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高校入試 作文・小論文の書き方5ステップ
制限時間内に書き上げる、高校入試の作文・小論文。テーマは高校や学科によってさまざまですが、実は書き方の基本は共通するものがあります。基本となるステップを身につけて、どんな出題にも対応できるようにしておきましょう!
書き方1:作文・小論文に書くテーマを決める
具体的なテーマを決める
たとえば、「友情」という課題に対して、「友情はすばらしい」と言いたい場合、どのように「すばらしい」のか考えを進め、「友情はお互いを高めあう力になる」と具体的に考えると、書きやすくなります。
テーマはひとつに絞る
まず、思いつくことをいくつか列挙し、そこから書きやすいもの、自分ならではの体験を交えて書けるものを1つ選びましょう。テーマを絞ると、伝えたいことが明確になります。
書き方2:作文・小論文に必要な材料を集める
具体的な理由を探す
意見を述べるときには、それを支える理由が不可欠。なぜそう考えたのかを明確に伝えるための、具体的な理由を探しましょう。
過去や未来にも注目する
現在の状況から考えるだけでなく、今までの経験や将来の抱負・夢など、過去や未来にも注目して、幅広い視野で材料を集めるとよいでしょう。
書き方3:構成を決めて書く
三段落構成が基本
はじめ(テーマに対する意見を明示する)、なか(意見に対する具体的な理由を説明する)、まとめ(もう一度意見をまとめる)の三段落構成で書きましょう。
設問の条件に注意!
設問に「二段落構成で書きなさい」など特別な条件がある場合は、その条件を必ず守らないといけません。特に字数制限(字数オーバーしないなど)は必ず守るようにしましょう。守らないと減点される可能性があります。減点されないためにも、「設問に沿った内容で書けているか」、「書く(特別な)条件は満たしているか」をしっかり確認することが大切です。
書き方4:原稿用紙に清書する
実際に書いてみる
書くことで改善点が見えてきて、考えを整理することができます。過去に出題されたテーマで対策をするときも、必ず書くところまで行いましょう。
原稿用紙の使い方に注意
せっかくすばらしい作文・小論文を書いても、原稿用紙の使い方を間違えて減点されたらもったいない! 普段から正しい使い方で書けるように練習しましょう。
書き方5:書いた文章の見直し&推敲をする
最後の5分間は推敲
最後の5分間は、推敲のために時間を確保しておきましょう。しっかり見直すことで、思わぬ減点を防ぐことができます。
何度も書いてみる!
あとは練習あるのみ。志望校の出題パターンを確認し、コツをつかむまで何度も書きましょう。ほかのテーマへの応用力も身につきます。
志望校でどのようなテーマで出題されているかを確認しましょう。<高校入試情報サイト>では、出題された作文・小論文について、先輩体験談で紹介しています。
第三者に見てもらう!
「進研ゼミ中三受験講座」では、12月号で<合格への面接&作文・小論文攻略>をお届けしています。
原稿用紙の使い方などの基本的なルールから、出題パターンに合わせた書き方のポイントを細かなステップでご紹介しています。赤ペン先生に添削してもらえる添削課題もありますので、入試に間に合うよう、ぜひお早めにご活用ください。