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【広島県】公立高校の入試分析から読み解く!今日からすべき勉強は!?

2024年度(令和6年度)広島県公立高校入試の出題傾向を分析!英語の問題解説を中心に、合格をつかむために今日からできる学習のポイントを解説します。
※ここでは広島県公立高校一次選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
※合格者平均点、正答率はすべて広島県教育委員会「令和6年度広島県公立高等学校入学者選抜一般学力検査の結果」より。

【広島県】公立高校の入試分析から読み解く!今日からすべき勉強は!?

英語の小問数7割が長文読解、英作文は30~50語と長め!

令和6年度広島県一次選抜学力検査_英語入試問題分析

2024年度の平均点は50点満点中24.1点。問題数の割合は長文読解の小問数が多い一方で、英作文は30~50語とかなり長めの英文を書く問題となっています。長文は速く正しく読むこと、英作文は条件を満たした英文を正しく書くことが必要ですが、いずれも必要なのはより多くの単語を知り、正しい文法を身につけることです。
進研ゼミ『中三受験講座』でお届け、受験対策ができる〈受験Challenge〉では、9月号に広島県の出題予想記事が掲載されています。傾向をつかんでから、9月号~12月号の攻略テーマにまんべんなく取り組みましょう。

小問数の多い長文は100語を1分で読める対策を! 攻略のポイントは?

広島県の入試問題はリスニングを除いた大問3問を約40分で取り組みます。つまり1大問約13分の配分です。問題を解く時間も必要なのでたとえば大問2の約410語の長文は約4~5分で読む必要があります。また問題が英文という小問もあるので、何度も読みかえさずに1度で正しく読むことが求められます。長文をスラスラ読むためには単語・表現の意味をできるだけ身につけ、文法の構造・意味をすぐに理解できることが必要です。
また、広島県の入試問題は英語に限らず、記述問題が多いのが特徴です。全部の小問の中で正答率が一番低かったのは最後の英作文でした。配点は8点。正答率は7.5%。一方で部分正答は70.6%。つまりはかなりの方が何かを書いて部分点をかせげています。長文読解のために単語・表現、文法を身につけることは英作文で部分点を狙える力にもつながっていきます。
このように広島県の英語攻略のポイントは「語い・文法をしっかりおさえること」です。具体的な対策は以下の2点です。

(1)コツコツと単語の暗記を進めておくこと。教科書の英文は音読で覚えることが断然おすすめ!

中3になってからは、各教科の復習や演習などやることが多いため、英単語の暗記に時間をたくさんかけるのは難しいもの。だからこそ中1など早くから少しずつ対策しておくことが大切です。授業で出会った新しい単語や表現は確実に覚えていきましょう。覚え方の一番おすすめの方法は教科書の本文のまま覚えることです。教科書の英文はとても分かりやすく、覚えるのに適した英文ばかりなので、何度も声に出すことで、まずは音、意味を覚えていきましょう。

(2)英文法は教科書例文をまるまる覚えて「使える」知識にすること。

記述が多い広島県の入試対策では文法を正しく身につけることが重要です。教科書の太字の基本例文を提示されているシーンとセットで覚えておくことで、どんな意味でどんな時に使えばよいかが身につきます。記述問題では難しい英文を書く必要はありません。シンプルに正しく書ければ得点できるので、教科書の例文をシーン、意味とセットで確実に覚えていきましょう。

【英語以外も無料公開中!】動画で広島県の問題の特徴と学習のポイントをチェック!

2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、広島県の5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。受験が近い中3の方に役立つ具体的な受験対策はもちろん、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツなどもご紹介しています。動画は無料で何度でも視聴OK! 倍速再生も可能ですので、ぜひ今すぐご覧ください。

この記事を書いた人

広島県入試分析担当

広島県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

広島県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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