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広島県 入試データ

広島県 公立高校入試日程 (2024年度/令和6年度)

一次選抜

出願受付日 2024年1月24日(水)〜2月9日(金)
志願変更日 2024年2月14日(水)〜2月20日(火)
検査日 2024年2月27日(火)・2月28日(水)・2月29日(木)
追検査日 2024年3月5日(火)
合格発表日 2024年3月8日(金)
備考 ※2/27 学力検査等 2/28 自己表現等 2/29 予備日

広島県 公立高校 調査書(内申書) (2024年度/令和6年度)

2023年度(令和5年度)入試から広島県の公立高校の入試制度が変更されました。一次選抜の調査書(内申書)は、中一から中三までの9教科の学習の記録(評定)が対象で、5段階で記入されます。中一、中二は評定のまま、中三は3倍に換算され、3学年の9教科の合計評点(内申点)は225点満点となります。中一:中ニ:中三の比重は1:1:3です。
また受検時には、受検者全員が受検会場で「自己表現カード」を作成します。「自己表現カード」には、興味関心があることにどのように取り組んできたか、今後それをどのように深めたいか、自己アピールなどを記入します。「自己表現カード」は面談方式で実施される「自己表現」の補助的な資料となり、カード自体が評価されることはありません。

広島県 一次選抜 合計評点(内申点)の計算方法
中一中二中三
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
=45点満点
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
=45点満点
5教科×5段階評定×3

実技4教科×5段階評定×3
=135点満点

広島県 公立高校入試 一次選抜 (2024年度/令和6年度)

2023年度(令和5年度)入試から、選抜(Ⅰ)と選抜(Ⅱ)が統合され、「一次選抜」として2月下旬に実施されます。「一次選抜」では、すべての高校・学科(コース)が実施する「一般枠」と、高校・学科(コース)の特色に応じて実施する「特色枠」の2通りの選抜を行います。「一般枠」も「特色枠」も、受検者全員に学力検査と個人ごとに面談形式で行う「自己表現」を実施します。
いずれの選抜でも、高校・学科(コース)によっては面接、作文、小論文、実技検査、自校作成問題による学力検査などの学校独自検査が実施される場合があります。

※高校・学科(コース)ごとの選抜方式については「令和6年度広島県公立高「令和6年度広島県公立高等学校入学者選抜実施内容シート」でご確認ください。

一般枠選抜と特色枠選抜の選考方法 (2024年度/令和6年度)

「一般枠」による選抜のみを実施する学科(コース)では、すべての受検生の得点を「一般枠」による選抜の内容で換算し、換算後の得点により、合格者を決定します。「一般枠」による選抜では、5教科の学力検査が実施され、配点は各教科50点満点で合計250点満点です。2倍を超えない範囲で傾斜配点が実施される場合があります。学力検査:調査書(内申書):自己表現の割合は6:2:2となります。
「特色枠」による選抜を実施する学科(コース)では、まずすべての受検生の得点を高校・学科(コース)ごとに設定する「特色枠」による選抜の内容で換算し、換算後の得点により合格者(入学定員の50%以内)を決定します。次に「特色枠」による選抜で合格にならなかったすべての受検生の得点を「一般枠」による選抜の内容で換算し、換算後の得点により合格者(入学定員の50%以上)を決定する2段階選抜となります。学力検査:調査書(内申書):自己表現の配点の比重は、高校ごとに定められます。「特色枠」による選抜と「一般枠」による選抜は、どちらか一方を選んで出願するものではありません。

一般枠による選抜と特色枠による選抜の選考方法
 「一般枠による選抜」のみ実施する
学科(コース)の場合
「一般枠による選抜」および「特色枠による
選抜」を実施する学科(コース)の場合
選抜資料〇調査書(内申書)、〇5教科の学力検査、〇自己表現、〇学校独自検査(実施校のみ)
学力検査:調査書(内申書):自己表現の配点の比重6:2:2
・学校独自検査の比重は1または2
・一部の学科・コースで傾斜配点
高校ごとに配点の比重を定める
選考方法各検査の得点の合計点により合格者を決定「特色枠による選抜」→「一般枠による選抜」の順に合否判定

広島県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2023年度/令和5年度)

英語
傾向1
長文読解が全体の約6割※出る!
対策
2023年度は長文の小問数が昨年より増えました。問題が多く、長さも約490語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。広島県の長文読解の問題でよく出る形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
20語~25語程度で書く英作文が2問出る!
対策
2023年度は「長文を読んで英文を書く問題」が25語程度、「与えられたテーマについて書く問題」が20語程度と書く語数が増えました。長い英文を書くコツは、自分の知っている表現で答えることです。

※全体の約6割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
記述式の 「図形の証明問題」 が出る!
対策
例年出ている重要問題です。記述式ですから、しっかりと書く練習をしましょう。わからなかったら一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
傾向2
配点の約半分が小問集合として出るから落とせない!
対策
「小問集合」では、複数の分野の基本的な問題が出題されています。得点源ですから、各分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
国語
傾向1
2200字程度の小説が出る!
対策
15分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
200~250字の「文章を読んで書く作文」が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「力のはたらき/水圧・浮力」 が出やすい!
対策
特に、「ばねののびと水圧・浮力」や「圧力」の問題が出やすいです。フックの法則や水圧と浮力のはたらきをおさえましょう。圧力の計算は、単位の変換にも注意しましょう。
傾向2
「植物の特徴と分類」 が出やすい!
対策
特に、「植物のからだのつくり」の特徴から分類する問題が出やすいです。シダ植物・コケ植物のふえ方とつくり、種子植物の分類を図と一緒にしっかり頭に入れておきましょう。
社会
傾向1
得点差がつきやすい、資料を読みとり文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
分野が融合した大問が出る!
対策
複数の分野があわさった大問も、各分野の基本事項がしっかり理解できていれば解けます。まずは、地理・歴史・公民の基本事項をしっかり復習しましょう。

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