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【東京都】都立高校入試 自己PRカードの書き方のポイントは?
都立高校入試では、推薦選抜を受ける場合、また一般選抜で面接を実施する高校・学科を受ける場合に、自己PRカードを提出する必要があります。自己PRカードは、点数化はされませんが、面接の資料や、合否判定の際の参考資料などになります。
競争の厳しい都立高校入試では、面接も合否を分けるポイントになってきます。面接で自分を十分にアピールできるように、自己PRカードの書き方のポイントを見ていきましょう。
自己PRカードは志望校が発表している「本校の期待する生徒の姿」を踏まえて書く
自己PRカードには面接官にアピールするつもりで、各高校が発表している「本校の期待する生徒の姿」を踏まえ、できるだけ具体的なエピソードを交えて記入しましょう。「本校の期待する生徒の姿」は各高校のWebサイトなどで発表されています。また、記入した自己PRカードは、内容を忘れないようにコピーを取っておきましょう。そこからどのような質問がされるか想定して、答えを準備しておくことが大切です。
①志望理由について
各高校が発表している「本校の期待する生徒の姿」を踏まえて、高校見学や高校のWebサイトやパンフレットでわかったことなども参考に、他の学校ではなく、なぜこの学校がよいのか、自分の長所が志望校の特色とどのように合っているのかということを具体的に書きましょう。
②中学校生活の中で得たことについて
学級活動、生徒会活動、部活動、ボランティア活動、資格や検定の取得体験など、中学校3年間の体験からとくに伝えたいと思うものを選び、そこから得られたこと、成長したことなどを具体的なエピソードを交えて書きましょう。
③高等学校卒業後の進路について
将来の夢や目標、将来なりたい職業など、高校卒業後の進路について自分が考えていることやそのために努力していること、始めようとしていることなどを具体的に書きましょう。
各高校の「面接の評価の観点」は必ず事前に確認を!
自己PRカードを記入する際にも、そして当日の面接の際にも、事前に確認しておきたいのが、各高校の「面接の評価の観点」です。面接では、この観点に沿って評価をされます。
例えば、2024年度入試の立川高校普通科の推薦選抜では「個人面接の評価の観点」として以下の5点が挙げられています。
- コミュニケーション能力・協調性
- 説得力・調整力・リーダーシップ
- 思考力・判断力・表現力
- 出願動機・進路意欲
- 本校における適性
面接は時間が限られていますので、当日はゆっくり答えを考える時間は取れません。質問されそうな事柄については、ある程度答えを用意しておくと安心です。
過去の面接の様子は<高校入試情報サイト>「先輩体験談」でチェックできます!
「面接はどんな雰囲気で行われるのだろう」
「先輩たちは、どんなふうに面接で答えたのだろう」
入試直前になると多くの方から不安の声が寄せられます。
そこでオススメなのが<高校入試情報サイト>の「先輩体験談」。合格した先輩たちが、入試当日の様子を高校別にレポートしてくれています。
先輩体験談の一例を紹介します。
あなたが本校を志望した理由はなんですか? 将来の夢や進路は何ですか?について聞かれました。自分の体験談を交えて答えることが大切。面接官に「しっかり考えているんだな」と思ってもらえます。緊張すると噛んでしまうかもしれないけど、面接は自分の考えを伝えることが大切なので、噛んでしまっても落ち着いてもう一度言い直して大丈夫です。
(町田高校 ジョン・スミス先輩)
面接で聞かれたことは、中学校生活と将来についての主に2点。生活に関することは、聞かれませんでした。中学校生活は、一番頑張ったこととそれに合わせた質問が3問ほどされ、生徒会について答えました。将来については、その夢に向けてこれからしていきたいこと等を聞かれました。どちらの内容も、どこまで深く掘られてもいいように、学校や塾の先生、友達などいろいろな人に面接の練習をしてもらい、さまざまな切り口の問題に対応できるようにしました。
(日比谷高校 スマイル先輩)
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<先輩体験談を見る > 入試本番~試験編~面接
入試まであと少し! 体調に気をつけて、万全の状態で本番に臨めるよう、頑張っていきましょう!