大阪府の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

大阪府 入試データ

大阪府 公立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

特別入学者選抜

出願受付日 2025年2月14日(金)〜2月17日(月)
※音楽科の出願は2/4、2/5
検査日 2025年2月20日(木)・2月21日(金)
音楽科は視唱・専攻実技を2/15、学力検査と聴音を2/20に実施
合格発表日 2025年3月3日(月)

一般入学者選抜

出願受付日 2025年3月5日(水)〜3月7日(金)
検査日 2025年3月12日(水)
合格発表日 2025年3月21日(金)

大阪府 公立高校 調査書(内申書) (2025年度/令和7年度)

大阪府の調査書(内申書)には、中一~中三の9教科の成績が5段階評定で記載されます。調査書(内申書)の評定を内申点に換算する際は、中三の成績を重視し、中一:中二:中三の比率は1:1:3。また、9教科の成績はすべて同等に扱います。下の表のように、一般入学者選抜と特別入学者選抜では、内申点の合計が異なります。

大阪府 「一般入学者選抜」の調査書の評定(内申点)内訳(450点満点)
中一中二中三
割合113
内申点9教科×5段階評定×2倍
=90点満点
9教科×5段階評定×2倍
=90点満点
9教科×5段階評定×6倍
=270点満点
大阪府 「特別入学者選抜」の調査書の評定(内申点)内訳(225点満点)
中一中二中三
割合113
内申点9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定×3倍
=135点満点

※総合学科のステップスクールの選抜は、調査書(内申書)の評定(内申点)の算出方法などが異なります。

大阪府 公立高校入試 特別入学者選抜 (2025年度/令和7年度)

一部の専門学科と総合学科で実施する特別入学者選抜では、全員に学力検査、学科により実技検査または面接を実施します。

専門学科 総合学科
(エンパワメントスクール)
出願
  • 1校1学科に出願
  • 設置学科が複数ある高校については、第2志望まで出願可能
  • 1校に出願
学力検査
  • 5教科の学力検査(英語はリスニングテストを含む)
  • 英語の検査時間は筆答40分の後、リスニングテスト15分。その他は各教科40分
  • 各教科45点満点
  • 保有する外部検定の結果を英語の学力検査の成績として読み替えることができる
  • 国語・数学・英語の学力検査問題は「A基礎的問題」と「B標準的問題」の2種類が作成され、各高校が使用する問題を選択する
その他の検査
  • 実技検査
  • 集団面接
選抜方法
  • 学力検査の成績(225点満点)と調査書(内申書)の評定(225点満点)に、各高校が選択した倍率をかけ合計を算出。さらに実技検査の成績を加え総合点とし、(Ⅰ)群と(Ⅱ)群に分けて選抜
  • (Ⅰ)群では、総合点の高い人から募集人員の90%まで合格となる。
  • (Ⅱ)群(ボーダーゾーン)では、自己申告書および調査書(内申書)中の「活動/行動の記録」を資料とし、その高校のアドミッションポリシー(求める生徒像)に極めて合致する人が優先的に合格となる
  • 調査書、学力検査の成績、面接の評価、自己申告書を選抜の資料として2段階で選抜

※総合学科のステップスクールの選抜は、3教科(国語・数学・英語)の学力検査の実施など選抜内容・方法が異なります。

大阪府 公立高校入試 一般入学者選抜 (2025年度/令和7年度)

普通科や文理学科をはじめ多くの学科で実施する一般入学者選抜では、全員に5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の学力検査を実施します。

