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【群馬県】2025年度(令和7年度)公立高校 全日制課程選抜 倍率速報(志願変更後)
群馬県教育委員会は、2025年度(令和7年度)公立高校全日制課程選抜・フレックススクール選抜志願状況(第2回志願変更後)を発表しました。
本検査学力検査等実施は2月20日(木)、2月21日(金)、合格発表日は3月5日(水)となります。

学科等別志願倍率の最高は沼田高校普通科文理探究コースの1.83倍
全日制課程選抜・フレックススクール選抜全体の募集定員は11,435人(2024年度より322人減)に対し、志願者数は11,467人(2024年度より277人減)で、第2回志願変更後の全体の志願倍率は1.00倍(2024年度と変わらず)となりました。
志願倍率の最高は、令和7年度より新たに開校となる沼田高校普通科文理探究コースの1.83倍となりました。志願変更前の1.85倍と比べやや落ち着く結果となったものの最高の倍率を維持する結果でした。
2024年度(令和6年度)入試の最終倍率が1.86倍と最高だった桐生高校理数科は2025年度(令和7年度)は1.34倍となりましたが、高倍率を維持しています。
普通科(男子校・女子校)の志願倍率は高崎高校が1.31倍、前橋女子高校が1.20倍に
普通科(男子校・女子校)の志願倍率状況です。
倍率が高かったのは、男子校は高崎高校の1.31倍、女子校では前橋女子高校の1.20倍でした。
いずれの高校も志願変更前とやや変動がある結果となりました。
なお、2024年度(令和6年度)入試の最終倍率と比較すると高崎高校は1.24倍から1.31倍へ、前橋女子高校は1.09倍から1.20倍へ、さらに、2025年度(令和7年度)より新たな制服の導入や32人学級の導入といった新たな試みを予定している館林女子高校は0.86倍から1.17倍へ上昇、渋川女子高校は1.11倍から0.95倍へ下落と大きく変動する結果となりました。
倍率が高いから合格が難しい、低いから合格しやすいということではありません。合格する実力があれば、倍率が高くても合格する人は多くいます。倍率が高いということだけで志願変更を考えるのではなく、行きたい高校なのか、合格できる実力が身についているかを総合的に考えるようにしましょう。
普通科(男子校・女子校)の第2回志願変更後の倍率状況
高校名 | 募集定員 | 志願者数 | R7倍率 | R6倍率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|
前橋高校(県立) | 280 | 313 | 1.12 | 1.20 | -0.08 |
前橋女子高校 | 280 | 335 | 1.20 | 1.09 | 0.11 |
高崎高校 | 280 | 368 | 1.31 | 1.24 | 0.07 |
高崎女子高校 | 280 | 325 | 1.16 | 1.15 | 0.01 |
太田高校(県立) | 280 | 289 | 1.03 | 1.03 | 0.00 |
太田女子高校 | 240 | 255 | 1.06 | 1.10 | -0.04 |
館林高校 | 200 | 196 | 0.98 | 0.90 | 0.08 |
館林女子高校 | 160 | 187 | 1.17 | 0.86 | 0.31 |
渋川高校 | 200 | 172 | 0.86 | 0.92 | -0.06 |
渋川女子高校 | 200 | 190 | 0.95 | 1.11 | -0.16 |
普通科(共学校)では前橋高校(市立)や高崎東高校などで倍率が上昇
普通科(共学校)では前橋高校(市立)は1.00倍から1.22倍へ上昇、高崎東高校は1.04倍から1.14倍へ上昇する結果となりました。
一方で、桐生清桜高校普通科(アドバンスト探究コース)は、2024年度(令和6年度)入試の最終倍率と比較すると1.43倍から1.24倍へと下落となりましたが、高倍率を維持する結果でした。
普通科(共学校)で第2回志願変更後の倍率が高かった高校(上位6校)
高校名 | 学科(コース)名 | 募集定員 | 志願者数 | R7倍率 | R6倍率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|
沼田高校 | 普通科(文理探究コース) | 40 | 73 | 1.83 | - | - |
桐生清桜高校 | 普通科(アドバンスト探究コース) | 80 | 99 | 1.24 | 1.43 | -0.19 |
前橋高校(市立) | 普通科 | 240 | 293 | 1.22 | 1.00 | 0.22 |
高崎北高校 | 普通科 | 240 | 283 | 1.18 | 1.14 | 0.04 |
高崎経済大学附属高校 | 普通科普通コース | 245 | 280 | 1.14 | 1.22 | -0.08 |
高崎東高校 | 普通科 | 160 | 182 | 1.14 | 1.04 | 0.10 |
専門学科・総合学科では勢多農林高校や高崎経済大学附属高校などで倍率が上昇
専門学科・総合学科では勢多農林高校動物化学科(応用動物)が1.75倍と最高の結果となりました。
また、高崎工業高校建築科は志願変更前の1.38倍と比べると落ち着く結果となりましたが、高倍率を維持しています。
なお、2024年度(令和6年度)入試の最終倍率と比較すると勢多農林高校動物科学科(応用動物)、高崎経済大学附属高校普通科芸術コース(美術系)、桐生高校理数科、高崎商業高校グローバルビジネス科ほか、高崎工業高校建築科はいずれも大きく変動する結果となっています。
専門学科・総合学科で第2回志願変更後の倍率が高かった高校(上位5校)
高校名 | 学科(コース)名 | 募集定員 | 志願者数 | R7倍率 | R6倍率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|
勢多農林高校 | 動物科学科(応用動物) | 20 | 35 | 1.75 | 1.50 | 0.25 |
高崎経済大学附属高校 | 芸術コース(美術系) | 20 | 28 | 1.40 | 0.95 | 0.45 |
桐生高校 | 理数科 | 80 | 107 | 1.34 | 1.86 | -0.52 |
高崎商業高校 | グローバルビジネス科ほか | 280 | 352 | 1.26 | 1.16 | 0.10 |
高崎工業高校 | 建築科 | 40 | 50 | 1.25 | 1.03 | 0.22 |
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