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【千葉県】2024年度 高校入試結果 最近の志願動向の特徴とは

2024年度千葉県の公立高校および私立高校の入試結果を解説します。

【千葉県】2024年度 高校入試結果 最近の志願動向の特徴とは

千葉県 2024年度公立高校の入試はどうだった?

全日制を志願する割合は70%程度で近年変化なし

千葉県の公立高校入試が「一回型」になった2021年度以降、公立高校全日制の志願率は、多少の上下はあるものの、70%前後で推移しており、2024年度も同様の結果となりました。
高校・学科別にみると、全日制課程のうちもっとも志願倍率が高かったのは、船橋(県立)高校・理数科で2.18倍。次いで同校・普通科2.00倍、東葛飾高校・普通科1.94倍、千葉(市立)高校1.78倍、佐倉高校・理数科1.70倍という結果でした。例年通り、第1,2,3,4,9学区を中心に受検生が集中し、この傾向は次年度以降も続くと見られます。

千葉県公立高校全日制志願率の推移

【くわしく見る】2024年度入試における高倍率高校・学科を特集!

通信制の志願率が上昇! この傾向は今後も続くか

公立高校の通信制課程は、県立千葉大宮高校に設置されており、県内全域から受検が可能です。近年、志願者数が増加しており、2024年度は、対昨年約135%の増加となりました。
通信制の志願者が増えている傾向は、公立高校に限った話ではなく、千葉県の私立高校でも同様の傾向が見られます。次からくわしくご説明します。

千葉県公立高校通信制志願率の推移

千葉県 2024年度私立高校入試はどうだった?

全日制の募集人員・志願者数はほぼ横ばい

千葉県の私立高校全日制課程における募集人員と志願者数は、ここ数年大きな変化はなく、約1.3万人の募集人員に対し、前期・後期の合計志願者数は約5万人です。この傾向は2025年度以降も急に大きな変化はないものと見られます。

千葉県私立高校全日制募集人員と志願者の推移

通信制の募集人員・志願者数は増加傾向

一方、通信制は、募集人員は2023年度に大きく拡大。志願者数は年々増加し、2023年度以降は2,000人を越えています。
私立の通信制高校は、高校ごとの特色もさまざまで、自由度が高く、多様な学び方ができることが魅力。そういった通信制高校自体の魅力も一因となって、中学卒業後の進路の選択肢の1つとして選ぶ人が増えてきています。

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この記事を書いた人

千葉県入試分析担当

千葉県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

千葉県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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