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【京都府】高校入試 前期選抜の面接の配点や質問例は? 先輩の攻略法は?
京都府の前期選抜では、ほとんどの高校が「面接」を実施します。前期選抜は例年高倍率になるため、勝ち抜くためには面接対策も必須。各高校の面接の配点比率や、合格した先輩のアドバイスをご紹介しますので、参考にしてください。

前期選抜での面接の配点は、高校によって異なる!
普通科の前期選抜は、共通学力検査150点(国・数・英各50点)と内申書135点(中学校3年間の評定の合計)を基本として、そのほかの「面接」「作文(小論文)」「活動実績報告書」のうちの、実施する検査項目をあわせた得点で合否判定されます。面接はほとんどの高校が実施しますが、面接の配点比率は高校によってさまざま。
2022年度入試の普通科の例をご紹介しますので、気になる高校の比率をチェックしましょう。
配点比率 | 高校名 |
---|---|
学力:内申書:面接 【150:135:60】 |
京都八幡(A) |
学力:内申書:面接 【150:135:50】 |
鴨沂(A1) 、向陽(A)、堀川(A)、塔南(A1) |
学力:内申書:面接 【150:135:45】 |
朱雀(A) |
学力:内申書:面接 【150:135:40】 |
洛西(A)、洛水(A) |
学力:内申書:面接 【150:135:30】 |
山城(A1)、洛北(A1)、洛東(A) 、鳥羽(A1)、桂(A) 、東稜(A)、乙訓(A1)、西乙訓(A) 、莵道(A) 、城南菱創(A) 、西城陽(A1)、亀岡(A1)、園部(A) |
学力:内申書:面接 【150:135:15】 |
北稜(A) 、柴野(A1) |
面接点の割合が全体の約10%の高校が多い
最も多いのが、「学力検査:内申書:面接」の比率が【150:135:30】の高校です。315点満点中の30点が面接点なので、約10%が面接点ということになります。面接の配点が最も高い京都八幡高校の場合は、約17%が面接、逆に最も低い北稜高校や柴野高校の場合は5%が面接点となります。
普通科の前期選抜は、毎年平均倍率が2.5倍を超える狭き門。1点を争う入試なので、面接で高得点がとれるように万全の準備をして、合格に近づきましょう。
前期選抜の面接の質問例を大公開!

10分前後の集団面接の場合が多い!
面接の時間は5分~30分ぐらいの集団面接が多く、面接官も複数の形式がほとんどのようです。具体的にどんな質問をされたのか、合格した先輩の体験談を見てみましょう。
質問は3つで、「なぜA方式1型を志望したのか」「高校入学後頑張りたいことは何か」「本当に本校を希望するか」の確認でした。深くは聞かれず、意外とすぐに終わりました。(塔南高校・Y.N先輩)
学科(企画科)ならではの質問があったよ。 「志望動機」「これから業績が上がると予想できる業種と選んだ理由」 「出身中学校の魅力」でした。(京都すばる高校・M.U先輩)
1.「志望動機」、2.「中学校で頑張ったこと」、3.「文武両道において大切なこと」、4.「将来の夢」について聞かれた。4人での集団面接で質問数も多くなかったよ。(洛北高校・道端のクマさんY先輩)
合格した先輩の、緊張撃退法は?
実際に先輩が行っていた「面接」対策や、当日の緊張撃退法など、合格した先輩直伝の攻略法をご紹介します。
頭の中でごちゃごちゃになっている情報や単語を冷静になって整理すること。また、挙手して答える方式だったので、他の人の意見も参考にしました。(城南菱創高校・ARS先輩)
質問数が少なかったので一つ一つを具体的に、他の人と違う内容を話しました。面接官の目を見ると焦ったりするので、ネクタイ付近を見るようにしました。(福知山高校・もーちゃん先輩)
求められているのは普段の自分なので、リラックスして臨めば大丈夫。待ち時間の間に、窓の外を見て何も考えない時間をつくったよ。(洛南高校・かりんとう先輩)
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冬休みはご家庭での面接練習のチャンスです。本番を想定して繰り返し練習するとともに、服装や髪形の確認もしておきましょう。

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