京都府の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

京都府 入試データ

京都府 公立高校入試日程 (2024年度/令和6年度)

前期選抜

出願受付日 2024年2月2日(金)〜2月5日(月)
検査日 2024年2月15日(木)・2月16日(金)
追検査日 2024年2月20日(火)
合格発表日 2024年2月22日(木)
備考 ・出願受付は地域ごとに設定される会場での一括受付は2/2のみ、2/2・2/5は志望する高校で受付
・音楽科の出願期間:1/24、1/25
・共通学力検査は2/15、その他の検査は高校が定める
・音楽科の学力検査2/3・4
・音楽科の追検査2/18・20
・美術工芸科の追検査2/19・20

中期選抜

出願受付日 2024年2月28日(水)、2月29日(木)
検査日 2024年3月7日(木)
追検査日 2024年3月11日(月)
合格発表日 2024年3月18日(月)
備考 ※地域ごとに設定される会場での一括受付は2/29のみ

京都府 公立高校 報告書(内申書) (2024年度/令和6年度)

報告書(内申書)には中一~中三の9教科の成績が5段階評価で評定点が記入され、選抜の資料として用いられます。
前期選抜は報告書の中一~中三の9教科の評定(内申点)の合計は135点満点です。中期選抜では実技4教科の評定を2倍し、9教科全学年の評定(内申点)の合計は195点満点となります。

京都府 「中期選抜」での報告書の9教科全学年の評定(内申点)の計算方法
(195点満点)
中一中二中三
5教科を5段階評価

実技4教科を5段階評価×2
=65点満点
5教科を5段階評価

実技4教科を5段階評価×2
=65点満点
5教科を5段階評価

実技4教科を5段階評価×2
=65点満点

※中三の成績は、前期選抜は12月31日現在、中期選抜は2月10日現在の記録を記入します。

京都府 公立高校入試 前期選抜 (2024年度/令和6年度)

前期選抜はすべての高校・学科で実施します。募集割合は定員に対して、普通科は20~30%、普通科単位制は30~50%、普通科総合選択制は70%、普通科スポーツ総合専攻および美術・工芸専攻は100%(一部を除く)、専門学科は70~100%、総合学科は70%などさまざまです。
選考は、学力検査、報告書(内申書)、面接、作文(小論文)、活動実績報告書、実技検査の検査項目を組み合わせたA・B・Cの選抜方式の中から、各高校の定めた選抜方式・検査項目により行われます。検査項目の配点比率は高校・学科などによって異なります。前期選抜では、一部の高校・学科が難度の高い学校独自問題による検査を行います。

京都府 「前期選抜」の選抜方式と検査項目
方式検査項目
A 方式●学力検査
国語・数学・英語の共通学力検査または高校独自に作成する学力検査の中から合わせて5教科以内
●報告書(内申書)
●面接、作文(小論文)のいずれか1項目または両方
●活動実績報告書※
B 方式●報告書(内申書)
●面接、作文(小論文)のいずれか1項目または両方
●活動実績報告書(必須)
C 方式●学力検査
国語・数学・英語の共通学力検査または高校独自に作成する学力検査の中から合わせて5教科以内
●報告書(内申書)
●面接、作文(小論文)のいずれか1項目または両方
●活動実績報告書※
●実技検査(必須)

※A・C方式の「活動実績報告書」の必要の有無は各高校が選択し、高校によってA方式の選抜方式を1型、2型に区分する場合があります。

京都府 公立高校入試 中期選抜 (2024年度/令和6年度)

中期選抜は、前期選抜で募集定員の100%を募集する学科などを除くすべての高校・学科で実施します。第2志望まで志願でき、第1志望第1順位、第1志望第2順位、第2志望と、最大3つまで志願することができます。
選考は、報告書(内申書)の9教科全学年の評定(内申点)(195点満点)と5教科の学力検査の成績(200点満点)、報告書の評定以外の記載内容を総合的に判断して、合格者を決定します。報告書の9教科全学年の評定(内申点)と学力検査点の比率はおおむね1:1です。

京都府 公立高校入試 学区 (2024年度/令和6年度)

普通科は5つの通学圏があり、住んでいる地域によって志願できる高校が限られています。ただし、口丹、中丹、丹後の通学圏では、普通科の前期選抜に限り、口丹、中丹、丹後のどの通学圏からも志願できます。総合学科の南丹高校、地域創生科の大江高校は府内全域から志願可能。専門学科も原則として府内全域から志願可能です。ただし、市立紫野高校アカデミア科は制限があるので注意が必要です。

京都府 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2023年度/令和5年度)

英語
傾向1
長文読解が全体の約6割※出る!
対策
問題が多く、長さも約730語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。京都府の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
リスニングが大問5問中3問も出る!
対策
京都府のリスニング問題は、選択問題ですから比較的易しめです。確実に得点しましょう。

※全体の約6割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
計算問題が中心の小問集合が全体の4割分※出る!
対策
「小問集合」では、複数の分野の基本的な問題が出題されています。得点源ですから、各分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
傾向2
「規則性に関する問題」 が出る!
対策
例年出ていますから、次の入試でもねらわれやすいです。○番目の□の数など、数の変わり方の特徴を式に表す練習をしていきましょう。問題の読み取りでつまずきがちな場合は、図にかき込んだり、具体的な数で規則性を考える習慣をつけましょう。

※4割分とは、配点に占める割合です。

国語
傾向1
約2100字の説明的文章が出る!
対策
25分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容や理由を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
発言の効果・意図などが問われる「会話・発表の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「会話・発表の問題」でしっかりとコツをおさえて解けるようになりましょう。
理科
傾向1
「力のはたらき/水圧・浮力」 が出やすい!
対策
特に、「ばねののびと水圧・浮力」や「圧力」の問題が出やすいです。フックの法則や水圧と浮力のはたらきをおさえましょう。圧力の計算は、単位の変換にも注意しましょう。
傾向2
「飽和水蒸気量・雲のでき方」が出やすい!
対策
特に、「飽和水蒸気量」に関する問題や「雲ができるしくみ」の問題が出やすいです。湿度の計算は、まず条件を整理することが大切です。露点と湿度の関係を合わせておさえましょう。
社会
傾向1
ニガテな人が多い、資料を読みとる問題が出る!
対策
資料を読みとる問題をたくさん解いて慣れることがいちばんの近道です。答え合わせをして理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
対策
一つひとつのできごとを、ただ暗記するだけでは並べ替え問題を解くことはできません。なぜそのできごとがおこったのか、理由とあわせて暗記を進めることが重要です。

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