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テストと受験勉強の両立と志望校決定

高校合格を目指す受験生にとって、やることが多くて忙しい秋。 テストと受験勉強をどのように両立していけばよいのか、そして多くのかたが悩む「志望校決定」のポイントについて解説します。

テストと受験勉強の両立と志望校決定

受験勉強、テスト…忙しい時期は、予定を「避ける」計画がポイントに!

予定が集中する時期を乗り越える!

例えば、定期テスト前に模試や検定、提出物が重なることは中学生にはよくあること。
もちろん模試や検定の日程などは変更できませんが、「準備」に早めにとりかかっておくことはできます。具体的には、テスト勉強で忙しくなることがわかっている時期を回避するように、計画をあらかじめ「後ろから前に」調整しておくのがおすすめです。
上図の例のように、模試や検定の準備をテスト2週間前よりも前にやっておけば、忙しくなるテスト前の期間を乗り越えやすくなります。

志望校で迷ったら親子で本音の話し合いを!

保護者の方と意見が合わないこともある!

三者面談などを前に、いよいよ志望校についてある程度絞り込みが必要な時期です。親子間で志望校について意見が食い違うこともあるでしょう。納得のいく志望校決定ができるよう、しっかり話し合いの場と時間を持つようにしたいところです。
上図のように、お互いなぜその高校がいいと思うのか、「理由」を明確にして本音を出し合って話をするとよいでしょう。

成績に不安がある場合も、年内はあきらめない!

もう少し成績の推移を見て決めたい!

お子さまの成績に不安がある場合、「志望校を考え直した方がいいのではないか」と心配になる保護者の方もいらっしゃると思います。
しかし、あまり早く「あきらめること」を決めると、その後の成績が伸び悩むことも。
そのため、年内は志望校をあきらめないでがんばることをおすすめします。保護者の方もぜひ前向きにがんばるお子さまを応援してあげてください。

よく寄せられる質問にお答えします。

Q. 忙しくて、進研ゼミの教材を全部使いきれません。

A. 全部をカンペキにやり切らなくてOK。

いろいろやることが多い時期なので、中途半端になるのは当たり前です。
学習目的やニガテ教科に応じて優先順位をつけて取り組んでいきましょう。
定期テスト前には<定期テスト厳選予想問題/暗記BOOK>や<入試によく出る基礎シリーズ>で知識の定着を優先的に。
受験対策には、都道府県別の入試本番対策ができる<受験Challenge>に最優先で取り組みましょう。

Q. 実力テストの対策はどんなことをすればよいですか?

A. ニガテな単元などを中心に復習を!

実力テストや模試は定期テストと違って出題範囲が広いので、範囲すべてを勉強することは難しいと思います。
そのため、自分のニガテな教科・単元を中心に、進研ゼミのテキストなどを使って復習しておくとよいでしょう。
テスト前の対策もやった方がいいのは当然ですが、テストが返却された後の復習はもっと重要です。模試で間違えたところは自分の弱点。入試までに克服するようにがんばりましょう。

Q. 子どもと志望校について話し合ったらケンカになってしまいました。

A. なるべく保護者の方が冷静になって、建設的な話し合いを。

思春期のお子さまとの話し合いは、つい感情的になり、ケンカになってしまうという声はよく聞かれます。
今回の講座の中でもお話ししましたが、親子双方の本音をきちんと言い合い、意見が合わないのがどの部分なのかをはっきりさせ、建設的な話し合いができるといいですね。
もしそれでも解決が難しい場合は、客観的な意見をくれる第三者に頼るのもおすすめです。進研ゼミでは、<保護者向け個別相談ダイヤル>をご用意しています。会員のかたは無料でご相談いただけますので、ぜひご利用ください。

この記事を書いた人

高校入試情報担当

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進研ゼミ『中学講座』

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