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【埼玉県】2020年度:公立高校入試分析(1)-入試結果はどうだった?

2020年度の公立高校入試の結果の振り返りや学力検査の傾向と対策についてお伝えします。
第1回目の今回は、入試結果について解説します。

【埼玉県】2020年度:公立高校入試分析(1)-入試結果はどうだった?

実質倍率は年々下降傾向 公立高校から私立高校への志望者の流れが顕著

一般募集の実質倍率(全日制全体)は近年は毎年下がっており、2020年度は1.14倍でした。

埼玉県一般募集(全日制)の実質倍率の推移

2019年12月15日の進路希望状況調査にあるように、公立高校の志望者が減少する一方、私立高校の志望者が増加しています。
私立高校の志望者は県外(東京都など)も埼玉県内いずれも増えていますが、とくに県内の私立高校の志望者が多くなっています。

埼玉県 進路希望状況調査(12月15日現在)全日制高校への進路希望状況
進学希望先2017年度2018年度2019年度2020年度
県内国立高校0.30.30.30.3
公立高校76.975.474.973.2
私立高校16.417.117.218.5
県外国立高校0.30.30.30.3
公立高校0.50.50.50.6
私立高校5.76.36.77.2

埼玉県では、私立高校の授業料などの支援制度が充実していることもあり、以前よりも私立高校への進学のハードルが下がり、志望者が増加していると考えられます。これが公立高校の倍率下降の要因となっています。

大学進学に力を入れている高校では多くの不合格者を出すところも

全体倍率は下がったものの、不合格者を多数出している高校もあります。例えば浦和西高校は、受検者554名、合格者が365名と、3名に1名以上が不合格という厳しい入試になりました。このように、不合格者を100名以上出した高校は13校ありました。そのうち11校が学校選択問題を実施した高校です。ほかにも進学重視型単位制高校である浦和南高校など、大学進学に力を入れている高校に志願者が集まっています。

2020年度入試 不合格者数が100名以上の高校(全日制・普通科)
高校名不合格者数倍率(倍)
浦和西1891.52
浦和(県立)1681.47
川越(県立)1581.44
1561.48
川口北1401.39
川越女子1391.39
浦和(市立)1341.55
浦和第一女子1321.37
春日部1181.33
浦和南1151.36
与野1151.32
川越南1091.30
越ケ谷1041.33

このように進学実績を出している高校を中心に競争が厳しくなっているので、内申点対策、当日の学力検査対策をしっかりと行っていく必要があります。

この記事を書いた人

埼玉県入試分析担当

埼玉県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

埼玉県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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