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【愛知県】2023年度から公立高校入試制度が変わる! 予想される変更とやるべきこと

愛知県では、2023年度から新入試制度の導入が検討されています。2020年6月時点で中1生のお子さまをもつ保護者の方は、「何が変わるの?」「受験への影響は?」と気になっているのではないでしょうか。この記事では、現時点で予想される変更内容と、今やるべきことをお伝えします。
公立高校の受験では教育委員会などでは「受検」と表記されるため、本記事では「受検」と記載している箇所があります。

【愛知県】2023年度から公立高校入試制度が変わる! 予想される変更とやるべきこと

なぜ、新入試制度の導入が検討されているのか

2020年2月末、新入試制度の導入が検討されていることが発表されました。現行の入試制度を見直し、2020年6月時点での中学1年生が受検する2023年春の入学者選抜から、新しい制度で実施される予定です。

愛知県入試制度の課題と改善方針

入試制度の見直しに至った理由として、次のような課題が挙げられています。
●2回の受検により受験生の負担が大きい
●合格発表が3月中旬以降であり、合格決定時期が遅い
●中学校における出願に関する業務や高等学校における選抜業務が一時期に集中し、日程が過密である

愛知県の公立高校入試は、2017年度にも大きな制度変更が行われました。しかし、上記のような課題があることに加え、2校志願率が80%を割り込んでいることや、公立高校の欠員が生じていることなどが課題となっています。

新制度の内容は検討中で、2020年12月ごろをめどに見直し案の概要がまとめられる方針です。

予想される制度変更

新制度の概要は12月に発表されますが、どのような変更がされるのでしょうか。以下のような可能性が考えられます。

考えられる制度変更の可能性と影響

【受検回数】1校受検、または1回受検で複数校志願になる!?

まず、公立高校の受検回数が変わる可能性があります。なぜなら、「2回の受検により受験生の負担が大きい」ことが課題として挙げられているためです。

現行制度では、Aグループ・Bグループから1校ずつ選び、第一志望校と第二志望校を決めて出願できます(普通科2校へ出願する場合、同一群内の2校に限る)。そして、A・Bグループの各入試日程で、受検者全員が面接と学力検査を受けています。
もしこれが1回受検になると、受検生の負担は減ります。1回1校のみ受検、または1回受検で複数校志願できる制度になる可能性があるでしょう。

【選抜方法】推薦・一般が別日で実施される、または統一される!?

現行制度では、推薦選抜と一般選抜を同日に実施していますが、1回受検になるとしたら、この選抜方法も変更される可能性があります。
たとえば、推薦選抜と一般選抜が時期をずらして別日で行われる可能性や、推薦選抜をなくし一般選抜の中に推薦枠が組み込まれる可能性も考えられます。

【学区】全県一学区になる!?

もし1校受検になれば、Aグループ・Bグループの区分は不要になるでしょう。さらに、2校受検するからこそ「この学区(・群)の中で」と指定がされていましたが、その制限もなくなるかもしれません。
現行制度でも、学区の境にある一部の地域では、指定された周辺の高校に通学することも可能です。学区の制限がゆるやかになれば、通学範囲を考慮しつつも、受検生の志望校の選択肢が広がるでしょう。
受検生が自由に志望校を選択することで、人気校に志願が集中することも考えられます。

【高校・学科】統廃合が進む!?

もし学区が全県一学区になり、一部の高校・学科に志願者が集中することになったら、志願者が入学定員に満たない高校・学科で、統廃合が進む可能性もあります。

【入試日程】早期化する!?

公立高校の入試日程が、早まる可能性もあります。なぜなら、3月中旬まで進路が決まらないことを不安に感じる受験生・保護者が増えていることや、2月上旬に合格者を発表する私立高校から新学期の準備が難しいなどの要望も強いためです。

現行制度では、3月上旬に公立高校の入試があり、中学校卒業式後の3月20日前後に合格発表があります。この入試日程が半月ほど早まり、2月中旬ごろの入試になるかもしれません。卒業式までに公立高校の合格発表がされる可能性は高いでしょう。

新入試制度に向けて今やるべきこと

受験生がやるべきこと

以上のように、さまざまな変更が考えられます。すべての変更点が実現されるかはまだわかりませんが、どのような変更がされたとしても、受験生のみなさんがすべきことは変わりません。
●納得のいく志望校を選ぶ
●志望校に合格する実力をつける

受検回数や選抜方法が変わったとしても、どの高校に行きたいのかを真剣に考え、合格するために実力をつける必要があります。入試制度が変更になると不安に思う保護者の方もいらっしゃると思いますが、上記2つを進めておくことが大切です。

〈高校入試情報サイト〉では、お子さまの志望校選びや受験勉強に役立つ最新の入試情報を発信しています。ぜひ、ご活用ください。

この記事を書いた人

愛知県入試分析担当

愛知県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

愛知県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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