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【愛知県】高校入試 公立2校の組み合わせはこう決めた!
愛知県では、公立高校を2校選んで出願することができますが、第二志望校をどこにするか迷う方も多いようです。自信をもって第一志望校の受験に臨むために、第二志望校の選び方をご紹介します。
公立高校2校と、私立高校1~2校に出願するのが一般的
愛知県で公立高校をめざす場合、公立は第一志望校と第二志望校の2校、さらに私立高校にも1~2校に出願するのが一般的です(図1)。
このとき、公立の第二志望校は、第一志望校よりも難度の低い高校(図1におけるC高校)を選ぶ方が多いようです。
先輩たちの第二志望校をチェック
群・グループのルールで候補が絞られる普通科2校へ出願する場合、同一群内のAグループ・Bグループから1校ずつ選ぶ必要があります。そのため、第一志望校が決まれば、おのずと第二志望校も選択できる群・グループが決まります。実際に進研ゼミの先輩が選んだ第二志望校を、一部ご紹介します。
群 | グループ | 第一志望校 | 第二志望校 |
---|---|---|---|
尾張第1群 | A | 旭丘 | 菊里、半田、旭野 |
昭和 | 天白、半田、名古屋西 | ||
名東 | 天白、一宮西、菊里 | ||
B | 菊里 | 旭丘、昭和、江南 | |
天白 | 昭和、名東、熱田 | ||
半田 | 旭丘、刈谷**、昭和 | ||
尾張第2群 | A | 一宮 | 一宮興道、五条、瑞陵 |
向陽 | 桜台、瑞陵、西春、千種 | ||
明和 | 旭野、瑞陵、千種 | ||
B | 旭野 | 高蔵寺、明和、向陽 | |
五条 | 一宮、向陽、津島* | ||
桜台 | 向陽、名古屋南、松蔭* | ||
瑞陵 | 一宮、向陽、松蔭*、明和 | ||
千種 | 春日井、向陽、明和 | ||
西春 | 向陽、春日井、松蔭* | ||
横須賀 | 東海南、大府、名古屋南 | ||
三河群 | A | 岡崎 | 岡崎北、豊田西、時習館 |
刈谷 | 刈谷北、知立東、西尾 | ||
国府 | 小坂井、時習館、豊橋東 | ||
豊田北 | 豊田、知立東、豊田西 | ||
豊丘 | 豊橋東、時習館 | ||
B | 岡崎北 | 岡崎、岡崎西、国府 | |
刈谷北 | 刈谷、豊田南、安城 | ||
時習館 | 国府、豊橋南、岡崎 | ||
豊田西 | 岡崎、刈谷、豊田北 | ||
西尾 | 安城、刈谷、西尾東 |
2023年度から変更された公立高校入試
2023年度入試から愛知県公立高校全日制課程の入試制度が変更されました。
一般選抜における、学区(尾張・三河)や尾張学区の中の1群、2群分けやAとBのグループ分けという仕組みに変更はありませんし、2校まで出願可能という点も変更はありません。
ただし、一般選抜における学力検査は1回となり、第1志望校も第2志望校も、この1回の学力検査の結果で合否判定が行われます。1回の学力検査で結果が出せるように訓練を重ねましょう。
また一般選抜の前に、「推薦選抜」「特色選抜」が実施され、その合否結果を受けて、一般選抜に向けて志望校を検討するチャンスができました。
「特色選抜」では、面接に加えて、学校が選択する検査で合否判定がされますので、自分の得意な検査で合格を目指すチャンスも増えています。
幅広い選択肢の中から、自分の行きたいと思える志望校を選び、自分の得意な受検方法で合格を目指すチャンスがあります。ぜひ志望校選びを大切にしましょう。
いちばん大切なのは、通いたいと思えるかどうか
先輩の選んだ第二志望校はあくまで一例ですし、公立高校1校のみの出願も可能です。高校の特色や進路など、入学後のことまで視野を広げ、お子さまが通いたいと思える高校を見つけましょう。