岡山県の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

岡山県 入試データ

岡山県 公立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

特別入学者選抜

出願受付日 2025年1月21日(火)〜1月23日(木)
検査日 2025年2月5日(水)・2月6日(木)
※面接・選択実施する検査:2/5、2/6両日のうち、いずれか1日で実施する場合がある
内定通知日 2025年2月14日(金)
合格発表日 2025年3月19日(水)

一般入学者選抜

出願受付日 2025年2月25日(火)〜2月27日(木)
検査日 2025年3月11日(火)・3月12日(水)
※3/11は学力検査、3/12は面接・実技を実施
追検査日 2025年3月19日(水)
合格発表日 2025年3月19日(水)

岡山県 公立高校 調査書(内申書) (2025年度/令和7年度)

調査書(内申書)には、中一から中三の成績が9教科の5段階評価で記入されます。
一般入学者選抜の調査書(内申書)の評定の換算点(内申点)は、中一・中二(各45点満点)と中三(110点満点)の合計200点満点です。特別入学者選抜においても、中学3年間の評定が合否判定の資料として活用されます。

岡山県 調査書(内申書)の評定の換算点(内申点)
中一の成績中二の成績中三の成績
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定×2倍

実技4教科×5段階評定
=110点満点

岡山県 公立高校入試 特別入学者選抜 (2025年度/令和7年度)

特別入学者選抜は、専門学科、総合学科、一部の普通科で実施します。募集定員に対する募集人員は、専門学科、総合学科が50~80%の間、普通科のコースが50%以内(※一部例外あり)、一部の普通科(コース等を除く)が30%以内です。全員に3教科(国・数・英)の学力検査および面接と、口頭試問・小論文・作文・実技のうち1つ以上を各高校が選び実施します。調査書(内申書)とこれらの検査結果を選考資料とし、目的意識や適性などを重視して総合的に合否を判定します。特別入学者選抜に合格内定した場合、必ず入学することが条件です。合格内定とならなかった場合は改めて一般入学者選抜に出願できます。

※倉敷天城高校理数科、津山高校理数科、玉野光南高校体育科、井原高校地域生活科は、特別入学者選抜で募集定員の100%を募集します。
※募集人員の一部について、学力検査の結果が一定以上の受験生に対して、「重視する実績を示した選抜」を行う高校もあります。

岡山県 公立高校入試 一般入学者選抜 (2025年度/令和7年度)

一般入学者選抜はほとんどの高校・学科・コースで実施します。選考は、5教科の学力検査と調査書(内申書)、面接、実技の結果などを総合的に判断して行います。その際、調査書(内申書)の「学習の記録」に記載された評定から求めた換算点(内申点)と学力検査の合計得点を、それぞれ10段階または5段階に評価したもので相関表を作成し判定の資料とします。また、募集定員の一部について学力検査の結果が一定以上の場合、調査書(内申書)・面接などを重視して選抜する高校・学科・コースもあります。2025年度(令和7年度)は、岡山朝日高校が国語・数学・英語(聞き取り検査含む)を自校作成問題で実施します。

※倉敷天城高校理数科、津山高校理数科、玉野光南高校体育科、井原高校地域生活科は、特別入学者選抜で欠員があった場合に、一般入学者選抜を実施します。

岡山県 公立高校入試 学区 (2025年度/令和7年度)

普通科の学区は、岡山、倉敷、美作、西備、備北、東備の6つがあり、学区によって出願できる高校が決められています。ただし、岡山城東高校、倉敷中央高校、倉敷鷲羽高校、津山東高校、玉野光南高校、総社南高校、高梁高校、新見高校、邑久高校、勝山高校(蒜山校地)、林野高校、和気閑谷高校、矢掛高校の普通科は学区がなく県内全域から出願可能です。普通科以外の学科は県内全域が学区となります。

岡山県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が大問5問中3問も出る!
対策
問題が多く、長さも約510語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。岡山県の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
7語以上で書く英作文が出る!
対策
岡山県では2024年度は「対話が成り立つように書く英作文」が出題されました。習った文法・表現を使って書けるようにしておくことが大事です。
数学
傾向1
記述式の 「図形の証明問題」 が出る!
対策
例年出ている重要問題です。記述式ですから、しっかりと書く練習をしましょう。わからなかったら一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
傾向2
大問1は解きやすい小問集合として出るから落とせない!
対策
「小問集合」では、数と式を中心に複数の分野の基本的な問題が出題されています。得点源ですから、各分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
国語
傾向1
約2200字の小説が出る!
対策
10分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
発言の効果・意図などが問われる「会話・発表の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「会話・発表の問題」対策でしっかりとコツをおさえて解けるようになりましょう。
理科
傾向1
「電池とイオン・中和」が出やすい!
対策
特に、「電解質の水溶液に金属板を入れ電流をとり出す実験」や「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和」の問題が出やすいです。電池になる条件としくみ、中和のしくみを覚えましょう。
傾向2
「前線と天気の変化」 が出やすい!
対策
特に、「前線が通過した時刻」を求める問題や「天気図の基礎」に関する問題が出やすいです。寒冷前線と温暖前線のつくりや、高気圧と低気圧、天気図記号を合わせておさえましょう。
社会
傾向1
差がつきやすい、資料を読みとり文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
対策
一つひとつのできごとを、ただ暗記するだけでは並べ替え問題を解くことはできません。なぜそのできごとがおこったのか、理由とあわせて暗記を進めることが重要です。

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