最新入試情報
【熊本県】秋からの2025年度公立高校入試対策
オンラインで開催し、ご好評をいただいた2024年度(令和6年度)熊本県公立高校入試セミナーのアーカイブ配信が公開されました。入試のしくみから入試問題分析、各教科の対策と『進研ゼミ』教材の活用まで、熊本県の高校入試対策を詳しく知りたい方は必見です。この記事では、内容の一部をご紹介いたします。ぜひ、アーカイブで全体をご確認ください!
※ここでは熊本県公立高校後期(一般)選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
熊本県の入試制度は?
熊本県の公立高校入試で、一部の高校・学科で実施される前期(特色)選抜は例年2月上旬、すべての高校・学科で実施される後期(一般)選抜は例年3月上旬に行われます。
【前期(特色)選抜】
•調査書(中1から中3の成績)が大切
•志望校の配点や学校独自検査の内容は、早めに確認しましょう
【後期(一般)選抜】
•おもに学力検査の得点と調査書の評定(内申点)で合格者が決まります
•学力検査点は、5教科250点満点。調査書の評定(内申点)は、中学3年間の9教科の成績が対象です
どちらの選抜方式でも、中1から中3までの成績が内申点に含まれるため、早い段階からの対策が必要です。中3の成績は12月31日までの評定が対象のため、「学力検査」の点数アップ対策とあわせて、2学期の定期テスト対策も行いましょう。
熊本県の入試問題では、どのような問題が出題されているのか?
熊本の入試は、1教科50分、各50点満点です。英語と数学はA問題とB問題の2つの問題があり、受験する高校からどちらを解くかを指定されます。英語の場合は、大問2・3は共通で、大問1の一部問題と、大問4・5がA問題とB問題で異なります。
英語の入試問題の出題の特色としては、以下の3点です。
- リスニングを含めて5大問を50分で解くので、スピードがとても大事です。
- 長文読解が大問5問中3問も出るので、まとまった英語の文章を読み、その内容をつかむ訓練が欠かせません。
- 与えられたテーマについて書く英作文についての対策が必要です。
英語の攻略のポイントは?
単語や熟語を確実に覚える
長文読解も、英作文も、単語や熟語を知っておく必要があります。例文ごとまとめて、入試問題を解くときに使うことを意識して、日々の学習で少しずつ覚えていきましょう。
文法は、例文とセットで覚える
文法は「例文を書いて、それを覚えていく」がおすすめです。<入試によく出る基礎>を活用して、文法と例文をセットで覚えていきましょう。
長文に慣れ、時間を計って入試本番に向けて速読できる力を身につける
長文読解問題が複数の大問で出題されるとお伝えしました。そのため、いろいろなテーマ・タイプの長文をたくさん読んで、長文になれるのが大切です。また、入試本番では解くスピードも大切です。今のうちから、時間を計りながら読む習慣をつけて、スピードアップしていけるといいですね。
【英語以外も公開中!】動画で熊本県の入試問題の特徴と学習のポイントをチェック!
2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、熊本県の入試制度と5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。「過去問はいつから取り組めばいいですか?」というような、「高校受験Q&A」のコーナーもあります。動画は何度でも視聴OK! 倍速再生も可能ですので、「全体を知って計画を立てたい」や「まずは何からやろうかな……?」という場合は、ぜひ今すぐご覧ください。