岩手県の高校入試情報
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岩手県 入試データ

岩手県 公立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

一次募集(一般入学者選抜・特色入学者選抜)

検査日 2025年3月5日(水)・3月6日(木)
追検査日 2025年3月11日(火)・3月12日(水)
合格発表日 2025年3月14日(金)

岩手県 公立高校 調査書(内申書) (2024年度/令和6年度)

一般入学者選抜の調査書の学習の記録(内申点)は、中一から中三までの9教科を5段階評定したものが対象です。
5教科の5段階評定を、中一は2倍、中二は4倍、中三は6倍に、実技4教科の5段階評定は、中一は3倍、中二は6倍、中三は9倍にそれぞれ換算し、中一:中ニ:中三の比率は1:2:3です。これらの合計660点に2/3をかけた440点が調査書の学習の記録(内申点)の満点となります。
推薦入学者選抜での換算方法は高校・学科(学系・コース)によって異なります。

岩手県 一般入学者選抜 調査書の学習の記録(内申点)の内訳
中一中二中三
5教科×5段階評定×2
+
実技4教科×5段階評定
×3
=110点満点
5教科×5段階評定×4
+
実技4教科×5段階評定
×6
=220点満点
5教科×5段階評定×6
+
実技4教科×5段階評定
×9
=330点満点

※中三の評定は12月31日現在で記入されます。

岩手県 公立高校入試 推薦入学者選抜 (2024年度/令和6年度)

推薦入学者選抜は、すべての高校・学科(学系・コース)で実施し、通学区の制限がないので県内のどの高校にも出願できます。募集枠は原則として、募集定員の10%以内ですが、一部の学科(学系・コース)では、15%以内、20%以内、50%以内となっています(※)。応募は、事前に発表される各高校・学科(学系・コース)の示す推薦基準を満たしていることが条件となります。志望校に二つ以上の学科(学系・コース)がある場合は第3志望まで出願が可能です。
選考は、調査書(内申書)、志願理由書、面接のほか、高校・学科(学系・コース)によっては小論文または作文、適性検査などの結果をもとに判定します。
推薦入学者選抜の合格者に対して、一般入学者選抜の学力検査実施日に5教科(国語、数学、社会、英語、理科)の学力調査を実施します。得点が合否に影響することはありませんが、正当な理由なしに学力調査を欠席した場合は、合格を取り消されることがあります。

※盛岡市立高校の推薦入学者選抜は募集枠が異なり、普通科には学区の制約があります。くわしくは高校のWebサイトなどでご確認ください。

岩手県 公立高校入試 一般入学者選抜 (2024年度/令和6年度)

一般入学者選抜は、学力検査(500点満点)と調査書の学習の記録(内申点)(440点満点)、面接、一部の高校・学科(学系・コース)が実施する適性検査(実技など)(60点満点)などの結果をもとに総合的に判定します。その際、「学力検査の成績」:「調査書の学習の記録(内申点)・適性検査等の評価」の比率によりA・B・Cの3つの選考が用いられます。A選考は5:5の均等型、B選考は3:7の調査書の学習の記録(内申点)・適性検査等重視型、C選考は7:3の学力検査重視型です。A選考は最初の選抜で必ず実施しますが、B選考、C選考の実施の有無や順序は各高校が決めます。

※学力検査で傾斜配点を実施する場合は合計点を500点満点に換算します。
※適性検査等を実施しない学科(学系・コース)の配点は0点とします。
※盛岡市立高校については高校のWebサイトなどをご確認ください。

岩手県 公立高校入試 学区 (2024年度/令和6年度)

一般入学者選抜の普通科・地域探究科・理数科には8つの通学区域(学区)があります。学区外からの入学者は定員の10%以内で認められていますが、普通科と理数科のくくり募集の場合は、普通科の定員10%と理数科の定員の合計数の範囲内としています。
推薦入学者選抜と、一般入学者選抜の普通科の一部の専門学系・コース、専門学科、総合学科には学区がなく県内全域の高校に出願できます。

岩手県公立高校 普通科・地域探究科・理数科の学区(一般入学者選抜)
学区名高校名
盛岡学区盛岡第一、盛岡第二、盛岡第三、盛岡第四、盛岡北、盛岡南、不来方、沼宮内、葛巻、平舘、雫石
岩手中部学区花巻北、花巻南、大迫、黒沢尻北、西和賀
胆江学区水沢、前沢、金ケ崎
両磐学区一関第一、花泉、大東、千厩
気仙・釜石学区高田、大船渡、住田、釜石、遠野、大槌
宮古学区山田、宮古、宮古北、岩泉
久慈学区久慈、種市、大野
二戸学区軽米、伊保内、福岡

※盛岡市立高校については高校のWebサイトなどでご確認ください。

岩手県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が全体の約3割※出る!
対策
問題が多く、長さも約520語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。岩手県の長文読解は、出る形式が毎年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
与えられたテーマについて20語以上で書く英作文が出る!
対策
岩手県では「与えられたテーマについて書く問題」が例年出ています。長い英文を書くコツは、自分の知っている表現で答えることです。

※全体の約3割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
記述式の 「図形の証明問題」 が出る!
対策
例年出ている重要問題です。記述式ですから、しっかりと書く練習をしましょう。わからなかったら一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
傾向2
配点の2割が小問集合として出るから落とせない!
対策
「小問集合」では、計算問題が出題されています。得点源ですから、計算ミスをしないよう、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
国語
傾向1
読解,国語知識など,幅広く出る!
対策
基本的な読解力や知識が求められていますから、様々な問題に取り組んで点を取れるようになりましょう。
傾向2
150字程度の作文が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「中和とイオン・電池」 が出やすい!
対策
特に、「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の実験」や「電池とイオン」の問題が出やすいです。 中和のしくみと反応後にできるもの、電池になる条件とそのしくみをおさえましょう。
傾向2
「地層・岩石」 が出やすい!
対策
特に、「柱状図から地層の広がりを考える」問題や「示相化石と示準化石」の問題が出やすいです。 かぎ層を手がかりとした地層の比較、代表的な示相化石と示準化石をおさえましょう。
社会
傾向1
差がつきやすい、資料を読みとり文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
対策
一つひとつのできごとを、ただ暗記するだけでは並べ替え問題を解くことはできません。なぜそのできごとがおこったのか、理由とあわせて暗記を進めることが重要です。

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