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【鳥取県】公立高校入試で高得点をねらうための学習のポイント

2024年度(令和6年度)鳥取公立高校入試の出題傾向を分析! 合格をつかむために今からできる学習のポイントを解説します。
※ここでは鳥取県公立高校一般入学者選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
※合格者平均点、正答率はすべて鳥取県教育委員会「令和6年度鳥取県立高等学校入学者選抜 学力検査結果(得点状況等)」について」より。

5教科の平均点は131.5点。最近3年間で最低に

鳥取県一般入学者選抜の学力検査は各教科50点満点、合計250点は満点で実施されます。
2024年度の総得点の平均点は131.5点で、過去3年間で最低点。社会、数学、英語は過去3年で最も低い結果となりました。一般的に入試問題の中で英語の得点状況は、ほかの教科に比べ得点の取得者に偏りがみられ、対策に差が出たと言えそうです。

鳥取県の英語は「長文」問題が50点満点中22点を占める

大問構成を確認してみましょう。
大問1…リスニングテストが行われます。時間はだいたい10分程度。配点は13点。
大問2…「語い・文法」を問う選択式の問題が続きます。
大問3…「英作文」20語程度で書く問題です。
大問4大問5…長文読解でした。
注目したいのは配点です。大問4から5で22点を占めます。50点満点のうち、約1/2が長文の問題ということです。

点差が出たのは「長文の内容把握」! 攻略のポイントは?

平均点が低かった英語の中でも、正答率が低かった問題はどんな問題なのか? 英作文と予想された方が多いかもしれませんが、部分点を含めると48%が点につなげることができています。鳥取県の問題で点差が出ているのは問題4 問題5の長文読解の内容把握を問われる最終問題です。問題4では記号選択にも関わらず25%と点差が出たことが予測されます。

このように鳥取県の英語攻略のポイントは「長文読解」。具体的な対策は以下の2点です。
(1)長文になれること
中3になってからは、各教科の復習や演習など、やることが多いため、英単語の暗記に時間をたくさんかけるのは難しいもの。だからこそ中1など早くから少しずつ対策しておくことが大切です。長文読解ではさまざまなテーマ、タイプの長文をたくさん読み受験の際にも対応できる読解力を身につけるようにしましょう。
(2)スピードアップを意識した読解練習を行うこと
時間を計りながら読み、読解力と速読力を身につけることも大切です。まずは、ふだんから音読を積極的に行うこともお勧めします。

【英語以外も無料公開中!】動画で鳥取県の問題の特徴と学習のポイントをチェック!

2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、鳥取県の5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。受験が近い中3の方に役立つ具体的な受験対策はもちろん、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツなどもご紹介しています。またセミナー動画の中では、鳥取県の最新入試制度についても解説していますので、制度理解にもお役立てください。動画は無料で何度でも視聴OK! 倍速再生も可能ですので、ぜひ今すぐご覧ください。

この記事を書いた人

鳥取県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

鳥取県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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