愛知県の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

愛知県 入試データ

愛知県 公立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

推薦選抜

出願受付日 2025年1月27日(月)〜2月3日(月)
検査日 2025年2月6日(木)
※面接と特別検査を2/6に実施
音楽科のみ2/7も特別検査を実施
特別検査は実施する学科のみ
合格発表日 2025年2月10日(月)

特色選抜

出願受付日 2025年1月27日(月)〜2月3日(月)
検査日 2025年2月6日(木)
※入学検査と面接を2/6に実施
2/7も実施される場合がある
合格発表日 2025年2月10日(月)

一般選抜

出願受付日 2025年2月7日(金)〜2月17日(月)
志願変更日 2025年2月18日(火)
検査日 2025年2月26日(水)・2月27日(木)・2月28日(金)
※学力検査は2/26に実施
面接と特別検査は、Aグループが2/27、Bグループは2/28に実施
※面接と特別検査の実施の有無は高校・学科によって異なる
合格発表日 2025年3月11日(火)

愛知県 公立高校 調査書情報(内申書) (2025年度/令和7年度)

一般選抜では、調査書情報(内申書)の中三の9教科の5段階評定の合計を2倍したもの(90点満点)が評定得点(内申点)となります。また、美術科では美術、音楽科では音楽、国際英語科・国際教養科・国際探究科では英語、スポーツ科学科では保健体育の評定をそれぞれ1.5倍する傾斜配点を行います。推薦選抜では、推薦情報に中二の成績が登録され、合否判定において中二の成績も資料になります。

愛知県 一般選抜の評定得点(内申点)
中一中二中三
9教科×5段階評定
×2倍
=90点満点

愛知県 公立高校入試 推薦選抜 (2025年度/令和7年度)

推薦選抜はすべての高校で実施します。
出願には、各学科の出願要件などを満たし、中学校長の推薦を得ることが必要です。
特色選抜との併願はできません。
詳しい検査内容と選抜方法は次のとおりです。

推薦選抜の検査内容・選抜方法
検査面接受検者全員に実施
特別検査一部の学科で実施
選抜方法推薦情報、調査書情報(内申書)等や、面接と実施した場合は特別検査の結果も資料とし、選抜基準に基づき総合的に選抜を行い、合格者を決定

愛知県 公立高校入試 特色選抜 (2025年度/令和7年度)

特色選抜は一部の高校で実施します。
出願には、各学科の出願要件を満たしていることが必要です。
推薦選抜との併願はできません。
受検者全員に面接が行われます。
詳しい検査内容と選抜方法は次のとおりです。

特色選抜の検査内容・選抜方法
検査面接受検者全員に実施
その他作文、基礎学力検査、プレゼンテーション、特別検査の中から1つを各高校が選択して実施
選抜方法調査書情報、志望理由等の出願時に登録された情報、面接等の入学検査の結果を資料とし、総合的に選抜を行い合格者を決定

愛知県 公立高校入試 一般選抜 (2025年度/令和7年度)

一般選抜はすべての高校で実施されます。
2校2学科まで出願できます。普通科は異なる群2校への出願はできません。
第1志望校、第2志望校のいずれか1回に限り志願変更できます。
受検者全員に学力検査が行われます。
詳しい検査内容と選抜方法は次のとおりです。

一般選抜の検査内容・選抜方法
検査学力検査国語・社会・数学・理科・英語(聞き取り検査を含む)
各教科45分(英語を除く)
英語は聞き取り検査が10分程度、筆記が40分の計50分
各教科22点満点
その他面接、特別検査
一部の高校等で実施
選抜方法評定得点(内申点)と学力検査合計得点、一部の高校等で実施される面接、特別検査などの結果を資料とし、総合的に校内順位を決定。各高校は県教育委員会が作成した合格候補者等名簿をもとに合格者を決める

愛知県 公立高校 学区・群・グループ分け (2025年度/令和7年度)

一般選抜の普通科では尾張学区(第1群、第2群)と三河学区の2つの通学区域があり、居住する学区内の高校に出願します。尾張学区では受検したい高校がある群を選んで出願します。(1・2群共通校もあります)
また、県内(全日制)の公立高校は、AグループとBグループに分かれており、2校2学科まで受検することができます。2校に出願する場合は、AグループとBグループからそれぞれ1校を選び、一方を第一志望校、もう一方を第二志望校に決めます。普通科2校に出願する場合は、同じ群の別グループの高校を選ぶ必要があります。グループが異なれば、普通科と、専門学科や総合学科を組み合わせて出願することもできます。
なお、専門学科、総合学科には学区がなく県内のどの高校でも受検できます。

