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【愛媛県】2025年度から変わる公立高校入試制度の変更点と対策
2025年度(令和7年度)から、愛媛県の公立高校入試制度が変更されます。これまでの推薦入学者選抜が廃止され、中学校長の推薦が不要の特色入学者選抜に変わります。一般入学者選抜に変更はありません。主な変更点を中心に新しい選抜の内容および対策についてお伝えします。
推薦入学者選抜を廃止し、中学校長推薦不要の特色入学者選抜に
これまでの推薦入学者選抜と異なり、特色入学者選抜は中学校長の推薦が不要な自己推薦型の選抜です。新しい特色入学者選抜は、学習意欲や興味・関心、得意とする文化・スポーツ活動などをより生かせる選抜になります。
各高校・学科の「アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)」を理解し、「グラデュエーション・ポリシー(育成をめざす資質・能力に関する方針)」に示す資質・能力の習得に努力できる人が出願できます。「アドミッション・ポリシー」と「グラデュエーション・ポリシー」は、各高校のWebサイトに発表される予定ですので、早めに確認するようにしましょう。
募集人員枠が拡大される
普通科、理数科、国際文理科、普通科とくくり募集する学科は30%程度(推薦入学者選抜では5%~15%程度)まで、職業教育を主とする学科、健康スポーツ科、総合学科は50%程度(推薦入学者選抜では20%~30%程度)までと、これまでの推薦入学者選抜より募集人員枠が拡大されます。募集人員枠は各高校が設定します。
文化・スポーツ活動の取組・成果等を重視した選抜(仮称)も実施される
各高校・学科の募集人員内で、文化・スポーツ活動の取組・成果等を重視した選抜(仮称)が実施されます。実施有無は各高校で決定しますので、各高校のWebサイトまたは愛媛県教育委員会のWebサイトで最新情報を確認するようにしましょう。
特色入学者選抜の検査項目は、各高校が選択して実施する
各高校で定める「アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)」に基づき、最も適当な検査項目を各高校が選択し実施します。検査項目等の概要は2024年5月頃に発表される予定です。愛媛県教育委員会のWebサイトで最新情報を確認しましょう。
検査項目 |
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特色入学者選抜では各高校が求める生徒であることをアピールする
各高校・学科が選択して実施する検査では、各高校・学科が求める生徒であるかどうかが見られます。たとえばプレゼンテーションでは自分の個性や能力、高校生活への意欲などを具体的な事例を交えて発表する問題や地域や国際社会における諸課題とその改善策などを発表するなどが考えられます。受験する高校・学科の求めるアドミッション・ポリシーや検査項目を早めに確認して、しっかり対策しておくようにしましょう。
2025年度(令和7年度)以降の新しく導入される特色入学者選抜に関して、資料が発表されています。最新情報は、引き続き愛媛県教育委員会のWebサイトで確認しましょう。