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【東京都】高校入試における内申点の重要性とは?

都立高校の一般選抜では、原則として学力検査:内申点の比率が7:3となっています。こう聞くと、「結局大切なのは、内申点よりも入試当日の学力検査ってことでしょう?」と思われる方もいらっしゃいますが、侮ると痛い目に合うのが、内申点です。内申点がどのように重要かについて見ていきましょう。

同じような成績の人が集中する都立高校入試では、1点の差が合否を分けることも!

都立高校は一般選抜で例年1万人以上が不合格となる大変厳しい入試です。また、同じくらいの成績層の生徒との勝負になるので、大げさではなく本当に1点の差が合否を分けることもあります。当日の学力検査で高得点を目指すのはもちろんですが、内申点も1点でも多く獲得しておくことが合格のためには重要です。

推薦選抜では、多くの高校で内申点が総合成績の半分を占める!

都立高校の推薦選抜では、総合成績のうち、内申点の比重が50%までと決められていますが、多くの高校で上限の50%と設定しています。推薦選抜では、面接(個人面接・集団討論)と、小論文・作文、実技検査など高校が指定した検査が実施され、これらの成績ももちろん大切ですが、半分を占める内申点で差がついてしまうと、挽回が難しくなってしまいます。

内申点が重要なのは都立高校入試だけじゃない! 私立高校入試こそ内申点が大切!

都立高校が第一志望の場合、多くの人が私立高校を併願優遇で受験しています。この併願優遇には内申点などの出願基準が設けられていることがあります。都立高校で挑戦校に挑戦したい場合、通ってもいいと思える納得できる私立併願校に合格できていないと、安心して挑戦できません。

私立高校の出願基準について、詳しくは以下のページからご確認ください。

東京都では中3の成績が内申点となりますが、中3で急に成績を上げようと思っても、なかなか難しいものです。中1・2の頃からしっかりと成績を積み上げていくことが大切です。

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