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【埼玉県】公立高校入試のしくみと学習のポイント
2025年度(令和7年度)埼玉県公立高校入試のしくみについて詳しく説明し、出題傾向も分析しています!
※ここでは埼玉県公立高校入学者選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
埼玉県の公立高校入試(学力検査)の概況
埼玉県の公立高校入試(学力検査)は1度ですが、合否判定は第1次選抜と第2次選抜の2回に分かれます。
学力検査は5教科・500点満点で実施されます。また一部の高校では、数学と英語のみ学校選択問題を実施しています。
調査書は学習の記録(中1・中2・中3)、特別活動等の記録、その他の項目(取得資格など)となっており、一部の高校では面接や実技検査も実施しています。学習の記録の中1:中2:中3の比率は高校・学科によって異なりますが、1:1:2または1:1:3が多く、中3の割合が高くなっています。
多くの高校では、第1次選抜で募集人員の60%の合格者を決め、第2次選抜で40%の合格者を決めます。第2次選抜では学力検査を重視するため、学力検査の比率が第1次選抜より高くなっています。
また、2026年度、2027年度と公立高校の入試制度が変わる埼玉県。動画内では、変更点も詳しく説明していますので、特に大きく制度が変わる現在中1の方はぜひご視聴ください!
2024年度の入試問題の出題の特色
各教科の出題の特色やポイントは以下のとおりです。セミナー動画は無料で何度でも視聴でき、倍速再生も可能ですので、各教科の詳細な入試問題分析は動画をご確認ください。(※11分30秒あたりから)
英語
・リスニングを含めて学力検査問題は5大問、学校選択問題は4大問を50分で解くので、スピードが大事
・長文読解の出題割合が高い!
・対話が成り立つように3語以上で書く英作文が出る!
数学
・大問1で「計算問題」などの基本的な問題が出題される!
・配点の高い大問1をとりこぼさないことが重要!
・「図形の証明問題」などの記述式の問題が出る!
国語
・大問2の漢字や文法などの問題を速く正確に解いて、大問1・3の読解問題にいかに時間をかけられるかが高得点のポイント。
・約3600字の小説が出る!
・195字程度の「表やグラフを読み取って書く作文」が出る!
理科
・物理・化学・生物・地学からまんべんなく出題されるから、ニガテな分野をそのままにしない!
・「水溶液・気体」 が出やすい!
・「遺伝・細胞分裂」が出やすい!
社会
・例年3分野から出題される大問あり。必要となるのは、地理・歴史・公民それぞれの基本知識。
・複数の資料を読みとり、文章で記述する問題が出る!
・ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
志望校合格に向けての対策
2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、埼玉県の入試のしくみや出題傾向以外にも、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツや高校受験に向けての質問にも回答しておりますので、ぜひお役立てください。