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【神奈川県】2020年度:公立高校入試分析(1)-入試結果はどうだった?

2020年度の神奈川県公立高校入試の結果の振り返りや学力検査の傾向と対策についてお伝えします。
第1回目の今回は、入試結果について解説します。

【神奈川県】2020年度:公立高校入試分析(1)-入試結果はどうだった?

全体倍率は昨年度からさらに低下 全日制公立は受検者数の下降傾向続く

2020年度は、公立高校志願者の減少傾向がより強まりました。卒業生数の減少に合わせて募集人員も減っていますが、志願者・受検者数はそれ以上に減少しています。

これは、年収700万円未満の世帯での授業料無償化により、私立高校を選ぶ人が増加したものと考えられます。私立高校の推薦入試の受験者も増加傾向にあり、最初から私立一本で志望する中学生が増えている様子がうかがえます。これにより、公立高校の定員割れ、二次募集実施校が昨年度以上に増えています。

公立高校の入試は 高倍率校と低倍率校に二極化

公立高校離れといっても、全てが低倍率だったわけではなく、高倍率校と低倍率校の2つに分かれたのが実情です。

大学進学に力を入れ、実績もともなっている横浜翠嵐高校、柏陽高校をはじめとした学力向上進学重点校は高倍率の状態です。また、多種多様な科目から自分の興味のある科目を選択できる普通科単位制高校の中では、神奈川総合高校が高倍率となりました。

ただ、今回の入試から、学力向上進学重点校エントリー校の全てで特色検査が必須となり、特色検査が初めて実施されるエントリー校が敬遠され、高倍率上位10位以内に入っているエントリー校は減りました。こうした入試内容の変化・変更も倍率に大きく影響します。

一方、国際系を除く専門学科や総合学科などは一次募集で入学者が集まらず、二次募集を実施する学校が増えました。

2020年度公立高校入試で実質倍率が高かった高校(全日制普通科)
高校(コース)名実質倍率昨年度倍率
1市立南1.791.45
2神奈川総合(国際文化コース)1.761.70
3神奈川総合(個性化コース)1.731.83
4横浜翠嵐1.711.84
5新城1.621.39
6大和1.561.30
7柏陽1.531.42
8横浜清陵1.501.44
9湘南1.481.64
10市立桜丘1.481.55

この記事を書いた人

神奈川県入試分析担当

神奈川県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

神奈川県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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