東京都の高校入試情報
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東京都 入試データ

東京都 都立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

推薦選抜

出願受付日 2025年1月9日(木)〜1月16日(木)
検査日 2025年1月26日(日)・1月27日(月)
合格発表日 2025年1月31日(金)

一般選抜

出願受付日 2025年1月30日(木)〜2月5日(水)
検査日 2025年2月21日(金)
合格発表日 2025年3月3日(月)

東京都 都立高校 調査書(内申書) (2025年度/令和7年度)

調査書の評定(内申点)は中三の成績のみが対象になります。

一般選抜(学力検査に基づく選抜)の場合、下の表のように「5教科×5段階評定」と「実技4教科×5段階評定×2倍」の合計65点満点です。ただし芸術・体育に関する学科は異なり、「国・数・英の3教科×5段階評定」と「それ以外の6教科×5段階評定×2倍」の合計75点満点となります。

推薦選抜では、9教科の評定または「観点別学習状況の評価」(9教科の全27観点の3段階評価を点数化)を調査書の評定(内申点)とします。

東京都一般選抜 調査書の評定(内申点)の算出方法(65点満点)
中一中二中三
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×2倍

東京都 都立高校入試 推薦選抜(推薦に基づく選抜) (2025年度/令和7年度)

推薦選抜(推薦に基づく選抜)は、一般推薦と文化・スポーツ等特別推薦、理数等特別推薦があり、中学校長の推薦が必要です。いずれも学力検査は行いません。

東京都 都立高校入試 一般推薦
出願 ・志願は第1希望のみ
・一部の高校で第2希望まで志願可能
・志願変更はできない
・自己PRカードを提出するが点数化はされず、面接の資料として活用される
検査内容 ・個人面接または集団討論
・小論文または作文
・実技検査等
上記から1つ以上の検査を実施
選抜方法 ・調査書、各検査の結果を点数化し、総合した成績で選考
・一般推薦書の「推薦理由」欄も選考の資料となる
東京都 都立高校入試 文化・スポーツ等特別推薦
出願 ・志願は第1希望のみ
・志願変更はできない
・高校ごとに推薦基準がある
・同じ高校の一般推薦にも出願可能
検査内容 ・個人面接または集団面接
・実技検査、作文等
選抜方法 ・調査書、各検査の結果を総合した成績で選考
・文化・スポーツ等特別推薦書の「推薦理由」欄も選考の資料となる
東京都 都立高校入試 理数等特別推薦
出願 ・志願は第1希望のみ
・志願変更はできない
・ほかの推薦選抜に出願できない
検査内容 ・科学分野等の研究に関するレポートについての口頭試問
・個人面接
・小論文
選抜方法 ・調査書、各検査の結果を総合した成績で選考
・理数等特別推薦書の「推薦理由」欄も選考の資料となる

東京都 都立高校入試 一般選抜(学力検査に基づく選抜) (2025年度/令和7年度)

一般選抜(第一次募集・分割前期募集)は、おもに学力検査と調査書の評定(内申点)に基づいて選抜されます。

東京都 都立高校入試 一般選抜(学力検査に基づく選抜)
出願 ・志願は1校、一部第2志望まで出願可能
・志願先変更は1回のみ可能
学力検査 ・5教科の学力検査
※芸術および体育に関する学科は国語、数学、英語の3教科
・各教科50分
・教科100点満点(一部傾斜配点を実施)
・一部自校作成問題を実施
その他の検査 ・面接
・小論文または作文
・実技検査
・面接の資料と自己PRカードを提出するが点数化はされない
選抜方法
  • ・調査書(内申書)、学力検査と東京都中学校英語スピーキングテストの結果を総合し、その他の検査の結果もすべて点数化して総合成績により選考
  • ・学力検査の得点と調査書点の合計は1000点満点に換算
  • スピーキングテストの結果は、A~Fの6段階の評価で20点満点

東京都 都立高校入試 一般選抜 自校作成問題実施校 (2025年度/令和7年度)

一般選抜において、一部の高校では、国語、数学、英語の学力検査問題をそれぞれの高校(自校)が作成し出題します。2025年度(令和7年度)は10校が国語、数学、英語の3教科で、1校が英語で自校作成問題を実施します。その他の教科の学力検査問題は共通問題となります。

東京都 都立高校入試 自校作成問題実施校 (2025年度/令和7年度)
国語、数学、英語で自校作成問題を実施
日比谷高校 戸山高校
青山高校 西高校
八王子東高校 立川高校
国立高校 新宿高校
墨田川高校 国分寺高校
英語のみ自校作成問題(リスニング問題含む)を実施
国際高校

東京都 都立高校入試に役立つ情報 (2025年度/令和7年度)

東京都 都立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が大問4問中3問も出る!
対策
小問の数が多く、長さも約650語の長文が出ますから、スピードを意識して解くことがとても大事です。東京都の長文読解は、出題形式が毎年ほぼ同じです。入試本番で速く、正確に解くテクニックを身につけていきましょう。
傾向2
メールの返事を3文書く英作文が出る!
対策
東京都では例年「メールなどの返事を書く問題」が出題され、配点も12点と高くなっています。英文を書くコツは、自分の知っている文法や単語を使うことです。文の構成や理由の書き方をおさえて、しっかり対策をしていきましょう。
数学
傾向1
大問1で、基本的な内容を問う問題が全体の約5割分※出る!
対策
ここでとりこぼさず得点できれば、平均点がねらえます。数と式・関数・図形・データの活用の4分野すべての基本的な知識を、きちんと身につけておくことが大切です。問題演習を通して、教科書レベルの問題は確実に得点できるよう、繰り返し練習していきましょう。
傾向2
大問4で記述式の「図形の証明問題」 が出る!
対策
注意したいのは大問4の「図形の証明問題」です。問題文からわかることを図にかく→見通しを立てるという流れを練習しておきましょう。記述の練習をして入試本番で得点できるようにしましょう。

※約5割分とは、配点に占める割合です。

国語
傾向1
約3800字の説明的文章が出る!
対策
作文も含め20分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容や理由を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
2つ以上の文章を読んで答える「融合文の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「複数の文種からなる問題」対策でコツをおさえて解けるようになりましょう。
理科
傾向1
大問1・2で、各分野の基本的な知識で解ける小問集合が4割※も出る!
対策
問題文が長いのが特徴です。難しく見えますが、基礎知識で解ける小問集合をおさえるだけで例年の平均点の半分以上を取ることができます。基礎をおさえながら過去問演習で入試の形式に慣れましょう。
傾向2
「中和とイオン・電池」 が出やすい!
対策
特に、「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の実験」や「電池とイオン」の問題が出やすいです。 中和のしくみと反応後にできるもの、電池になる条件とそのしくみをおさえましょう。

※4割とは、配点に占める割合です。

社会
傾向1
統計資料や地図など複数の資料を読みとる問題が5割以上※出る!
対策
東京都は50点分以上が複数の資料を読みとる問題です。全体的に多くの資料を読みとる必要があるため、スピードが求められます。読みとりのコツを身につけて、速く解けるようにしていきましょう。
傾向2
歴史の並べ替え問題など、時期や順番を問う問題が出る!
対策
東京都では歴史の時期や順番を問う問題が例年出題されます。できごとをばらばらに覚えるのではなく、つながりをとらえることが攻略のコツです。できごとのつながりを大きな流れでおさえていきましょう。

※5割以上とは、配点に占める割合です。

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