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【愛媛県】公立高校入試を突破するための学習のポイント

2024年度(令和6年度)愛媛県公立高校入試の出題傾向を分析! 合格をつかむために今からできる学習のポイントを解説します。
※ここでは愛媛県公立高校一般入学者選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。

【愛媛県】公立高校入試を突破するための学習のポイント

英語の小問数は長文読解が約5割

令和6年度愛媛県一般入学者選抜学力検査_英語入試問題分析

愛媛県の高校入試の英語は60分、50点満点。リスニングが最初の大問3つ、語い・文法・英作文の大問1つのあとに長文読解の大問が2つ続きます。長文読解はそれぞれ約500語と610語の文章が出題され、全小問数の5割を占めるため、英文を速く正確に読める力が非常に重要になります。

英語の大問3つ分はリスニングの問題

愛媛県の高校入試で特徴的なのが、リスニングが大問3つ分出題されるという点です。英語は全部で大問が6つあるので、リスニングの占める割合は大きくなります。2024年度入試では、どれも流れた音声に基づいて正しい選択肢を選ぶという出題形式でした。合格のためには確実に得点しておきたいところです。
対策が後回しになりがちなリスニングですが、暗記とは違ってリスニング力は短期間で身につくものではありません。愛媛県の高校入試を突破するためには、普段から単語や英文の音読を行ってリスニング力を鍛えていくことが重要です。

語数が増加した「英作文」! 攻略のポイントは?

英語のもう1つの特徴が「英作文」です。2024年度入試では、大問4と大問5にまたがって合計3問出題されています。特に大問4の問題については、昨年度と比べると語数が増加していて、8語以上で書くという指定がされていました。こちらの問題は、テーマがあらかじめ与えられた上で自分の考えを書くというものです。たとえば、「自分の街をより良くするために何をしたいか」というテーマなどが出題されています。日本語で自分の考えを説明するのもなかなか難しいテーマですが、それを英語に訳すという課題をどのようにしてクリアしていけばいいのでしょうか?
愛媛県の英作文攻略のポイントは「語い・文法をしっかりおさえること」。具体的な対策は以下の3点です。

(1)コツコツと単語の暗記を進めておくこと。しかも使い方もセットで覚えること

中3になると、中2までの復習や問題演習などやることが多くなるために、英単語の暗記に時間をたくさんかけるのは難しくなります。だからこそ、中3になる前の早い時期から少しずつ対策しておくことが大切です。また、覚えるときは、ただ単に単語を暗記するのではなく、例文などを用いて使い方もセットで覚えると、受験に役に立ちます。

(2)英文法は例文ごと覚えて「使える」知識にすること

単語と同じく、文法もかたちだけ覚えてもあまり意味がありません。愛媛県の英作文で得点するには、文法を使える知識として身につけることが重要です。おすすめの学習法は、中学校の教科書や『進研ゼミ』の〈Challenge〉の例文をまるまる覚えるやり方。覚えるときは、「書く」そして「読む」を繰り返すと、頭に定着しやすいのでぜひ試してみてください。

(3)中3からはテーマ英作文の演習を繰り返し行うこと

愛媛県の英作文の特徴は、テーマに沿って自分の考えを書くことでした。入試本番で過去問と同じテーマが出されることはほぼありませんので、どのテーマにも対応できるように演習を積む必要があります。単語と英文法がしっかり身についた状態で、中3の9~12月号で『進研ゼミ』ご受講の方にお届けする〈受験Challenge〉に取り組むことをおすすめします。愛媛県の入試頻出テーマに沿って問題を選んでいますので、テーマ英作文の演習量を確保できます。

【英語以外も無料公開中!】動画で愛媛県の問題の特徴と学習のポイントをチェック!

2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、愛媛県の5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。受験が近い中3の方に役立つ具体的な受験対策はもちろん、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツなどもご紹介しています。
またセミナー動画の中では、愛媛県の最新入試制度についても解説していますので、制度理解にもお役立てください。動画は無料で何度でも視聴OK! 倍速再生も可能ですので、ぜひ今すぐご覧ください。

この記事を書いた人

愛媛県入試分析担当

愛媛県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

愛媛県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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