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【千葉県】速報:2021年度入試からの千葉県入試制度について

千葉県では2021年度(平成33年度)入試から、公立高校の入試制度が変更される予定です。現在までに検討されている方針について、千葉県教育委員会より発表されましたので、くわしくご紹介します。
※すべて2018年12月時点の情報です。

現行の2回型の入試から1回型の入試へ!

現在、千葉県では前期選抜と後期選抜の2回の選抜が行われていますが、それが「本検査」と呼ばれる1回の選抜になります。

さらに、インフルエンザ罹患などの理由で本検査を受検できなかった場合は、「追検査」を受検することができるようになります。おもな変更点を下の表にまとめました。

内申点の算出方法が変わります!

現行の選抜の資料として使われる、いわゆる「内申点」は、下記の「算式1」と呼ばれる計算式で補正されていましたが、新制度ではこの補正は実施されません。

算式1 : X+α-m

X…志願者の調査書中の評定の全学年合計値(135点満点)

α…県が定める評定合計の標準値(95)

m…中学校評定合計平均値

選抜方法は現行の前期選抜の考え方をほぼ踏襲!

現行の前期選抜は、2日目の検査の内容や各選抜資料の満点を各高校で定め、それぞれの得点を合計した「総得点」に基づいて選抜することが”原則”とされていますが、実際は「総得点」で選抜する以外に「2段階選抜」を行う高校も多くあり、選抜方法は各高校の「期待する生徒像」に基づき、各高校の裁量で決められていました。現在、検討されている新制度は、「学力検査、調査書の内容及び各学校の特色に応じて、生徒の多様な能力・適性・努力の成果等の優れた面を多元的に評価できる選抜」という考え方を継承しつつ、シンプルでわかりやすい選抜方法となっています。新しい選抜方法のイメージは下記の通りです。

なお、新制度の方針については、2018年度内に決定・公表される予定です。「進研ゼミ」でも随時、最新情報を配信いたします。

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