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【愛知県】2023年度 公立高校入試はマークシート対策がカギ!

愛知県の中学3年生のみなさんが受検する公立高校入試では、2023年度(令和5年度)入試から解答用紙がマークシートに変わります。このことは、すでにご存じでしょうか。
マークシートに変わる際に注意すべきことがありますので、ここで確認しておきましょう。

【愛知県】2023年度 公立高校入試はマークシート対策がカギ!

愛知県教育委員会から発表されている情報を確認しよう!

愛知県教育委員会では、学力検査の配点が各教科22点満点、5教科合計で110点満点は変更がないことが発表されています。

また、令和4年度入試の問題をマークシート形式にした場合、どのような問題になるのか?ということも発表されています。

昨年度までの記述問題がマークシートへ変わる場合、「どのような問われ方になるのか?」また「選択肢はどのようなものが用意されるのか?」や、「解答欄はどうなっているのか?」を確認することができます。
冬休みは過去問を解くという人も多い時期です。冬休み前に確認しておきましょう。

マークシートに変わるとどのような影響があるのか?

東京都や神奈川県に続いて、愛知県でも2023年度からマークシートによる解答形式が導入されます。マークシートへ変更された初年度は一般的に、記述解答が選択解答になるため、正答率が上がる傾向にあります。

「なぜ正答率が上がるのか?」というと、記述解答だとまったく書けない受検生でも、正解がわからなくても選択肢があれば1つ選択できますし、その1つが正解になる可能性があるからです。

正答率が上がるということは、各高校における合格のボーダーラインが上がることが考えられます。この場合、もし自分だけが1問塗り間違えて、得点を失うことになれば、それだけで不合格になる可能性もゼロではありません。
つまり、多くの人が解ける問題において、単純なミスが致命的になり得るのです。

冬休みの過去問対策の際にはマークシートの練習を!

2月の入試に向けて、過去問をこの冬休みから解き始めるという人も多いと思います。その際に、教育委員会から発表されている2022年度入学者選抜におけるAグループの学力検査問題を基に作成されたマークシート形式の過去問と解答用紙を使いましょう。

たとえば、数学の問題を例に取り上げてみます。下の正答例とマークシート解答用紙を見てみましょう。大問3の(3)①の答えは4/3㎝です。マークシートでは、アに4、イに3 と塗らなければなりません。解答がわかっていても、分母と分子の数字を塗り間違えてしまうだけで得点できなくなります。
このような1点、2点のミスを重ねてしまわないように、練習をしておくことが大切です。

愛知県公立高校入試正答例とマークシート

公立高校の入試問題でマークシート対応の問題は、2022年度のAグループの問題しか発表されていません。もう少しいろいろな問題でマークシートの練習をしたい場合、他にどのような対策ができるか?というと、愛知県の私立高校の過去問で対策するとよいでしょう。

たとえば、名城大附属高校、中部大学春日丘高校、大成高校、栄徳高校、清林館高校、名古屋大谷高校、大同大大同高校など多くの私立高校がマークシート形式の入試を行っていますので過去問での対策が可能です。ご自身が受ける予定の私立併願校の過去問題で練習することをおすすめします。

本番形式でマークシートの練習ができる最後のチャンス!

進研ゼミ生に以前よりご紹介している愛知全県模試では、第4回以降はマークシート解答形式を導入しています。
第6回目の入試直前リハーサルテストの申し込み締切日が1月6日(金)となっています。出題範囲は入試と同じ全範囲から。公立高校の入試問題に準じた問題で、本番さながらの緊張感のもとに、問題を解く順序や時間配分の確認、マークシートの記入の練習などが可能です。入試直前の最後のリハーサルとしてぜひ利用してみましょう。

申し込み、詳細は以下の愛知県全県模試のページからお手続きください。

志望校の合格可能性をくわしくアドバイス!

<保護者向け 個別相談ダイヤル>では、お子さまの内申点や志望校を踏まえたうえでの具体的な入試目標点(過去問を解くときの目安)などをお伝えしています。ぜひお電話でご相談ください。

入試まで残り数か月ですが、今からの過去問演習でかなりの得点力がつきます。ぜひ、しっかりとやりきって、志望校の合格を勝ち取りましょう。

この記事を書いた人

愛知県入試分析担当

愛知県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

愛知県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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