出願
  • 1校1学科に出願
  • 設置学科が複数ある高校は、第2志望まで出願できる
学力検査
  • 5教科の学力検査(英語はリスニングテストを含む)
  • 各教科90点満点
  • 保有する外部検定の結果を英語の学力検査の成績として読み替えることができる
  • 国語・数学・英語の学力検査問題は「A基礎的問題」と「B標準的問題」「C発展的問題」の3種類が作成され、各高校が使用する問題を選択する
選抜方法
  • 学力検査の成績(450点満点)と調査書(内申書)の評定(450点満点)それぞれに、各高校が選択した倍率をかけて算出した合計を総合点とし、(Ⅰ)群と(Ⅱ)群に分けて選抜
  • (Ⅰ)群では、総合点の高い人から募集人員の90%まで合格となる
  • (Ⅱ)群(ボーダーゾーン)では、自己申告書および調査書(内申書)中の「活動/行動の記録」を資料とし、その高校のアドミッションポリシー(求める生徒像)に極めて合致する人が優先的に合格となる

大阪府 公立高校入試 英語資格(外部検定)の活用 (2025年度/令和7年度)

一般入学者選抜および特別入学者選抜の英語の学力検査において、外部機関による英語力判定テストのスコア(成績)等を活用する制度が導入されています。活用するにあたり、スコア等に応じた読み替え率を定め、読み替え率により換算した点数と英語の学力検査の点数を比較し、高いほうの点数を学力検査の成績とします。英語資格(外部検定)を活用する場合は、出願時に証明書の画像等データを提出します。
英語資格(外部検定)の活用は、「基礎的問題」「標準的問題」「発展的問題」のすべての検査問題が対象となります。

※TOEFL iBT®とは、大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定するもの。
※IELTS™とは、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスなどの英語圏の国への留学、就労などを希望する人の英語力を測定する英語試験。

英語資格(外部検定) スコア(成績)の読み替え率
資格
TOEFL iBT®60~120点50~59点40~49点
IELTS™6.0~9.05.55.0
実用英語技能検定準1級・1級対応なし2級
読み替え率100%90%80%

大阪府 公立高校入試に役立つ情報 (2025年度/令和7年度)

大阪府 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が大問3問中2問※も出る!
対策
例年、内容をしっかり把握しないと解けない難しめの長文読解が出ています。A問題では約410語、B問題では約560語などと語数が多く、問題数も多いですから、速く正確に長文を読み解く力が必要です。
傾向2
3語~20語程度で書く英作文が出る!
対策
2024年度は、A問題で対話が成り立つように英文を書く英作文、B問題で与えられたテーマについて書く問題などが出ました。習った文法・表現を使って書けるようにしておくことが大事です。

※大問3問中2問とは、B問題の場合です。

数学
傾向1
数と式、図形、データの活用などから基本的な問題が「小問集合」 として出る!
対策
「小問集合」では、計算問題や複数の分野の基本的な問題が出題されています。問題演習を通して、教科書レベルの問題は確実に得点できるよう、繰り返し練習していきましょう。
傾向2
図形分野では、「図形の証明問題」が出る!
対策
「図形の証明問題」は、例年出ている重要問題です。問題文からわかることを図にかいて見通しを立てるという流れを練習しましょう。証明問題を解くときや書くときのポイントを押さえながら、本番で得点できる力をつけていきましょう。
国語
傾向1
読解、国語知識など、幅広く出る!
対策
基本的な読解力や知識が求められていますから、様々な問題に取り組んで点を取れるようになりましょう。
傾向2
A問題では180字程度、B問題では260字程度で書く作文が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「状態変化・気体」 が出やすい!
対策
特に、「水とエタノールの混合物を加熱する実験」や「気体の性質」の問題が出やすいです。実験図と一緒に操作の理由や蒸留のしくみ、主な気体の性質をしっかりと覚えておきましょう。
傾向2
「地震・火山」 が出やすい!
対策
特に、「地震の波のグラフの読み取り」の問題や「火山の種類とその特徴」を問う問題が出やすいです。初期微動継続時間や地震の波の速さ、震源からの距離の求め方をおさえましょう。
社会
傾向1
差がつきやすい、資料を読みとり文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
対策
一つひとつのできごとを、ただ暗記するだけでは並べ替え問題を解くことはできません。なぜそのできごとがおこったのか、理由とあわせて暗記を進めることが重要です。

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