岡山県の内申点は、中1・2が9教科×5段階評定＝45点満点なのに対し、中3は9教科×5段階評定が2倍されるうえ、さらに実技4教科の5段階評定が加わって110点満点に。中3で頑張るのはもちろんですが、内申点は1年生からの日々の努力の積み重ねですから、定期テストはもちろん、授業に積極的に参加することや宿題・提出物などにもしっかり取り組むことが大切です。

大問構成を確認してみましょう。配点は非公表です。
大問1…リスニングテストが行われます。時間は約10分。
大問2・4・5…対話文や説明文などの長文読解です。英作文の問題もあります。
大問3…英作文　
注目したいのは長文の多さです。45分のうちリスニングが約10分。英作文にも時間がかかりますから、約30分で3つの長い英文を読んで答える必要があり、読むスピードがカギとなります。

ベースになるのは「単語」や「表現」の意味がわかること。まとめて覚えようとすると大変ですから
●日々の学習で少しずつ。例文と合わせて覚えて、使い方もマスターする。
●文法は英作文などで積極的に使って、自分のものにする。
ことを意識して取り組んでいきましょう。単語＝意味を1対1で丸暗記するのではなく、使い方とセットで覚えるのが頭に残りやすいコツです。

そして長文を読むスピードを上げるための具体的な対策は以下の3つです。

• さまざまなテーマ・タイプの長文をたくさん読み、長文に慣れる。
• 時間を計りながら読み、読解力と速読力を身につける。
• ふだんから音読を積極的に行う。

2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、岡山県の5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。受験が近い中3の方に役立つ具体的な受験対策はもちろん、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツなどもご紹介しています。またセミナー動画の中では、岡山県の最新入試制度についても解説していますので、制度理解にもお役立てください。動画は無料で何度でも視聴OK！ 倍速再生も可能ですので、ぜひ今すぐご覧ください。

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