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【福島県】公立高校入試で高得点をねらうための「意外な?!」学習のポイント

2024年度(令和6年度)福島県公立高校入試の出題傾向を分析! 高得点で合格をつかむために要注意のポイントを解説します。
※ここでは福島県公立高校前期選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
※合格者平均点、正答率はすべて福島県教育委員会「令和6年度福島県立高等学校入学者選抜の結果について」より。

【福島県】公立高校入試で高得点をねらうための「意外な?!」学習のポイント

理科の平均点は22.5点 年度によって平均点の差が大

福島県前期選抜学力検査_教科別平均点推移

福島県の学力検査は、各教科50分、50点満点で実施されます。2024年度の各教科の平均点を見ると、理科が22.5点で他教科と比較して低い結果となりました。過去3か年の平均点を見ると、理科は年度によって差が大きく、各年の出題内容によって平均点が上下していることがわかります。出題内容によって大きな失点をしない、安定した得点力がポイントとなると言えそうです。

物理・化学・生物・地学の各分野からまんべんなく出題 高得点のカギは計算問題

2024年度福島県前期選抜学力検査_理科入試問題分析

理科の出題内容は、例年、物理・化学・生物・地学の各分野よりまんべんなく出題されます。どれかの分野がニガテになってしまうと高得点を望めなくなってしまうので、分野によるニガテをつくらないようにしていくことが肝心です。
さらに、各問題の正答率を見ると、以下の2問の正答率が2割未満でかなり低くなっています。
大問5の最後の問題:エタノールの質量を求める問題
大問8の最後の問題:水の温度上昇を求める問題
これらの問題はどちらも計算問題です。出題される問題数は多くないですが、理科で差がつく問題として計算問題は要注意です。計算問題以外にも、理科にはいろんな形式の問題があり、勉強がしにくい面がありますが、以下の3つを大きく捉えて、対策をしていきましょう。

1.用語など基本問題

用語・公式などの基礎知識は、繰り返して確実に覚える。

2.実験・観察問題

入試では「実験」や「観察」などが題材になることが多い。特に実験の目的や手順はよく理解しておく。

3.計算問題

公式などを暗記するだけでなく、問題を解いて実際に使えるようにしておく。

【理科以外も無料公開中!】動画で福島県の問題の特徴と学習のポイントをチェック!

もちろん理科だけでなく他教科もバランスよく力をつけておくことが必要。「大きなニガテ分野をつくらない」「出題傾向を意識して学習しておく」といった注意点は他の教科でも同じです。2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、福島県の5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。受験が近い中3の方に役立つ具体的な受験対策はもちろん、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツなどもご紹介しています。
またセミナー動画の中では、福島県の最新入試制度についても解説していますので、制度理解にもお役立てください。動画は無料で何度でも視聴OK! 倍速再生も可能ですので、ぜひ今すぐご覧ください。

この記事を書いた人

福島県入試分析担当

福島県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

福島県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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