最新入試情報

【岩手県】公立高校入試で高得点をねらうための学習のポイント

2024年7月にオンラインで開催し、大変好評を博した2024年度(令和6年度)岩手県高校入試セミナーのアーカイブ配信が公開されました。入試のしくみから各教科の対策まで、岩手県の高校入試対策を詳しく知りたい方は必見!今日はそのポイントをいくつかご紹介いたします。
※ここでは岩手県公立高校の入試のしくみや出題傾向、各教科の対策方法について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。

【岩手県】公立高校入試で高得点をねらうための学習のポイント

岩手県の入試制度は?

岩手県の公立高校入試は2025年度(令和7年度)から、大きく2つ変更があります。
1つめは、これまでの推薦入学者選抜が特色入学者選抜に変わり、中学校長の推薦が必要なくなることです。
2つめは、入試の実施時期です。これまで1月下旬に推薦入学者選抜、3月上旬に一般入学者選抜がありましたが、一次募集として、特色入学者選抜と一般入学者選抜が3月上旬の2日間であわせて実施され、特色入学者選抜と一般入学者選抜の2つの選抜方法で合否を判定します。特色入学者選抜を実施しない高校もありますので、ご注意ください。
募集枠は高校・学科ごとに異なりますが、特色入学者選抜の定員は普通科では募集定員の10%以内となっており、残りの90%以上は一般入学者選抜で合格者が決定します。

【特色入学者選抜】

調査書(内申書)と受験生本人が作成した志願理由書、高校・学科などそれぞれで実施される検査によって合否が決まります。調査書には中1から中3の9教科の成績が記載され、内申点となります。また配点は高校・学科によって異なります。
志願者が多い場合は一次選考(提出書類で行う選考)が実施される場合がありますので、特色入学者選抜の受験を考えている場合は、志願理由書は気を抜かずしっかりと作成しましょう。

【一般入学者選抜】

学力検査と調査書、高校・学科などによって実施される面接などの学校独自検査によって合否が決まります。学力検査は5教科で500点満点です。調査書で点数化されるのは、中1から中3までの9教科の成績で、中1:中2:中3は、1対2対3で計算されます。
学力検査の成績と調査書の学習の記録の比率を学科ごとに7:3、6:4、5:5、4:6、3:7 のいずれかを決めて選択します。

どちらの選抜方式でも、学力検査と内申点の両方が合否判定に使用されるため、いずれも重要です。中1から中3までの成績が内申点に含まれるため、早い段階からの対策が必要です。

岩手県の学力検査で重要なのは英語の長文読解を時間内に解き切ること!

2024年7月に実施した「岩手県 高校入試セミナー」では、各教科の出題傾向や注意すべき点など、1つ1つの教科で点数を取るべきポイント、落としてはいけないポイントを徹底解説しています!この記事では、その中から英語に関して解説をしていきます。

令和6年度岩手県一般入学者選抜学力検査_英語入試問題分析

岩手県の英語は大問が10問、50分で実施され100点満点です。特徴としては、大問10問中4問がリスニング問題、さらに、3問が長文読解と、かなりスピードが要求されることです。

●リスニング

全部で4つの大問がリスニング問題。配点もリスニングが30点と高めになっています。また、試験時間50分のうち、リスニングにかかる時間が約11分ですので、残りの大問6つを約39分で解くということになり、かなりのスピードを要求される大問構成になっています。

●長文対策

全部で3つの大問が長文読解。対話文や物語文、説明文など種類が多いため、事前にさまざまな長文に慣れておく必要があります。岩手県の長文読解は、出る形式が毎年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。

●英作文

最後の英作文は小問2問構成です。1問目で意見、2問目で理由を書きます。意見を書くほうは実質文法問題なので確実に得点源にしましょう。2問目は志望校によっては部分点ねらいで、確実に書ける語彙・文法で構成する練習が必要です。毎年出題傾向が変わっていないので過去問で対策を必ずしておきましょう。

岩手県の高校入試セミナーでは、英語以外の教科に関しても解説を行っています!ほかの教科の対策法対策にオススメなゼミ教材について知りたい方は、ぜひ動画をチェックしてください!!

【高校入試セミナー以外も!】進研ゼミで高校受験を成功させよう!

進研ゼミでは、高校入試セミナーのほかにも、受験生の皆さんとその保護者の方を応援するさまざまなコンテンツをご用意しています!
例えば、【先輩体験談】では、高校別に受験に合格した先輩が「いつ」「どのように」受験対策をしていたかを知ることができます! めざす高校の先輩が、今の時期何をしていたかを知って、成功に向けた対策をしてみませんか?
ほかにも進研ゼミではさまざまな受験対策・応援のコンテンツを用意しているので、少しでも興味を持った方はぜひチェックしてみてください!!

この記事を書いた人

岩手県入試分析担当

岩手県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

岩手県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

最新入試情報(岩手県)

特集

無料体験教材のお申し込み ×