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【大阪府】悩む!併願校を含めた志望校、どうやって決める?-高校入試 保護者編-

公立高校が第一志望の場合、私立併願校選びにおいては、難易度がお子さまの成績に合っているかということ以外にも、校風が合いそうか(お子さまだけでなく保護者の方にとっても)、3年間の学費を支払うことができるかなど、公立とは異なる観点も含めて検討することが大切です。

【大阪府】悩む!併願校を含めた志望校、どうやって決める?-高校入試 保護者編-

先輩保護者はこうやって決めた!リアルな体験談からわかる重要ポイント

何を重視して決めるべきか、悩みも多い併願校選び。お子さまの高校受験を経験した先輩保護者たちは、どうやって決めたのでしょうか?

【ポイント1】高校見学は早い時期から複数の高校に行く

納得のいく志望校選びをするために、先輩保護者たちは、早い時期から私立高校も含めて複数の高校の情報収集を開始していました。

保護者体験談
大阪府 生野高校(保護者)
Mさん

子供と私立、公立で10校ほど見学に行きました。
その中で、子どもが気に入った学校はとてもレベルが高くて判定は努力圏でした。私や親戚、先生は無理だろうと思って説得を続けましたが、子どもは意見を曲げず必死でがんばりました。その結果どんどん成績が上がり安全圏になり、周囲も反対できなくなりました。競争率が高くて本当に合格できるか不安でいっぱいでしたが、無事に合格することができました。

大阪府 清教学園高校(保護者)
Honeyさん

かなり早い時期から高校の見学には行くようにしました。
最難関レベルの高校の文化祭や説明会に行き、「この学校に行きたい!」という気持ちを持たせたことが勉強のやる気になっていったと思います。中1ではそこそこだった成績が、中2からはぐんと上がり学年トップになり、志望校の判定も安定してくるほどでした。
志望校の情報を親子一緒にしっかり調べ、話をしていくことで本人のやる気につながっていったと思います。

中3になってから受験勉強で忙しい時期に、何校もの学校説明会や文化祭などに足を運ぶのは、お子さまの負担にもなります。ぜひ私立併願校の候補を含め、情報収集とともに、高校見学にも行っておきましょう。

【ポイント2】あこがれの公立高校に挑戦するには、私立高校で合格を得ておくことが大事

多くの私立高校では、公立高校入試よりも早い日程で入試が行われ、公立の入試日より前に合否がわかります。私立高校に不合格だった場合、公立高校に確実に合格するために、第一志望の公立高校をあきらめて、より合格の可能性が高い高校に変更せざるを得なくなる場合があります。
先輩保護者たちは、第一志望の公立高校に挑戦できるよう、私立高校選びを工夫したようです。

保護者体験談
大阪府 三国丘高校(保護者)
そらまめさん

本命は公立高校で、私立は合格圏の高校を受験したかったのに、子どもは難関校を希望。私立で不合格だと、受験する公立高校は難易度を下げた別の高校に変更しないといけないので、奈良と大阪の私立高校2校を受験しました。
2校の入試日は3日違いだったので、2校分の過去問対策をするために赤本を解くことに追われました。本命の公立高校は合格基準点にも達していなかったため、結果がわかるまでやきもきしましたが、無事に本命の公立高校に合格することができました。

大阪府 高津高校(保護者)
M.Fさん

受験する高校は、成績上位で過ごせる高校か、真ん中や下位の成績になる可能性もあるあこがれの高校のどちらにするか迷いました。模試であこがれの公立高校が合格圏だったこともあり、不安はありましたが、後悔しないように、あこがれの高校を受験しました。
また、私立高校には特待生で合格したので、私立の結果が分かった後、本人は、公立はもう受けずに私立に上位入学した方がいいのではないのかという気持ちになったようです。でも、親はずっと公立対策でしっかり勉強している子どもの姿を見ていたので、モチベーションを下げずに公立に挑戦するよう励まし、無事にあこがれの公立高校にも合格することができました。

もしも、私立高校が不合格となってしまった場合、公立高校入試前に1.5次入試を行う私立高校があれば、その高校を受験するという方法もあります。ただし、1.5次入試の出願時は、限られた選択肢の中で急遽受験校を決めることになるため、結果的にその私立高校に進学することになったとき、残念ながら校風があまり合わなかった、というケースもあります。
もしものことを考え、私立併願校選びは慎重に検討しておく必要があります。

【ポイント3】最終的にはお子さまの意見を尊重して決める

親が行ってほしいと思う高校と、お子さまが行きたい高校の意見が合わないとき、先輩保護者はどのようにして受験する高校を決めたのでしょうか。

保護者体験談
大阪府 三国丘高校(保護者)
ベイマさん

受験に対してとてものんびりしていた息子。上をめざしすぎず、目の前のことに集中して向き合っている姿を信じていました。体調管理には気を配りながらも、受験に関しては本人に任せていました。中3の1学期から3学期までに偏差値が10近く上がり、受験校はチャレンジしてみるのもよい経験になると親子で話しました。いろいろ言いたいこともありましたが、個人的には本人に任せてよかったと思っています。多感な時期、周囲の助言も必要ですが、雑音にならないように自然体に。学校の先生などのアドバイスも参考になりました。

大阪府 近畿大学付属高校(保護者)
なつママさん

子どもは私立高校へ行きたいと言っていました。親としてはお金の面で公立高校への進学を希望していました。よく話し合って子どもの行きたい学校に進学することに決めました。

受験する高校は、親子とも納得できるところを選びたいものですが、お子さまは思春期の難しい年頃でもあり、親と意見が合わないこともあるでしょう。しかし、受験に臨むのも、高校に通うのもお子さま本人です。親子で話し合っても意見が合わない場合、ぜひ保護者の方は、お子さまの意見を尊重し、志望校合格に向けて全力を注げる環境づくりをサポートしてあげてください。

受験校選びで迷ったら<保護者向け 個別相談ダイヤル>へ

「公立の志望校について、〇〇高校と△△高校の2校で迷っている」
「私立併願校はどこにするのがよいか」
など、お困りの際は、先輩保護者たちも利用していた<保護者向け 個別相談ダイヤル>へご相談ください。

保護者体験談
大阪府 寝屋川高校(保護者)
しろたんさん

ほとんど子どもの希望に沿うかたちで志望校を決めましたが、塾に通わせていなかったのでデータ不足が少し不安でした。そんな中、進研ゼミの<個別相談ダイヤル>で心強いアドバイスをいただくことができ、志望校選びが間違っていなかったと親子で自信になりました。

中学校の成績や、進研ゼミの<合格可能性判定模試>、会場模試などのデータをもとに、大阪府の進路専門アドバイザーが、志望校決定のためのアドバイスをさせていただきます。ぜひご活用ください。

この記事を書いた人

大阪府入試分析担当

大阪府入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

大阪府の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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