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【沖縄県】公立高校入試までに身につけておく力は?

2024年度(令和6年度)沖縄県公立高校入試の出題傾向を分析! 合格から逆算して入試までに身につけておく力を解説します。
※ここでは沖縄県公立高校の入試のしくみ・学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。

【沖縄県】公立高校入試までに身につけておく力は?

合否判定で必ず使われる学力検査対策が重要に! 内申書(調査書)の評点は合格に向けての貯金と考える!

2025年度入試から入試制度が変更になる沖縄県。新しい入試制度では、「特色選抜」と「一般選抜」が行われます。どちらも学力検査の得点が合否判定で使われるため、学力検査対策が重要です! 各教科の出題傾向や、入試までに身につけておく力を早い時期から意識して、合格まで着実に学習を進めましょう。
内申書(調査書)も合否判定に使われ、中1~中3の成績の合計が対象です。内申点は合格に向けての貯金と考え、中3であわてないように、中1・2のうちから定期テスト、授業の取り組み、提出物などをしっかり行うことが大事です。

出題傾向は? 問題数の多さに打ち勝とう!

英語・数学・国語はとにかく問題量が多いのが特徴です。各教科50分60点満点。問題数が多いため各教科どの問題に時間をかけるべきかを事前に確認して、実際の試験でも実践できるようにすることが大事です。
例えば英語では・・・

2024年度沖縄県一般入学学力検査_英語入試問題分析

長文読解が全体の約3割出題されます。長文読解の大問8以降はじっくり考えないと解けない問題となっており、英文のみでなく図や資料を読み取る必要もあり、時間がかかります。また、長文のテーマによってはすぐにイメージしにくい場合もあり、高い読解力が求められます。大問8~11で配点が31点もあるため、後半でどれだけ点数をとれるかが合格の決め手になります。
後半の問題に時間をかけられるように、語い・文法の大問4~7はとにかく短時間で解くことがポイントです。短時間で解くためには、普段から語い・文法は確実に積み重ねて、ここで点数を落とさないようにしましょう。

英語の問題量に打ち勝つためには、「語い・文法をしっかりおさえる」「長文に慣れ、読解力と速読力を身につける」ことがポイントです。具体的には・・・・

  • 語い・文法は日々の学習で少しずつ例文と合わせて覚えて使い方もマスターする!文法は英作文などで積極的に使って、自分のものに!
  • 長文読解はとにかくたくさん読み、長文に慣れる。時間を計りながら読み、普段から音読を積極的に行う。

音読は目と耳で英語をインプットすることができるので、ぜひふだんから取り入れてみることが大事です。

理科・社会の攻略のポイントはニガテな分野を作らない!

理科・社会は各分野からまんべんなく出題される傾向にあります。(理科:物理・化学・生物・地学)(社会:地理・歴史・公民)
そのため、ニガテな分野を作らず、穴を作らないことが攻略のポイントになります。基礎的な知識を知っているか知らないかで大きく変わりますので、日々の学習の積み重ねが大事です! 頻出される分野なども、確認しておくといいですね。

【入試問題分析を無料公開中!】動画で沖縄県の出題傾向と入試までに身につける力を知ろう!

2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、沖縄県の5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。受験が近い中3の方に役立つ具体的な受験対策はもちろん、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツなどもご紹介しています。またセミナー動画の中では、沖縄県の最新入試制度についても解説していますので、制度理解にもお役立てください。動画は無料で何度でも視聴OK! 倍速再生も可能ですので、ぜひ今すぐご覧ください。

この記事を書いた人

沖縄県入試分析担当

沖縄県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

沖縄県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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