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【宮城県】公立高校入試で高得点をねらうための学習のポイント
2024年7月にオンラインで開催し、大変好評を博した2024年度(令和6年度) 宮城県高校入試セミナーのアーカイブ配信が公開されました。入試のしくみから各教科の対策まで、宮城県の高校入試対策を詳しく知りたい方は必見!今日はそのポイントをいくつかご紹介いたします。
※ここでは宮城県公立高校一般選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
宮城県の入試制度は?
宮城県公立高校入試の第一次募集は、すべての高校・学科・コースが、共通選抜と特色選抜の2通りの選抜方法で合否を判定します。合否判定の際、共通選抜と特色選抜のどちらの選抜から先に行うかは、高校・学科・コースごとに決定します。第一次募集は全員に5教科の学力検査と、各高校・学科・コースの特色に応じて面接や作文、実技検査などを実施します。
【共通選抜】
おもに学力検査と調査書(内申書)で選抜を行います。
●学力検査点(500点満点)
●調査書点(内申点)(195点満点)
両方が満点により近い受験生から審査し、共通選抜の募集人数分を選抜します。
共通選抜の学力検査点と調査書点(内申点)の比重は、7:3、6:4、5:5、4:6、3:7の中から各高校が募集単位ごとに決めます。体育や美術に関する学科では、実技の評価を選抜資料に加える場合があります。
【特色選抜】
各高校・学科・コースなどの求める生徒像に照らし合わせて選抜します。
●学力検査点・・・各高校が募集単位ごとに決めた、0.25から2.0倍までの換算率を教科ごとにかけて算出
●調査書点(内申点) ・・・各高校が募集単位ごとに決めた換算率を教科ごと、学年ごとにかけて算出
●高校・学科・コースによって実施する面接・実技・作文の得点
上記の合計をもとに、総合的に審査し選抜します。
いずれの選抜方式でも、学力検査点と調査書点(内申点)の両方が合否判定に使用されるため、どちらも重要です。中1から中3までの成績が内申点に含まれるため、早い段階からの対策が必要です。
宮城県の学力検査で重要なのは英語の長文読解!
2024年7月に実施した「宮城県 高校入試セミナー」では、各教科の出題傾向や注意すべき点など、1つ1つの教科で点数を取るべきポイント、落としてはいけないポイントを徹底解説しています!この記事では、その中から英語に関して解説をしていきます。
宮城県の英語は大問が5つで構成され、50分で100点満点です。特徴としては、大問5問中3問も長文読解が出るということです。また、3文以上で書く英作文も出題されます。
●長文対策
全部で3つの大問が長文読解。各大問とも問題が多く、長さも約430語の長文が出るので、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。宮城県の長文読解は、出る形式が毎年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
●英作文
大問1のリスニングで英文を聞いてからの自由英作文もあり、難度は高めです。2024年度に「与えられたテーマについて書く問題」が出て、今後も出る可能性が高いです。長い英文を書くコツは、自分の知っている表現で答えることです。ミスをしないように簡単な英文で表現する力をつけておきましょう。
宮城県の高校入試セミナーでは、英語以外の教科に関しても解説を行っています! ほかの教科の対策法や対策にオススメなゼミ教材について知りたい方は、ぜひ動画をチェックしてください!!
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