福岡県の高校入試情報
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福岡県 入試データ

福岡県 公立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

推薦入学者選抜・特色化選抜

出願受付日 2025年1月22日(水)〜1月28日(火)
検査日 2025年1月30日(木)・1月31日(金)
内定通知日 2025年2月5日(水)
合格発表日 2025年3月17日(月)

一般入学者選抜

出願受付日 2025年2月7日(金)〜2月17日(月)
志願変更日 2025年2月18日(火)〜2月21日(金)
検査日 2025年3月5日(水)・3月6日(木)
※個性重視の特別試験は3/5または3/6に実施
合格発表日 2025年3月17日(月)

福岡県 公立高校 調査書(内申書) (2025年度/令和7年度)

一般入学者選抜では、調査書の「各教科の学習の記録」の評定(内申点)の対象となるのは中三の成績のみ(9教科の5段階評定で45点満点)ですが、中一・中二の評定や観点別学習状況なども調査書(内申書)に記入され、合否判定の際、重要な資料となります。中三の特定教科の評定を1.5倍(加重評価)する高校・学科などもあります。

福岡県 調査書(内申書)の評定合計値
(一般入学者選抜)
中一中二中三
9教科×5段階評定
=45点満点

福岡県 公立高校入試 特色化選抜 (2025年度/令和7年度)

特色化選抜は、募集人員については設定せず、各高校が内定者上限人数(目安)を定めます。出願は1校のみで、推薦入学や連携型中高一貫教育を実施する大川樟風高校の普通科総合コース、普通科文理コースおよび住環境システム科で行われる連携型選抜と併願することはできません。特色化選抜は多様な個性を積極的に評価する選抜で、中学校長の推薦は不要、学力検査も行いません。選考は、調査書(内申書)、面接(全員)などと、必要に応じて作文や実技試験などを実施し、合否を判定します。特色化選抜で合格とならなかった場合は、再度、一般入学者選抜に出願できます。

福岡県 公立高校入試 推薦入学者選抜 (2025年度/令和7年度)

推薦入学者選抜は、多くの高校・学科・コース・系で実施し、募集人員は高校ごとに異なります。出願は1校のみで、特色化選抜や連携型選抜と併願することはできません。中学校長の推薦が必要です。学力検査は行わず、全員に面接を実施します。その他、多くの学科・コースでは作文を実施し、実技試験を実施する学科・コースもあります。選考は、推薦書、志願理由書、調査書(内申書)、面接(全員)などの結果を総合して行います。推薦入学者選抜で合格とならなかった場合は、再度、一般入学者選抜に出願できます。

福岡県 公立高校入試 一般入学者選抜 (2025年度/令和7年度)

一般入学者選抜は、全員に5教科の学力検査を行い、学力検査点(5教科300点満点)と調査書の「各教科の学習の記録」の第3学年の評定(内申点)の両方が高い人から合格が決まります。調査書の「各教科の学習の記録」の第3学年の評定(内申点)と学力検査点両方の上位者から入学定員以内にある人(A群)は、調査書(内申書)などの内容にとくに支障がなければ合格内定となります。それ以外の人(B群)は、調査書(内申書)の内容を重視して総合的に合否を判定します。高校・学科・コース・系によっては、「個性重視の特別試験」として面接・作文などを、体育系・芸術系の学科などでは実技試験を行います。また、学力検査の特定教科の配点を1.5倍する加重配点や、調査書(内申書)の中三の特定教科の評定を1.5倍する加重評価を行う高校・学科・コースもあります。

福岡県 学力検査における加重配点実施校
(2025年度/令和7年度)
加重配点内容実施高校(学科・コース)
英語の得点を1.5倍玄界(普通科・国際文化コース)、香住丘(英語科)、北筑(英語科)、久留米(英語科)、嘉穂東(英語科)
数学および理科の得点を1.5倍城南(普通科・理数コース)、香住丘(普通科・数理コミュニケーションコース)、八幡(理数科)、新宮(理数科)、鞍手(理数科)、筑紫丘(理数科)、明善(理数科)、嘉穂(理数科)

福岡県 公立高校入試 学区 (2025年度/令和7年度)

普通科(普通科のコースと単位制を除く)および理数科・英語科・文理共創科は学区があり、住んでいる場所によって受検できる高校が限られています。
一方、普通科のコースと単位制、理数科・英語科・文理共創科を除く専門学科(職業系など)、総合学科は、学区・地区の制限がなく、県内全域から受検することができます。

福岡県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が全体の約3割※出る!
対策
問題が多く、長さも約400語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。福岡県の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
与えられたテーマについて30語以上で書く英作文が出る!
対策
福岡県では「与えられたテーマについて書く問題」が例年出ています。長い英文を書くコツは、自分の知っている表現で答えることです。

※全体の約3割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
大問1で、基本的な内容を問う問題が全体の3割※出る!
対策
ここでとりこぼさず得点できれば、平均点にぐっと近づける配点構成になっています。問題演習を通して、教科書レベルの問題は確実に得点できるよう、繰り返し練習していきましょう。
傾向2
「図形の証明問題」などの記述式の問題が出る!
対策
福岡県は記述式の出題が比較的多く、2024年度は3問出ています。解答の書き方にはコツがありますから、対策が必要です。途中式や説明を書く練習、証明問題を解く練習をしっかりしておきましょう。

※3割とは、配点に占める割合です。

国語
傾向1
とにかくたくさんの国語知識・文法が出る!
対策
基本問題で点を取りこぼさないことが大切です。国語知識・文法でよく出る問題にしっかり取り組みましょう。
傾向2
240字程度の作文が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
正答率が30%を下回る難問は少ない!
苦手な分野を残さない対策が必要!
対策
正答率が30%を下回る難問は少ないです。まずは難問以外の問題でしっかり得点できるようにしましょう。基礎をおさえながら過去問演習で入試の形式に慣れましょう。
傾向2
「電池とイオン・中和」が出やすい!
対策
特に、「電解質の水溶液に金属板を入れ電流をとり出す実験」や「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和」の問題が出やすいです。電池になる条件としくみ、中和のしくみを覚えましょう。
社会
傾向1
地理・歴史・公民で資料を読みとり、文章で記述する問題が出る!
対策
全分野で文章記述が出ます。しかも、複数の資料から読みとれることを関連づけて記述する問題もあります。資料の読みとりも、文章で記述することも、とにかく多くの入試レベルの問題を解いて慣れることが重要です。
傾向2
複雑な近・現代の歴史を問う問題が多く出る!
対策
近代・現代は覚えることが多いので、時代の流れを整理しながら暗記を進めることが重要です。大きくみるとどのような変化があったのかを気にしながら学習を進めましょう。

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