普通科の群・グループ分け
尾張第1群
AグループBグループ
旭丘、惟信(未来探究科を含む)、昭和、熱田、豊明、日進西、江南、小牧、一宮南、半田東、緑、名東

[1・2群共通校]
松蔭、一宮北、津島、稲沢緑風館、常滑、内海
名古屋西、中村、鳴海、天白、日進、東郷、尾北、丹羽、一宮西、半田、菊里、富田

[1・2群共通校]
春日井東、犬山、小牧南、木曽川、美和(地域探究科を含む)、大府東、阿久比、東浦、武豊
尾張第2群
AグループBグループ
明和、名古屋南、瀬戸西、春日井、春日井西、高蔵寺、長久手、新川、一宮、津島北翔、東海南、大府、向陽、山田

[1・2群共通校]
松蔭、一宮北、津島、稲沢緑風館、常滑、内海
千種、守山、瑞陵、瀬戸、春日井南、旭野、西春、一宮興道、津島東、五条、横須賀、桜台、北

[1・2群共通校]
春日井東、犬山、小牧南、木曽川、美和(地域探究科を含む)、大府東、阿久比、東浦、武豊
三河群
AグループBグループ
衣台、豊田北、豊田南、加茂丘、足助、岡崎、岡崎西、岩津、刈谷、安城、西尾東、一色、高浜、豊丘、豊橋南、福江、国府、御津あおば豊田西、豊田、豊野、松平、三好、岡崎北、幸田、碧南、刈谷北、安城東、安城南、西尾、吉良、知立東、時習館、豊橋東、成章、小坂井、蒲郡東、田口

※尾張学区では、学区内の尾張第1群・第2群のいずれの高校とも組み合わせることのできる共通校があります。
※出願する2校の組み合わせは、同一群内で別グループの普通科、または別グループの専門学科・総合学科に限ります。

愛知県 公立高校入試に役立つ情報 (2025年度/令和7年度)

愛知県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が大問5問中4問も出る!
対策
マークシート式で、リスニング以外はすべて長文読解が出題されました。4つの長文で合わせて750語以上を読む必要がありますから、スピードを意識して解く練習をしましょう。愛知県の長文読解はすべて選択式ですから、解き方をおさえることが重要です。
傾向2
リスニングが全体の約2割※出る!
対策
愛知県のリスニング問題は、選択問題ばかりですから、比較的易しめです。出題形式に慣れておき確実に得点しましょう。

※全体の約2割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
基本~標準問題が約8割分※出る!
対策
愛知県の「小問集合」では、計算問題などの基本問題が出題されていて、2024年度は4つから1つを選ぶ選択問題がほとんどでした。問題演習を通して、数と式・関数・図形・データの活用の全分野の基本問題を、確実に得点できるようにしていきましょう。
傾向2
難度の高い「図形の問題」 が出る!
対策
愛知県の「図形の問題」は、難度が高く、図形分野の知識が幅広く問われる問題が出題されています。図形の問題では、条件などを図にかき込み、定理を使うために何をいえばよいかを見つける練習をしていきましょう。

※約8割分とは、配点に占める割合です。

国語
傾向1
約3200字の小説が出る!
対策
15分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
マークシートは、選択式問題の攻略がカギとなる!
対策
選択肢のちょっとした違いまで見つけ出す必要のある選択式の問題は、選択肢を正確に読み取るテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「状態変化・気体」 が出やすい!
対策
特に、「水とエタノールの混合物を加熱する実験」や「気体の性質」の問題が出やすいです。実験図と一緒に操作の理由や蒸留のしくみ、主な気体の性質をしっかりと覚えておきましょう。
傾向2
「植物の特徴と分類」 が出やすい!
対策
特に、「植物のからだのつくり」の特徴から分類する問題が出やすいです。シダ植物・コケ植物のふえ方とつくり、種子植物の分類を図と一緒にしっかり頭に入れておきましょう。
社会
傾向1
地図や統計資料など、複数の資料を読みとる問題が出る!
対策
愛知県は地図と統計資料など、複数の資料を読みとる問題が多いのが特徴です。多くの資料を読みとるためには、スピードが求められます。読みとりのコツを身につけて、速く解く練習をしていきましょう。
傾向2
5択以上から記号を選び、基本的な知識事項を答える問題が出る!
対策
最大8択の選択肢から空欄にあてはまる語句等を選ぶ問題がみられました。とにかく基本的な知識事項をコツコツと復習することが重要です。愛知県で出やすいテーマに取り組み、復習を進めていけば効率的です。

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