各教科の学習の記録(9教科5段階の評定)のみの記載になりますので、1点でも多くの内申点を確保しておくことが重要になります。同時に学力検査の得点力をつけておくことが大切です。面接も全員に実施されますので、しっかり対策をしておくことが必要です。

最新情報は、引き続き埼玉県教育委員会のWebサイトで確認しましょう。

この記事を書いた人

埼玉県入試分析担当

埼玉県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

埼玉県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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