最新入試情報
【神奈川県】高校受験で入学金の納入を待ってくれる私立高校は?
公立高校を第一志望とし、私立高校を併願校として受験する場合、私立高校に合格しても進学しない可能性もあるため、入学金などの納入については、とても気になるところです。
神奈川県の多くの私立高校には、「入学手続き時納入金」の支払いを公立高校の合格発表後まで待ってもらえる「延納制度」があるのをご存じでしょうか?

神奈川県私立高校の延納制度
延納制度とは、私立高校における入学手続きの際に、入学金や学費の納入の全部または一部を、公立高校の合格発表後まで、待ってくれる制度です。
神奈川県の私立高校でも多くの高校で延納制度が採用されています。合格発表後に入学金の一部として前納金(※)を振り込む場合や延納願を提出する高校もありますが、多くの私立高校は、入学手続き締切日を公立高校の合格発表後に設定していて、前納金や延納手続きは不要です。
延納制度については、下記の記事をご参照ください。
2023年度(令和5年度)神奈川県で延納制度を実施している私立高校は?
高1の先輩が受験した2023年度(令和5年度)入試では、全日制私立高校(公募校)55校中50校が公立高校併願者に対する延納制度を実施しました。そのうち全額延納校が41校、一部延納校は9校でした。
全額延納校は公立高校の合格発表(2023年度は2月28日(火))後に入学手続き締切日を設定しています。一部延納校は公立高校の合格発表前に前納金を納付し、発表後に残りを納付します。
私立高校に入学するためには入学手続き時納入金として入学金のほか、施設設備費等も必要です。詳しくは各私立高校のWebサイトでご確認ください。
神奈川県で公立高校併願者に対する延納制度を実施している高校は以下となります。
白鵬女子高校 | 聖ヨゼフ学園高校★ |
橘学苑高校 | 鶴見大学附属高校★ |
法政大学国際高校 | 横浜創英高校★ |
捜真女学校高等学部★ | 横浜清風高校 |
横浜学園高校 | 関東学院六浦高校★ |
横浜高校 | 横浜創学館高校 |
英理女子学院高校 | 武相高校 |
横浜商科大学高校 | 横浜富士見丘学園高校★ |
横浜翠陵高校★ | 横浜隼人高校 |
大西学園高校 | 法政大学第二高校 |
相模女子大学高等部★ | 相模原高校(私立) |
湘南学院高校★ | 三浦学苑高校 |
緑ヶ丘女子高校 | 横須賀学院高校★ |
北鎌倉女子学園高校★ | 鎌倉女子大学高等部 |
鵠沼高校 | 湘南工科大学附属高校 |
藤嶺学園藤沢高校★ | 藤沢翔陵高校★ |
旭丘高校 | 相洋高校 |
アレセイア湘南高校★ | 聖和学院高校★ |
柏木学園高校 | 聖セシリア女子高校 |
向上高校 | 立花学園高校 |
函嶺白百合学園高校 |
高校名 | 前納額(円) | 入学金(円) |
---|---|---|
日本大学高校 | 100,000 | 230,000 |
星槎高校 | 50,000 | 210,000 |
桐蔭学園高校 | 50,000 | 200,000 |
桐光学園高校 | 100,000 | 220,000 |
麻布大学附属高校 | 50,000 | 220,000 |
東海大学付属相模高校 | 60,000 | 200,000 |
平塚学園高校 | 70,000 | 200,000 |
鎌倉学園高校 | 150,000 | 250,000 |
日本大学藤沢高校 | 150,000 | 230,000 |
そのほか「令和5年度私立高等学校生徒募集要項」が公表されています。参考にしてください。
2024年度(令和6年度)私立高校の生徒募集要項は順次発表されます。志望する私立高校では延納制度が採用されているかなど、併願校の納入金についても事前にしっかり確認しておきましょう。