【和歌山県】2024年度県立高校一般選抜倍率速報(本出願前)

和歌山県教育委員会は、2024年度(令和6年度)県立高校入学者選抜の一般選抜・スポーツ推薦一般の出願状況(本出願前)を発表しました。本出願は3月4日(月)午前９時から3月5日(火)午後3時までです。
※全日制高校の情報となります。

全体の出願倍率は0.88倍に下降

2024年度、全日制課程の募集定員から特色化選抜の合格内定者数を除いた一般選抜の入学者枠数は6,123人、スポーツ推薦の出願者数は88人、一般選抜の出願者数は5,326人、全体の出願倍率は0.88倍(2023年度は0.89倍)となりました。

ここからは普通科と専門学科について、倍率が1.00倍以上となった高校・学科をまとめます。

普通科は全体的に倍率が低下傾向。星林高校・桐蔭高校が上昇

普通科について、倍率が1.00倍以上の高校は昨年の10から9に減少。普通科の多くで昨年よりも倍率が低くなる結果となりました。
星林高校は2023年度1.09倍から2024年度1.22倍で普通科の最高倍率となりました。桐蔭高校も2023年度1.11倍から2024年度1.18倍に上昇、2023年度の最高倍率だった向陽高校は2023年度1.25倍から2024年度1.17倍に下降しています。
2023年度の倍率が1.00倍以上だった普通科の高校の中で、2024年度に1.00倍未満だったのは、粉河高校(2024年度0.95倍)、新宮高校(2024年度0.95倍)、箕島高校(2024年度0.89倍)の3校でした。

普通科で出願倍率1.00倍以上の高校
高校名	入学者枠数	スポーツ推薦出願者数	一般選抜出願者数	出願倍率	2023年度出願倍率
星林高校	280	0	342	1.22	1.09
桐蔭高校	200	-	235	1.18	1.11
向陽高校	240	-	281	1.17	1.25
神島高校	120	-	134	1.12	1.14
那賀高校	240	-	264	1.10	1.19
紀央館高校	118	4	124	1.08	1.14
海南高校(海南校舎)＊	200	-	207	1.04	0.91
田辺高校	200	-	206	1.03	1.13
橋本高校	160	-	163	1.02	0.94

＊海南高校(海南校舎)は普通科と教養理学科を「海南校舎普通科系」として、一括募集(くくり募集)します。2023年度出願倍率(0.91倍)は普通科の倍率を表記しています。
※入学者枠数、スポーツ推薦出願者数、一般選抜出願者数の単位は(人)、出願倍率の単位は(倍)です。
※和歌山県教育委員会発表「令和６年度和歌山県立高等学校入学者選抜実施状況(一般選抜・スポーツ推薦一般出願状況)」をもとに作成。

専門学科の倍率は上昇傾向

2023年度の倍率が0.80倍だった和歌山工業高校建築科が、2024年度は1.65倍で最高倍率となりました。倍率1.00倍以上の学科は2023年度が6だったのに対して、2024年度は8と増加しました。
2023年度の倍率が1.00倍以上だった専門学科・総合学科の高校の中で、2024年度に1.00倍未満に下がったのは熊野高校総合学科(2024年度0.91倍)、和歌山工業高校土木科(2024年度0.90倍)、和歌山商業高校ビジネス創造科(2024年度0.81倍)の3校でした。

専門学科・総合学科で出願倍率1.00倍以上の高校
高校名	学科名	入学者枠数	スポーツ推薦出願者数	一般選抜出願者数	出願倍率	2023年度出願倍率
和歌山工業高校	建築科	40	8	58	1.65	0.80
和歌山工業高校	創造技術科	40	1	58	1.48	1.50
神島高校	経営科学科	120	-	161	1.34	1.02
和歌山工業高校	産業デザイン科	40	5	42	1.18	1.23
笠田高校	総合ビジネス科・情報処理科	80	0	89	1.11	0.95
田辺工業高校	情報システム科	40	-	44	1.10	0.75
和歌山工業高校	機械科	80	6	78	1.05	0.88
紀北工業高校	機械科	80	1	79	1.00	0.90

※笠田高校は総合ビジネス科と情報処理科を「商業科系」クラスとして、一括募集(くくり募集)します。2023年度出願倍率(0.95倍)は総合ビジネス科の倍率を表記しています。
※入学者枠数、スポーツ推薦出願者数、一般選抜出願者数の単位は(人)、出願倍率の単位は(倍)です。
※和歌山県教育委員会発表「令和６年度和歌山県立高等学校入学者選抜実施状況(一般選抜・スポーツ推薦一般出願状況)」をもとに作成。

高校・学科ごとに、入学者枠数、スポーツ推薦出願者数、一般選抜出願者数、出願倍率などが一覧で発表されています。
詳しくは、和歌山県教育委員会のWebサイトでご確認ください。