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高校受験:志望校はいつまでにどうやって決める?
志望校はいつまでに、どうやって決めればいいのか。毎年受験生から多くいただく質問です。先輩たちの体験談、アンケートから志望校決定について見てみましょう。
志望校はいつまでに決める?
最終的に受験校を決めるのは、中3の12月ごろの三者面談までですが、秋から志望校対策を始めるためには、夏までに志望校候補を何校か考え、夏休みの間に高校見学や学校説明会に出かけて確認しておきたいところです。
高校受験での志望校は早めに決めることが望ましいです。志望校が決まることによって、具体的な目標が設定でき、ゴールまでの実力アップの対策が明確になるからです。めざす高校に合格するために「内申点はあといくつ上げるべき?」「学力検査では何点必要?」ということを早めに知ることによって対策が立てられるのです。
まだ志望校が絞り込めていなくても、高校のWebサイトでどんなことが学べる高校・学科なのかを調べたり、先輩の体験談を読んだりして、気になる高校を少しずつ洗い出しておきしょう。
一部の先輩は、中3になる前から志望校を探し始めていたようです。時間に余裕がある中1や中2のうちから高校探しを始め、仮でも目標とする高校が見つかれば、意識が高まって学習へのモチベーションもアップします。
機会があれば、中1や中2のうちからオープンスクールなどに参加してみるのがおすすめです。
志望校を決めたポイントは?
志望校の決め手は、さまざまですが、自分の実力に合っていることや、通学のしやすさを重視する先輩が多いです。
また、校風やカリキュラムなど、充実した高校生活を送ることを重視して志望校を選ぶ先輩も多いです。
説明会や体験談をヒントに志望校を決めよう
やりたい部活動はあるか、気の合う友達はできそうか。充実した高校生活を送るためには、細かい部分のチェックも必要です。先輩たちは、高校見学で、施設・環境、授業内容、肌で感じる雰囲気、大学進学率など、さまざまなポイントを納得いくまでチェックし、総合的に判断しています。
進研ゼミ<高校入試情報サイト>の「先輩体験談」では、パソコンやスマホで気になる高校の先輩体験談を読むことができます。おうちで先輩体験談を読んで、志望校を絞り込んでおきましょう。
オンラインの高校入試説明会も積極的に活用を
コロナ禍に、オンラインでの高校見学や入試説明会を開催する高校が急増しました。今年もオンライン説明会の日程を設けたり、会場とオンラインを同時開催しているところもありますので、興味のある高校はぜひ参加してみましょう。