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【大阪府】2021年度:公立高校入試分析-入試結果はどうだった?

大阪府の入試について、2021年度の公立高校入試の結果も踏まえて解説します。

【大阪府】2021年度:公立高校入試分析-入試結果はどうだった?

文理学科は例年通り高倍率に

2021年度の文理学科の全体の志願倍率は、1.35倍(前年は1.41倍、前々年度は1.34倍)で、前年度よりは下がりましたが、前々年度並みの高い水準でした。
また、普通科(単位制除く)の全体志願倍率は1.13倍でしたが、高校によっては高い倍率となっているところがあるため、注意が必要です。

2021年度一般選抜 文理学科 志願倍率
高校名 募集人員(A) 学校全体の志願者数(B) 学校全体の志願倍率(B/A)
北野 320 425 1.33
大手前 360 449 1.25
高津 360 514 1.43
天王寺 360 441 1.23
豊中 360 552 1.53
茨木 320 488 1.53
四條畷 360 496 1.38
生野 360 472 1.31
三国丘 320 449 1.40
岸和田 320 364 1.14
2021年度公立高校一般選抜 普通科(単位制除く)で志願倍率が高倍率の高校
高校名 学科名 募集人員(A) 学校全体の志願者数(B) 学校全体の志願倍率(B/A)
春日丘 普通 320 549 1.72
山田 普通 320 509 1.59
夕陽丘 普通 240 371 1.55
東住吉 普通 240 355 1.48
布施 普通 280 391 1.40
花園 普通 240 447 1.40
国際文化 79
清水谷 普通 280 387 1.38
高石 普通 280 387 1.38
山本 普通 240 329 1.37
豊島 普通 280 381 1.36
富田林 普通 122 166 1.36

公立高校入試対策のポイント1 前学年の単元はしっかり復習を

2021年度入試では、新型コロナウイルス感染拡大防止で休校措置があったため、学力検査で出題範囲の一部が削減されました。
しかし2022年度入試では、例年通りの出題範囲に戻ると考えられます。とくに前学年の学習内容でしっかりと定着していない単元がある場合は、早めに復習し対策しておくことが大切です。

公立高校入試対策のポイント2 英語の外部検定の読み替えは英語が好きで得意な人は挑戦しても

公立高校入試では英検®などの外部検定での取得級・スコアによって学力検査の英語の得点を読み替えるという制度があります。入試当日の英語の学力検査の得点と読み替えの点数のうち、高いほうの点数が合否判定に使用されるという制度です。
読み替えがされるのは、英検®でいうと2級以上と高レベルなことから、実際にこの制度を利用する人は多くはなく、2020年度では、1650名でした。しかし、年々利用者数は上がっています。
中1・2生であれば今から計画的に英検®などの級取得のための対策を始めるのもよいでしょう。しかし、中3になって読み替え制度のためにこれから始めようとするのはおススメしません。学力検査対策をしっかりやっていくことが大切です。

英語資格の読み替え率・最低保証点
資格 TOEFL iBT IELTS 実用英語技能検定 読み替え率 最低保証得点
特別選抜
45点満点
一般選抜
90点満点
60 6 準1級 100% 45 90
50 5.5 対応なし 90% 41 81
40 5 2級 80% 36 72
英語資格活用者数・第一志望者志願者

この記事を書いた人

大阪府入試分析担当

大阪府入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

大阪府の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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