最新入試情報
【山口県】英語の最新入試情報と学習ポイントを徹底解説!
2024年度(令和6年度)山口県公立高校入試の出題傾向を、英語に絞って徹底解説!
①大問構成と入試問題の出題の特色
②学習ポイント
の2点を理解することを通して、合格に向けて1歩前進しましょう!
※ここでは山口県第一次募集学力検査の出題傾向、各教科の対策方法について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
2024年度 英語の大問構成からわかる3つの特色
表は、2024年度の山口県公立高校入試(英語)の大問構成を表しています。ここからわかる入試問題の出題の特色は3つです。
出題の特色1「スピードが大事であること」
山口県の英語では、リスニングを含めた大問が6つ出題され、そのうち4つが長文読解の問題です。50分ですべての問題に解答するには、解答のスピードが重要となります。具体的には、1分間に100語のペースで英文を読めるよう日頃から意識して勉強するとよいでしょう。
出題の特色2「長文問題が大問6問中4問でること」
語数を見ると、大問2が約100語、大問3が約230語、大問4が約170語、大問5が約350語、配点を見ても50点満点中29点と、長文読解が多くを占めています。日頃から内容を正確に素早く読み取る訓練が必要ですし、文章だけではなくグラフから読み取る問題も出題されるので、似た傾向の問題に慣れておく必要があります。
出題の特色3「メールなどの返事を20語〜30語で書く英作文が出ること」
大問6では英作文が出題されており、一問で8点と配点も大きいです。途中まで書いてあれば部分点をもらえる可能性が高いので、諦めずにとりあえず書くことを意識することが大切です。また、難しい文法や単語を使用するのではなく、簡単な文法と簡単な単語で文章を書いていく練習を、意識してこなす必要があります。理由は、英作文は間違っていれば減点されてしまう一方で、難しい文法や単語を使用しても加点されるわけではないからです。自分がしっかりと理解している単語や文法で、確実に間違いのない作文を書くことが大切です。
山口県公立高校入試(英語)の学習のポイント
学習のポイント1「語い・文法を確実に固めること」
語いや文法の知識がしっかり身についていないことは、英文を読むスピードが遅くなったり、リスニングが聞き取れなかったり、英作文でのミスを引き起こしたりする原因となり、結果として失点に繋がります。学校で新しい単語が出たらその都度覚える、こまめに復習を繰り返すなど、毎日の学習の中で少しずつ取り組むことが大切です。また、その単語や文法をひとつずつではなく例文と合わせて覚え、使い方もマスターすることで、より自分のものとなります。
学習のポイント2「長文読解に積極的に取り組むこと」
先ほど解説した通り、山口県の英語は長文読解の配点がとても大きいです。2024年度の入試では「日光を遮る植物のカーテン」「ランドセルを購入する際の30年前に好まれた色と2023年に好まれる色の違い」というテーマで長文が出題されたことからわかるように、さまざまなテーマを用いた問題が出題されます。そのため、多くの長文問題に取り組み慣れることが大切です。また、日頃から時間を測りながら長文を読むことを通して、読解力と速読力を身につけることが大切です。目安としては、先ほど解説したように1分間に100語を読めるペースを意識するとよいでしょう。そして、普段から音読を積極的に取り入れることが大切です。非常に効果的な学習法であり、リスニングにも生きてくるでしょう。
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