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【全国】人気上昇中!大学付属校選びのポイントは?

進研ゼミ 高校受験総合情報センター

2020年度からの新大学入試に対する不安感や近年の私立大学の定員厳格化に伴う難化から、高校入試段階で大学付属校を選択肢に入れる受験生が増えています。大学付属校を選ぶ際、保護者としてどんなことに注意したらよいのかについてまとめました。

【全国】人気上昇中!大学付属校選びのポイントは?

併設大学への「内部合格率」は数字の奥までチェック!

大学付属校のいちばんのメリットは、やはり「受験なしに大学に進学できる」ことですが、大学付属校といっても実情はさまざまです。

早慶クラスの付属校・系属校は内部合格率が90%以上、MARCHクラスでは70~80%台の場合が多いようです。内部進学せずに他大学に進学する理由はさまざまですが、国公立大学に進学したケース、併設大学には行きたい学部がなかったケースなどが考えられます。

「内部合格率」をチェックする際には表面的な数字だけではなく、各高校の他大学進学先までしっかり調べることをお勧めします。 数字の奥の意味まで調べていくことで、高校進学後の将来まで見えてきます。

最近は、併設大学への内部進学の権利を保持しながら他大学受験をしてもよい付属校も増えています。なかには他大学への進学を推奨して受験サポートを手厚く行う付属校もあるので、各高校の進路指導方針や、他大学を受験できる条件もチェックしておきましょう。

高校入試情報サイトの「大学付属校からの併設大学への合格率」で「内部合格率」を、「高校別大学合格実績」で各高校からの大学合格者数を調べてみましょう。

併設大学への内部進学は希望すればだれでもできる?

次に、併設大学への「内部進学の条件」を詳しく調べてみましょう。

多くの付属校では、基本的には、高校3年間の成績や校内外の活動の成果、生活態度などが進学条件の基準を満たしており、校長推薦をもらえれば併設大学に内部進学が可能です。

卒業できれば希望者全員が併設大学に進学できる付属校は、実はごく一部しかありません。慶應義塾大学の付属校は、慶應義塾志木高校(埼玉県)、慶應義塾女子高校(東京都)、慶應義塾高校(神奈川県)、慶應義塾湘南藤沢高等部(神奈川県)の4校すべてで希望者全員が慶應義塾大学に進学できます。しかし、早稲田大学の付属校・系属校6校の中で、希望者全員が早稲田大学に進学できるのは、早稲田大学本庄高等学院(埼玉県)、早稲田大学高等学院(東京都)のみです。

また、付属校によっては、「統一テスト」などを課したり、英検2級またはTOEIC450点以上取得などの条件を設定している場合があります。

さらに、3年間の成績によって進学学部が決まる場合もあります。行きたい学部の競争率が高い場合、1年生のうちから定期テストなどでよい成績を取っておく必要があります。

同じ大学の付属校でも、それぞれ個性が異なる!

例えば、明治大学付属明治高校、系属校の明治大学付属中野高校、明治大学付属中野八王子高校は、併設大学は同じ明治大学ですが、3校の内部合格率や内部進学の条件は異なります。同じ大学の付属校であってもそれぞれ特徴が異なるので、その高校の校風がお子さまに合っているか、お子さまが充実した高校生活を送れそうかなどを、しっかりと見極めることが大切です。

高校の現状をしっかり把握しておく!

最近は、中央大学附属横浜高校のように、既存の高校を付属校として組み入れたり、青山学院大学と浦和ルーテル学院高校のように、新たに系属校として一定の進学枠を設けたりする場合もあります。

また、保護者の方の時代には、ほとんどが併設大学に進学する付属校だったのに、近年は難関大学への進学を積極的にサポートする高校になっている場合もあります。

「内部合格率」とともに、「高校別大学合格実績」も参考にして、気になっている付属校が、近年はどのような進学指導をしているのかを調べておきましょう。

私立大学付属校は、時代に合わせて変化し続けています。受験をお考えの場合は、常に最新の情報を確認することが大切です。

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