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【静岡県】公立高校入試で高得点をねらうための学習のポイント
2024年度(令和6年度)静岡県公立高校入試の出題傾向を分析! 合格をつかむために今からできる学習のポイントを解説します。
※ここでは静岡県公立高校一般選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
※合格者平均点、正答率はすべて静岡県教育委員会「令和6年度 静岡県公立高等学校入学者選抜 学力検査結果等の報告書」「令和5年度 静岡県公立高等学校入学者選抜 学力検査結果等の報告書」より。
数学の平均点は24.16点 最近3年間で最低に
静岡県の数学は50分、50点満点で実施されます。2024年度の平均点は24.16点。ほかの4教科の平均点と比べても低い結果となりました。前年、前々年よりも平均点が下がっており、2024年度の受験生は数学に苦労したと言えそうです。
静岡県の数学は「小問集合」の配点が高く約4割を占める
大問1と2の小問集合は計算問題や確率、作図問題などの基本的な問題が出題されます。配点に注目すると、大問1と2で18点です。50点満点中、約4割がこの小問集合です。大問1と2は基本的な問題が多いため平均点も高く、ここで点数を取りこぼさず、しっかり得点することが重要です。
記述式の「図形の証明問題」が出る!
大問7の平面図形では、記述式の「図形の証明問題」が出題されます。静岡県ではこの形式の出題が頻出です。正答率は12.2%と低く、対策が必要です。前半の基礎的な問題をスピーディーに解き、後半の難易度が高い問題に取り組む時間を確保する時間配分も重要になります。
このように静岡県の数学攻略のポイントは「基本的な問題の点数を取りこぼさないこと」「記述式の図形の証明問題などで得点する対策をすること」。
具体的な対策は以下の2点です。
(1)計算ミスをしたときは、原因を明らかにすること
計算力はすべての基礎になります。演習を通してスピードを上げることも必要ですが、計算ミスをしたときにそのままにするのではなく、「どこで間違えたのか」「どうして間違えたのか」を明らかにすることが大切です。中1・中2のときから習慣にして、計算力を高めていくことが受験に役立ちます。
(2)解説を読むだけではなく、自分で解きなおしていろいろな考え方・解き方を身につける
間違えたときに、解説を読むだけではなく、そのあとに何も見ないでもう一度取り組んでみることが大切です。「わかったつもり」ではなくしっかり理解できているかどうかの確認をすることができます。解説にある色いろいろな解き方・考え方を理解して、身につけることが受験レベルの問題を解くのに役立ちます。問題を解くときは、問題文からわかることや、解いていく過程でわかったことなどを書き込んでいくことを習慣にしてください。
【数学以外も無料公開中!】動画で静岡県の問題の特徴と学習のポイントをチェック!
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